木造聖観世音菩薩坐像
- 種別
- 市指定有形文化財(彫刻)
- 指定年月日
- 1995年(平成7年)3月28日
- 所有者・管理者
- 東隆寺
- 制作年代
- 平安時代
- 名称 カナ
- モクゾウショウカンゼオンボサツザゾウ
- 所在地
- 宇部市厚東棚井
- 説明
- 像高は92.1センチメートルで、桧材の寄木造りです。丸くふっくらとした顔付きや穏やかな目鼻立ち、天衣(てんね)や裳(も)のやわらかな彫り口などに、平安時代後期の特徴が現れています。中央作らしい作風を見せる優れた作品として注目される資料です。
当初は東隆寺の旧塔頭(たっちゅう)の一つ禅超院の本尊で、伝承によると平景清の信仰が厚く「景清観音」と呼ばれていたといいます。
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