05-1 中山間地域の振興

ウェブ番号1006997  更新日 2021年2月10日

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基本構想の取組内容

  • 農・林・漁・商・工の連携により新たなブランド化、ビジネス化を進めます。
  • 耕作放棄地の解消を図るとともに、農業の担い手を育成します。

取組の目標

中山間地域の住民が、安心、安全で心豊かに暮らし、「これからも住み続けたい」と実感できるとともに、「行ってみたい、住んでみたい」と思えるような魅力ある中山間地域づくりを進めます。

現状と課題

現状

中山間地域では、人口減少・高齢化の進行により、集落の戸数や地域活動の担い手が減少しており、地域活力の低下が懸念されています。

また、中山間地域の基幹産業である農業においては、農業従事者の減少や高齢化が進んでおり、このまま推移すれば、後継者不足から耕作放棄地が増加する懸念があります。

その一方で、中山間地域においては、山や湖など、豊かな自然環境を始めとするさまざまな魅力ある地域資源が存在しています。

課題

人口減少、高齢化の進行により、地域における相互支援機能の低下が懸念される中、集落機能を維持するための広域的な範囲での組織づくりや、地域や農業を支える新たな担い手の確保・育成を進めていく必要があります。

また、魅力ある地域資源を活用し、他地域と中山間地域の多様な交流を促進することにより、他地域の人々や団体の知恵や力を中山間の地域づくりに生かしていく必要があります。

主要事業

主要事業05-1-1 中山間地域づくり支援事業【新規】

具体的な取組

  • 中山間地域に中山間地域支援員を配置し、集落の維持、活性化に向けた地域住民等の取組を支援します。

主要事業05-1-2 移住・定住促進事業【新規】

具体的な取組

  • 中山間地域への移住・定住を促進するため、住宅の確保に必要な住宅改修を支援します。

主要事業05-1-3 中山間地域起業等支援事業【新規】

具体的な取組

  • 中山間地域において、就労の場の確保を目的とした起業や事業化を進める取組を支援します。

主要事業05-1-4 山や湖など自然環境を生かした地域活性化事業【新規】

具体的な取組

  • 市内にある4つのダム湖(小野湖、未来湖、丸山ダム、今富ダム)と4つの山(霜降山、平原岳、荒滝山、日の山)を市民の憩いの場として、整備します。
  • 周辺の名所などの地域資源を含めて、健康づくり、スポーツ、自然科学など幅広い分野で新しい観光資源として事業化を促進します。

中山間地域の振興に関連するその他の主な取組

  • うべ元気ブランドの育成(地域ブランドの創出)
  • 地産地消外商の推進(地域ブランドの創出)
  • 農林業担い手等育成の推進(農林業・漁業の担い手の確保・育成)
  • 中山間地域等直接支払交付金の交付(農林業・漁業の担い手の確保・育成)
  • 農地・水・環境保全向上対策(農林業・漁業の担い手の確保・育成)
  • 生活交通の活性化・再生(生活交通の活性化・再生)
  • ふるさとツーリズム創出(観光資源・観光ビジネスの創出・活用)
  • 伝統文化の交流(観光資源・観光ビジネスの創出・活用)
  • 母子保健地域活動の推進(安心して子育てできる環境づくり)
  • 地域ケア推進(地域医療福祉連携による安心な地域づくりの推進)

目標指標

成果指標

前期策定時値

現状値

基準年

中期目標値

集落の維持、活性化に向けた地域住民等の取組への支援件数(累計) (新規) 5 平成24年 20
中山間地域への移住・定住件数(累計) (新規) 平成25年 6
中山間地域での起業等件数(累計) (新規) 平成25年 6
ダム湖花回廊・憩いの山づくり構想に基づく事業化等支援件数(累計) (新規) 平成25年 8
今富ダム・丸山ダム・小野湖・未来湖の4ダム湖をつなぐ花回廊としての湖畔の整備件数(累計) (新規) 平成25年 4
霜降山・平原岳・荒滝山・日の山の市民憩いの山としての整備件数(累計) (新規) 平成25年 4

用語「中山間地域」

中山間地域とは、一般的には「平野の周辺部から山間部に至るまとまった平坦な耕地が少ない地域」とされています。

宇部市では船木、吉部、万倉と厚東、二俣瀬、小野地区が中山間地域に当たります。

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〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号

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    電話番号:0836-34-8113 ファクス番号:0836-22-6063

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