240号　市役所職員をかたる不審電話が発生しました！

6月29日、市内在住の60代女性方に「宇部市役所介護課のタケナカ」を名乗る男から、「介護保険の払戻しが3万円ちょっとありますが、書類が届いていませんか」などという電話がありました。

女性が、書類が届いた記憶がないと答えたところ、「タケナカ」は「インターネットか携帯でも手続きができます。あなたの通帳の番号を教えてください」などと言ってきました。

不審に思った女性が「直接市役所に行きます」と言うと、「タケナカ」は何も言わなくなったため、女性は電話を切りました。

その後、市役所に確認したところ電話のような事実はなかったことが分かり、女性は宇部警察署に相談し、被害は発生しませんでした。

6月中、県内でこのような「還付金詐欺」の手口と見られる不審電話が多発しています。

こうした不審電話には、留守番電話機能や防犯機能付き電話を利用するなど、すぐに電話に出ない対策を取ることが有効です。

また、公的な機関が還付金等の手続きを電話で指示することは、絶対にありません。「還付金（払戻し金）がある」「ATMで還付金が申請できる」などという電話は詐欺を疑い、一人で判断せず、すぐに身近な人に相談するか、警察（110番または宇部警察署0836-22-0110）または消費生活センター（局番なし188もしくは0836-34-8157）へ通報（相談）してください。