297号　高齢者施設の入居に関するうそ電話詐欺の被害が発生しました！

8月30日ごろから9月13日ごろまでの間、市内在住の80代女性宅に、ハウスメーカーの社員をかたる男から「老人施設の入居候補の名簿にあなたの名前が載っています。入居する予定がありますか」などと尋ねる電話がありました。

女性は「予定はない」と答えましたが、同じ男から何度も電話があり、男に言われるまま女性は現金400万円を市内のコンビニエンスストアから宅配便で発送し、だまし取られました。

高齢者施設の入居に関するうそ電話詐欺は、近年大きな被害を出しています。

はじめは問題の無さそうな「入居する予定がありますか」という問いかけから、「名義を貸して」「名義貸しは違法だ」「裁判になる」「解決金を支払え」などとエスカレートしていくのがこの手口の特徴です。

留守番電話機能や通話録音装置などを利用し、相手を確かめてから電話に出るようにするなど、すぐには電話に出ないようにしましょう。

「現金を宅配便で送って」は詐欺です。一人で判断せず、すぐに身近な人に相談するか、警察（110番または宇部警察署0836-22-0110）または消費生活センター（局番なし188もしくは0836-34-8157）へ通報（相談）してください。