04-2 シティセールスの推進
基本構想の取組内容
宇部市の歴史や彫刻、常盤公園、産業観光などの観光資源の情報発信により、都市イメージのブランド化を図ります。
取組の目標
地域資源の情報を積極的に発信し、観光客等の交流人口の増加を図ります。
現状と課題
現状
地域ブランド調査2012(ブランド総合研究所)によると、本市の認知度は「名前だけは知っている」が47.0%、「名前も知らない」が23.9%という結果であり、決して高いとは言えません。
また、地域資源に対する評価は「地域を代表する産業や企業がある」が最も高く、本市において特長的だと思われる「歴史・文化」や「彫刻・芸術」は比較的低く評価されています。
一方、外国に対しては、これまで姉妹友好都市以外では、認知度は低いと考えられます。
課題
「宇部市シティセールス基本方針」の基本コンセプトである歴史や彫刻、UBEビエンナーレの認知度はかなり低く、情報の発信力や到達力の弱さが課題と考えられます。このため、宇部市の魅力ある地域資源の再発見と創出により、市民の誇りやふるさとへの愛着を育み、市民とともに宇部ブランドを積極的に発信することで、本市の認知度、好感度の向上を通して、交流人口や定住人口の増加を図り、地域の活性化につなげる必要があります。
主要事業
主要事業04-2-1 シティセールス推進事業【新規】
具体的な取組
- 首都圏などへのシティセールス活動(メディアへの売込みやイベントプロモーションなど)を行い、本市の認知度アップを図ります。
- シティセールスパートナーや本市とゆかりのある人と連携したPR活動を行い公民連携での情報発信を図ります。
- 姉妹友好都市をはじめ、駐日外国公館、これまで本市と交流のあった外国の都市、市内の大学等の留学生と連携し、交流を通して情報発信を図ります。
- 市外県外の人に本市の情報や魅力ができるだけ多く、広く届くような戦略的なPRを継続的に行います。
主要事業04-2-2 観光情報発信事業
具体的な取組
- 一般社団法人宇部観光コンベンション協会や宇部商工会議所などの関係機関との連携を密にし、それぞれが主催するイベントほかの観光情報の共有化を図り、発信を強化します。
- 魅力ある観光パンフレットを作製し、来訪者や市外・県外での各種イベント等で配布するとともに、様々なマスメディアやホームページ、フェイスブックなどのSNSを活用して情報発信し、都市イメージのブランド化を図ります。
目標指標
成果指標 |
前期策定時値 |
現状値 |
基準年 |
中期目標値 |
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本市への来訪意向の割合(本市に行ってみたいと思う市外居住者の割合(%)) | (新規) | 28.2 | 平成24年 | 40 |
本市への観光客数(万人/年) | 43 | 74 | 平成24年 | 90 |
用語「シティセールスパートナー」
市民や本市にゆかりのある方々に登録していただき、本市の魅力や出来事をさまざまな方法で情報発信していただいています。
この活動を通じ、公民連携でシティセールスの推進を図り、みんなで宇部市を盛り上げます。
用語「SNS」
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(Social Networking Service)
インターネットを活用した人と人のつながりを促進、サポートする会員制のサービス
このページに関するお問い合わせ
総合政策部 政策企画課
〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号
- 市の総合的な政策の企画立案・調整及び進行管理、重要な分野別の計画及び施策の調整に関すること
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