342号　SNSでの「個人間融資」にご注意ください

SNS等を通じたお金の貸し借りによるトラブルが増えています

相談事例

3週間前、SNSで「保証人なしでお金を借りられる」という書き込みを見つけました。生活費が足りなかったので、DM（ダイレクト・メッセージ）で相手とやりとりし、3万円と5万円を借りました。今日までに利息だけでも返済しなくてはならない約束ですが、利息だけで3万円と高額です。お金を工面できないうえ、借入の際に、職場や家族の連絡先を相手に伝えてしまいました。

消費生活センターからのアドバイス

「#お金貸します」や「#個人間融資」というSNSの書き込みは、個人のふりをしたヤミ金の恐れがあり、安易に利用すると、法外な高金利での貸付けやしつこい取り立てなどの被害に遭う危険性があります。また、返済できなかった場合などに、お金を借りる条件として渡した「運転免許証の画像」が、ネットでさらされたり、個人情報が悪用されたりするなど、さらなる犯罪被害やトラブルにあう危険性もあります。

SNSなどを通じた「個人間融資」で、見知らぬ相手から借入をするのはやめましょう。

怪しいところでお金を借りてしまい不安なときは、1人で悩まずに警察や消費生活センターに相談しましょう。多重債務に関してお困りの場合は、無料の法律相談などを利用し、早めに相談してください。

多重債務についての法律相談

宇部市役所の法律相談

• 市民無料法律相談

その他の法律相談（有料のものを含みます）

• 日本司法支援センター（法テラス）（外部リンク）
• 日本弁護士連合会（外部リンク）
• 日本司法書士会連合会（外部リンク）