01-3 新事業・新産業の創造

基本構想の取組内容

高等教育機関や企業の技術力を生かし、産学公連携により、新産業を創造します。

取組の目標

学術研究機関や産業支援機関、企業等の専門知識や技術力を生かした産学公連携等により、新事業等の創出や新技術・新製品を開発し、地域経済の発展を図ります。

現状と課題

現状

本市には、産業都市として企業集積とともに学術研究機関や産業支援機関、理工系の高等教育機関の集積があることから、これらの地域資源や地域特性を生かし、産学公連携による新事業・新産業の創出に取り組んでいます。

中小企業等への個別相談対応、産学公連携仲介等を行うとともに、補助金等各種制度の実施やインキュベーション施設の活用などを進め、事業化や起業化の支援を行っています。

課題

新事業・新産業創出支援事業は、本市産業の活性化や雇用機会の創出を図る上でも重要な取組であるので、引き続き推進していく必要があります。事業化や起業化に関する個別相談対応、産学公連携仲介等を積極的に行い、補助金等各種制度の周知やインキュベーション施設の活用などを効果的に進めていく必要があります。

主要事業

主要事業01-3-1 新事業・新産業創出支援事業

具体的な取組

• 企業が行う新製品・新技術の研究開発、新事業展開、人材育成などに対して、総合的な支援を行います。
• 進出企業が有している独自の先端技術やノウハウ等と、市内企業が有している技術や資源のマッチングを行い、新事業の創出を図ります。
• 中小企業が有する優れた技術を生かした「メイド・イン・ウベものづくり」の研究開発、製品開発に対して支援を行います。

目標指標

成果指標	前期策定時値	現状値	基準年	目標値
産学公連携による研究開発の実用化、事業化、起業化件数（累計）	20	40	平成24年	125
市内企業と進出企業の連携促進事業件数（累計）	（新規）	―	平成25年	8
優れた技術を持つ中小企業が活躍する「メイド・イン・ウベものづくり」支援事業件数（累計）	（新規）	1	平成25年	8
環境・医療・福祉・観光交流などのビジネス創出件数（累計）	（新規）	―	平成25年	10

用語「インキュベーション施設」

起業しようとする人や起業後間もない企業に対して、その成長を促進させることを目的とした入居支援施設