295号 市役所職員等をかたり、暗証番号を聞き取る不審電話が発生!
10月7日(金曜日)、市内在住の60代男性方に、市役所の国民健康課職員をかたる男から「還付金請求をされていませんね。請求する書類は送られてないですか」と尋ねる電話がありました。
男性が「はい」と答えると、男は「電話で対応できますが、それで良いですか。還付金を早く渡すにはA金融機関が良いですよ。口座はありますか」と聞いてきたため、男性が承諾すると、男は「A金融機関のコールセンターから電話があるのでお待ちください」と言って電話を切りました。
その後、A金融機関のコールセンター職員をかたる男から「支店名と口座番号、暗証番号を教えてください」と電話があり、男性が支店名などを答えると、男は「1週間後くらいに手続きができます」と言って電話を切りました。
不審に思った男性が市役所に確認したところ、詐欺の可能性を指摘され、警察に相談したことから、被害は発生しませんでした。
県内各地で還付金をめぐる不審電話が多発しており、特徴としては、
- 平日の午後3時以降や土曜日の日中など、金融機関の窓口が閉まっている時間帯が多い
- 犯人からの電話は全て「固定電話」にかかってくる
- 被害者は65歳以上69歳以下が多い(宇部市では特に女性が標的に)
- ATMまで被害者を誘導し、ATMで犯人に電話をさせている
- 期限が迫っていると急がせる
などがあります。
今回の不審電話は、これらの特徴と一部異なり、特定の金融機関の口座番号や暗証番号を聞き取る手口です。
相手に口座番号や暗証番号を伝えると、知らない間にネットバンキングを開設され、預貯金をだまし取られるなどの恐れがあります。
電話で市役所や金融機関が暗証番号を聞き取ることは絶対にありませんので、ご注意ください。
対策としては、留守番電話機能や通話録音装置などを利用し、相手を確かめてから電話に出るようにするなど、すぐには電話に出ないようにしましょう。
また、「還付金(払戻し金)がある」「ATMで還付金が申請できる」などという電話は詐欺を疑い、一人で判断せず、すぐに身近な人に相談するか、警察(110番または宇部警察署0836-22-0110)または消費生活センター(局番なし188もしくは0836-34-8157)へ通報(相談)してください。
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