268号　暗号資産を要求する恐喝メールにご注意ください！

『「あなたのパソコンをハッキングして、あなたがアダルトサイトを閲覧している姿を撮影した。アドレス帳に登録されている知り合い全員に、その映像を拡散されたくないなら、暗号資産で19万円を支払え。」という内容のメールが届いた、どうしたらいいか』という相談が寄せられています。

メールの文面をよく見ると日本語が不自然だというケースもあります。これは英文などを翻訳サイトにかけてそのまま送っているものと思われます。また、送信先と送信元の両方が自分のアドレスになっている場合もありますが、迷惑メールとして拒否されるのを回避することや、あたかもメールアドレスをハッキングしたと信じこませることが目的と考えられます。

メールに映像へのURLや映像ファイルの添付がなければ、単なる迷惑メールの可能性が高いと考えられます。身に覚えがなければ絶対に連絡しないでください。メールは無視して、暗号資産での支払いはおこなわないでください。

迷惑メールかどうかの判断がつかない場合や、不安に思うことがあれば、早めに消費生活センターに相談しましょう。