持世寺文書

ウェブ番号1004029  更新日 2021年2月26日

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写真:持世寺文書

種別
市指定有形文化財(古文書)
指定年月日
1978年(昭和53年)4月10日
所有者・管理者
宇部市(寄託)
制作年代
南北朝時代ほか
名称 カナ
ジセイジモンジョ
所在地
宇部市学びの森くすのき
説明
第1巻は南北朝時代の厚東武実の寺領寄進に関するもので、当時の宇部地方の開発状況がわかる貴重な資料です。1335年(建武2年)の「厚東武実寄進状案」は『宇部』の地名が見える最も早い文書例として注目されます。(写真右から3行目)
第2巻は大内政弘、義興の寺領、住持職に関する安堵状、また第3巻は、寺の由緒書が中心で、1486年(文明18年)の「書出案」は寺の由緒を伝える最古の記録として重要です。
持世寺は999年(長保元年)、厚東氏が吉見村に創建した厚東郡最初の寺院と伝えられ、その後衰退しましたが、1335年(建武2年)、厚東武実が再興しました。

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