272号　海外から届く心あたりのない商品にご注意ください！

『国際郵便で荷物が届いた。開封してみると、プラスチック製のおもちゃが入っていたが、自分は注文した覚えがない。納品書や請求書は同封されていないが、後から代金を請求されないか心配。どうしたらいいか』という相談が寄せられています。

海外、特に中国から身に覚えのない商品が送られてきたという相談が増えています。

自分に身に覚えがなくても、まずは、家族が注文した商品ではないか、友人からのプレゼントではないかを確認してください。誰も契約していないのに勝手に商品が送付されてきた場合は、ネガティブ・オプションに該当し、商品を保管する必要なく処分することができます。

商品に納品書や請求書が同封されておらず、代引配達でもないため、どのような目的で商品を送付してきたのかわからない、また、送り主に確認したくても、送り主の連絡先がわからず、連絡を取ることができないというトラブルも報告されています。請求をされていない場合は、ネガティブ・オプションに該当しない可能性があります。事業者から誤配送だとして返還を求められるおそれがありますので、念のため商品は一定期間保管した方が安心です。

不安なときは消費生活センターに相談してください。