04-3 観光コンベンションの創出・誘致

基本構想の取組内容

高等教育機関などと連携し、山口宇部空港を活用したコンベンションの誘致を進めます。

取組の目標

人、もの、情報の活発な交流を促進し、観光コンベンションの創出・誘致による地域経済の活性化を図ります。

現状と課題

現状

コンベンション開催による地域への経済波及効果は大きいため、一般社団法人宇部観光コンベンション協会を通じて、大会等の主催者に対する助成金等、各種開催支援を実施しています。

大学や宿泊施設、旅行会社等の関係者で構成する「学会・研究会誘致促進委員会」を設置し、情報交換や観光コンベンション誘致へ向けた取組を行っています。

受け入れに当たっては、コンベンション施設や宿泊施設の規模から、本市が単独で大規模なコンベンションの開催を引き受けることは困難であることから、周辺の市との連携が必要になっています。

課題

コンベンション会場や開催支援に関する情報がしっかり届いていないことから、市内外へ本市の観光コンベンション誘致に対する取組をさらに効果的に情報発信するとともに、開催予定等の情報を収集し、把握することが必要です。

地域経済の活性化につなげるためには、誘致だけではなく、本市独自の観光コンベンションを創出することが必要です。

主要事業

主要事業04-3-1 観光コンベンション創出誘致促進事業

具体的な取組

• 一般社団法人宇部観光コンベンション協会と連携して、県外から参加者がある学会、研究会及びスポーツ大会等の開催情報の収集強化を図るとともに、助成制度だけではなく、アフターコンベンションの企画など、各種開催支援の充実に努めます。
• 一般社団法人宇部観光コンベンション協会が市内で実施するコンベンション誘致活動や、県や近隣の市と連携して県外で実施するコンベンション誘致活動を支援します。
• 関係団体との連携を強化して、本市独自の観光コンベンションの企画を進めます。

目標指標

成果指標	前期策定時値	現状値	基準年	中期目標値
コンベンション創出誘致数（件/年）	8	22	平成24年	25

用語「コンベンション」

学会や大規模な会議・イベントなどの催しによる、主催者と参加者及び開催地の関係者等による滞在型の交流行為

用語「アフターコンベンション」

コンベンション終了後に、引き続いて開催地で実施される関係者間の交流や観光活動のことをいい、一般的には、ショッピングや娯楽も含まれます。