336号　市内で警察をかたる不審電話が発生しました！

市内在住の80歳代女性方に不審電話がありました。

11月上旬、渋谷警察署をかたる男から「あなたの名前が詐欺グループの名簿にあった。1億9000万円の詐欺事件に加担している。このままだとあなたを逮捕しないといけない」などと電話がありました。

女性が「詐欺はしていない」と伝えると、男は「あなたの個人情報が流出しているかもしれない。あなたには守秘義務があるので、このことは誰にも話さないで欲しい」などと言われました。その後、男や金融機関をかたる男などからも電話があり、「銀行口座が全て利用停止になる。保有している銀行口座を全て教えて欲しい」などと言われた。女性は保有する口座の情報などを相手に伝えたほか、男からの指示でスマートフォンの購入、ネットバンキング口座の開設や同口座への入金などを行いました。

その後、女性から相談を受けた家族が詐欺を疑い、警察に相談しました。口座に入金したお金は出金されておらず、現時点で被害はありません。

被害防止のポイント

• 留守番電話機能や通話録音装置などを利用し、相手を確かめてから電話に出るようにするなど、すぐには電話に出ないようにしましょう。
• 知らない番号や非通知からの電話には出ないようにしましょう。
• 警察や市役所の職員が、口座の番号や暗証番号を尋ねたり、キャッシュカードを預かることはありませんので、注意しましょう。
• 身に覚えのない電話があった場合は、その場ですぐ判断せず、家族や警察、消費生活センターに相談してください。