259号　市内で不審電話が発生しました！

10月初旬頃、市内在住のAさん（60代女性）方に、B連盟の「カネコ」を名乗る男から電話がありました。「カネコ」は、「Cさん（Aさんの母親の名前）ですか。Dグループが宇部に介護施設を作るので、入居者を宇部から200人選び、その中の1人がCさんです」と言ってきました。Aさんは母親を入居させるつもりはなかったので、断りました。

その後、10月21日夕方ごろ、「カネコ」から、「Cさんの代わりに萩の人が入居することになりました。Cさんの入居権を譲ったので、Dグループから電話がかかります。Dグループから言われた3桁の入居番号を覚えておいて下さい」と電話がありました。30分後に、Dグループの「アモン」と名乗る男から電話があり、「申込みが多く、まだ番号が決まりません。明日、電話します」と言われました。

10月22日午後3時30分ごろ、「カネコ」から電話があり、Dグループからの電話の有無について確認されましたが、Aさんは、入居を断ったにも関わらずしつこく電話がかってくることを不審に思い、「一切関係ないので電話しないでください」と言って切断したところ、今度は「カネコの上司」を名乗る男からも電話がありましたが、「警察に相談に行きます」と伝えて電話を切断し、警察に相談したため被害は発生しませんでした。

こうした不審電話には、留守番電話機能や防犯機能付き電話を利用するなど、電話がかかってきてもすぐには出ないようにすることが有効です。

電話で「名義を貸してほしい」「権利を譲ってほしい」などといった内容の電話は詐欺を疑い、そのような電話を受けた際は、一人で判断することなく、警察（110番または宇部警察署0836-22-0110）または消費生活センター（局番なし188もしくは0836-34-8157）へ通報（相談）してください。