丸尾十七夜管弦祭

種別

市指定無形民俗文化財

指定年月日

2006年（平成18年）8月17日

所有者・管理者

丸尾十七夜管弦祭保存会

名称　カナ

マルオジュウシチヤカンゲンサイ

所在地

宇部市大字東岐波丸尾

説明

丸尾十七夜管弦祭は、旧暦6月17日に行われてきた祭りで、日没前に恵比須社の前で自治会や漁協役員が神事を行い、満潮に近い頃に合わせて管弦船で丸尾港内を巡航するものです。
管弦船は、全長約14メートルの「おかげん船（ぶね）」と呼ばれる漁船（「大漕ぎ」ともいう。）で、約250の提灯を取り付けています。船首、船尾からは6～7メートルの棒を差し出し赤と青を交互に、左舷には赤、右舷には青の提灯を取り付けます。この提灯は「朝顔」と呼ばれています。また、高さ7～8メートルの帆柱を立てて、それに交差して大提灯をとりつけた竹竿を4～5段ほど組み上げます。そして、管弦船に横笛や太鼓を演奏する者が乗り、「しゃぎり」と呼ばれる管弦楽を演奏します。
現在では、旧暦6月17日に近い土曜日に開催しています。