260号　SNSでの儲け話にご注意ください！

『知らない女性からSNSにメッセージが届いた。何度かやりとりをして仲良くなったころ「投資で儲かっている、一緒にやらないか」とアドバイザーという人を紹介された。儲かるという話をすっかり信じてしまい、何度かお金を振り込んだ。ところが突然「あなたはマネーロンダリングをしている、と法務省から連絡があった。このままだと逮捕されてしまうので、解決金を払った方がいい」というメッセージがアドバイザーから届いた。怖くなって解決金11万円を振り込んだが、女性たちと連絡がとれなくなってしまった。』という相談が寄せられています。

SNSは、面識のない人とも知り合いになれる、便利なコミュニケーションツールです。一方で、悪質商法の勧誘手口として悪用されるなど、思いがけないトラブルに巻き込まれることもあります。

SNSで知り合った相手と仲良くなっても、本当に信頼できる相手かどうかはわかりません。お金の話が出たら要注意です。勧誘をうのみにせず、投資の実態や内容がよくわからない場合は、取引をしないようにしましょう。

「楽にお金を手に入れたい」という考えや、軽はずみな行動が取り返しのつかない事態を招くことがあります。ネット上にはたくさんのデマが出回っています。お金を支払った途端相手と連絡が取れなくなることもあります。うまい話をもちかけられても、安易に信用しないでください。

心配なときは、早めに消費生活センターに相談してください。