木造地蔵菩薩立像

ウェブ番号1004016  更新日 2021年2月26日

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写真:木造地蔵菩薩立像

種別
市指定有形文化財(彫刻)
指定年月日
1982年(昭和57年)3月31日
所有者・管理者
広福寺
制作年代
鎌倉時代
名称 カナ
モクゾウジゾウボサツリツゾウ
所在地
宇部市藤山中山
説明
像高は131センチメートルで、桧材の寄木造り。はっきりとした目鼻立ちに、下ぶくれで豊満な顔、さらに法衣や袈裟を柔らかい波で表現しています。その彫法は全体的に写実性に富んで、鎌倉時代中期彫刻の特色をよく示している優作です。
後頭部の内側には「長禄二年(1458年)再建之 住持之□」という修理銘が墨書されています。
広福寺は、縁起によれば文武天皇の頃(673~685年)役行者が当地で延命地蔵を造り、庵をたてて安置したのが起源といいます。厚東氏は深い信仰を寄せ、文和年間(1352~1355年)までは厚東氏の守り本尊としていました。

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