紙本着色琴崎八幡宮縁起絵巻
- 種別
- 市指定有形文化財(絵画)
- 指定年月日
- 1979年(昭和54年)4月4日
- 所有者・管理者
- 琴崎八幡宮
- 制作年代
- 室町時代
- 名称 カナ
- シホンチャクショクコトザキハチマングウエンギエマキ
- 所在地
- 宇部市上宇部大小路
- 説明
- 上巻(縦32.9センチメートル、全長18.22メートル)、下巻(幅32.6センチメートル、全長16.4メートル)です。奥書から、恒石八幡宮絵巻を手本として製作されたことが分かりますが、残念ながら作者や製作年代を記した部分が欠けています。江戸時代の資料「風土注進案」には、絵巻を納めていた箱に、1491年(延徳3年)宇部村出身の僧融隣によって奉納されたという記述があると書かれています。絵は水墨画調で、雪舟の画風を学んだ熟練した人の作と思われます。
琴崎八幡宮は、平安時代初め宇佐八幡宮の御幣を琴芝に祭ったのが起源で、元暦の頃(1184年頃)厚東武光が西ノ宮に再建して宇部村の鎮守としたといいます。現在地には1379年(永和3年)に遷座しました。
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