322号 市内でうそ電話詐欺による被害が発生しました!

ウェブ番号1019722  更新日 2023年6月23日

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市内在住の70歳代女性がうそ電話詐欺で現金1840万円と電子マネー利用権15万円分をだまし取られました。

5月上旬、市内在住の70代女性方に、ハウスメーカーの社員をかたる男から「介護施設へ入所しないか」と電話があり、女性が断ると「他の人に譲ってくれないか」と言われたため、承諾しました。

すると、それを皮切りに弁護士をかたる男など3人から「名義貸しは犯罪になる。1000万円を埋め合わせする必要がある」「このままではあなたの財産が差し押さえられる。それを防ぐためには現金を弁護士会に預けて」などと言われました。女性は指示されるままにコンビニで電子マネーカードを購入したほか、金融機関で現金1400万円を引き出して東京都内に宅配便で発送するなどし、現金と電子マネー合わせて1855万円分をだまし取られました。

詐欺の電話を受けるおばあさんのイラスト

女性は、犯人から事前に、店員から声をかけられたら適当な内容を言ってごまかしたり、宅配便で現金を送る際には『衣類、本』などと記載したりするよう指示を受けていたといいます。実際に、コンビニエンスストアで電子マネーを購入する際には、店員から声をかけられたものの「孫に頼まれた」などと話して購入しました。また、金融機関で高額なお金を引き出す際には、店員から「詐欺ではないですか?」と声をかけられるも「大丈夫です」と話しお金を引き出していました。

女性はだまされていることに気づいておらず、家を訪ねてきた知人に事情を話したことから、被害が発覚しました。

うそ電話詐欺に関する注意・お願い

山口県内で、1000万円以上の被害が確認されたうそ電話詐欺は、ことしに入って本件で4件目です。

留守番電話機能や通話録音装置などを利用し、相手を確かめてから電話に出るようにするなど、すぐには電話に出ないようにしましょう。

「入居する権利がある」「権利を譲って」「名義貸しは違法」などという電話や、「現金を宅配便で送って」「電子マネーカードを購入して」などと要求する電話は詐欺です。このような電話があった場合は、一人で判断せず、すぐに身近な人に相談するか、警察(110番または宇部警察署0836-22-0110)または消費生活センター(局番なし188もしくは0836-34-8157)へ相談してください。

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