02-6 実践的な環境教育の推進

ウェブ番号1006990  更新日 2021年2月10日

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基本構想の取組内容

環境の取組と学校が連携して、実践的な環境教育を推進します。

取組の目標

保護者や地域と協働し、エコ意識や環境への関心を持ち、様々な活動を実践する児童生徒を育成します。

現状と課題

現状

地球温暖化問題等に対して、世界規模での対応が求められている中、未来を担う子どもたちが環境問題やエネルギー・資源の問題についての関心を高め、環境保全に対する意識を向上させる環境教育を行うことが重要となっています。

本市では、市立小中学校や家庭において地域の協力を得ながら、子どもたちが身近にできる環境教育に取り組んでおり、環境ISOの手法を活用した取組等により、県教育委員会から「やまぐちエコリーダースクール」の認証を受けた市立小中学校は8校あります。

また、環境教育の教材として活用できる学校施設(エコスクール)の整備を進めるとともに、学校給食残渣の抑制やリサイクル化に取り組んでいます。

課題

子どもたちが各小中学校や家庭において、省エネ活動や環境に配慮した行動を継続できるような取組が必要です。

エコスクールの整備については、費用や効率面から耐震化事業と調整を図り、体育館等の建替えにあわせて実施していく必要があります。

給食残渣のリサイクル化は、環境への負荷低減の取組として有効であり、今後とも残渣リサイクル率の向上を図っていく必要があります。

主要事業

主要事業02-6-1 自然体験型環境教育推進事業

具体的な取組

  • 市内全小学校の子どもたちを対象に「アクトビレッジおの」などの環境学習拠点や、地域の自然を生かした体験学習を行います。
  • 市内の多くの学校が、「やまぐちエコリーダースクール」として認証を受けることにより、環境保全に対する正しい理解と主体的な行動がとれる児童生徒を育成します。

主要事業02-6-2 エコスクール推進整備事業

具体的な取組

  • 体育館等の建替えにあわせて、雨水利用施設や太陽光発電設備等を整備するとともに、地域の協力が得られる学校の校庭芝生化を促進し、環境教育の教材として活用します。

主要事業02-6-3 学校給食残渣リサイクル推進事業

具体的な取組

  • 学校給食調理場において調理過程で発生する調理残渣や子どもの食べ残しを家畜の飼料に再利用するなど、リサイクルを推進します。

目標指標

成果指標

前期策定時値

現状値

基準年

中期目標値

やまぐちエコリーダースクールに認証された学校数(累計) 3 8 平成24年 15
環境教育が実践できる学校施設数 (新規) 15 平成24年 23
学校給食残渣リサイクル率(%) 52.0 95.2 平成24年 100.0

用語「環境ISO」

企業や自治体等の組織体が、自主的に環境にやさしい行動を取っていくために、継続的なチェック体制や人的な役割・責任、コミュニケーション体制等を作ることを求める環境国際規格で、環境マネジメントシステムと呼ばれるもの

用語「やまぐちエコリーダースクール」

全校規模で環境教育に取り組み、環境保全に対する正しい理解と主体的な行動の両面でその成果が認められることにより、山口県教育委員会から認証された学校

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