02-1 中心市街地のにぎわい創出

ウェブ番号1006985  更新日 2021年2月10日

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基本構想の取組内容

  • 市民と学生の交流機会を創り、学生が住みやすく、にぎわいのある街なか空間を創ります。
  • 空き店舗等を活用した若者の起業機会を創り、中心市街地の活性化を図ります。
  • 市街地の緑化や親水空間の創出を図り、宇部市独自の景観形成を進めます。

取組の目標

都市機能がコンパクトに集積し、にぎわいがあり、歩いて暮らせる「まち」を目指すとともに、賑わいと潤いが調和した、魅力ある中心商業地づくりを進め、若者の起業機会の拡大と中心市街地の活性化を図ります。

現状と課題

現状

これまで中心市街地は、地域の経済及び社会の発展に重要な役割を果たしてきました。

中心市街地の定住人口については、平成12年度以降増加傾向にあるものの、商業の衰退は中心市街地等の商店街を中心に進んでおり、大型店の撤退や商店数の減少等もあり、依然として中心市街地の通行者数は低水準で推移しています。

県内でも有数の大学生人口を抱えながら、中心市街地に若い人の姿は見られず、学生等と市民との接点や交流が乏しいことから、にぎわいが少ない状況にあります。

課題

人口減少・少子高齢化、消費構造の変化等が進む中、市民や民間事業者と一体となって、コンパクトなまちづくりへの取組が必要です。

また、人々が都市景観を楽しみながら散策し、交流してもらえるようシンボルロード等にテーマ性をもった彫刻等の配置など、魅力ある景観形成が必要です。

中心市街地ならではの特性を活かし、学生と商店街、地元住民などが地域行事などを通じ交流する場を設けるなど、若者が「まち」に足を運びやすい環境づくりがより一層求められています。

商店街においては、魅力ある個店づくりを進めるなど、賑わいと回遊性のある中心商業地づくりや交流人口の拡大に向けた新たな事業展開が必要とされています。また、次代を担う後継者が不足していることから、更なる組織の強化と若い経営者の確保に努めるとともに、空き店舗を活用した起業支援や、まちづくりに関心がある若者が様々な活動に参加しやすい環境を整備する必要があります。

また、商店街には、中心市街地の生活の利便性の向上や、まつり・イベント等を通じた住民間の交流など、商品やサービスを提供するだけでなく、地元に密着した地域コミュニティの担い手としての役割も求められていることから、魅力のあるまつりやイベントを開催するなど、まちなかに人が集まり、にぎわう仕掛けや取組が必要です。

主要事業

主要事業02-1-1 中心市街地定住交流促進事業

具体的な取組

  • 中心市街地に蓄積されている社会資本等の既存ストックを有効活用し、高齢者や学生が住みやすく、交流しやすいにぎわいのあるまちづくりを促進します。
  • 住宅市街地総合整備事業、優良建築物等整備事業を推進し、中心市街地への定住を促進します。
  • 市役所周辺整備事業、宇部新川駅周辺地区整備事業、市庁舎建替え事業、市民美術館の創設など、市民と連携して、民間投資を促進する施策を盛り込んだ計画を、低炭素まちづくりという新しい視点で作成し、中心市街地の賑わい創出を図ります。

主要事業02-1-2 中心市街地活性化対策事業

具体的な取組

  • 商店街などによる活気のあるまちづくりの取組に対して支援を行います。
  • 中心市街地の賑わい創出を図るため、既存の広場等をイベント会場として活用し、宇部まつりやまちなかアート・フェスタなど魅力あるまつり・イベントの開催を支援します。

主要事業02-1-3 中心市街地景観形成事業

具体的な取組

  • 蓄積されている歴史的・文化的資源、景観資源等の既存ストックを有効活用しながら、景観計画推進事業の実施により景観の形成を図ります。
  • テーマ性をもった彫刻等の配置や、その周辺の修景整備など、良好な景観の創出を行うことにより、市のブランドとなるような景観整備を行います。また、花壇・プランター・彫刻等の里親制度、彫刻ボランティア活動への市民参加を促進します。
  • 緑化や親水空間の創出を行う真締川と真締川公園の改修整備について、県と検討を行います。

主要事業02-1-4 本庁舎建替え事業【新規】

具体的な取組

  • 多様な議論を通じて、本庁舎の建替えについての基本的な考え方を取りまとめるため市民委員会を設置するなど、本庁舎建替えに向けて取り組みます。

目標指標

成果指標

前期策定時値

現状値

基準年

目標値

中心市街地の休日一日当たりの通行者数 12,410 12,782 平成24年 13,100
中心市街地の定住人口 6,508 6,342 平成24年 7,000
中心商店街の空き店舗率(%) 21.8 14.3 平成24年 10以下
イベント広場等を活用したイベント実施件数(累計) (新規) 平成25年 50

※中心市街地内の商店街を中心都市、28箇所の調査ポイントを定め、ある休日一日における徒歩及び自転車による通行者数を合計したもの

用語「低炭素まちづくり」

住民や民間事業者と一体となって取り組む持続可能な環境負荷の少ないコンパクトなまちづくり

このページに関するお問い合わせ

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    電話番号:0836-34-8113 ファクス番号:0836-22-6063

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