女性の健康づくり

ウェブ番号1023622  更新日 2024年11月5日

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女性ホルモンは女性の心身の健康に様々な影響を及ぼすことが分かっています。また、ライフステージごとにそのホルモンの分泌量が劇的に変化をするため、かかりやすい病気も変化します。女性が生涯を通じて健康に過ごすために、女性特有のからだの仕組みや健康課題を理解することが大切です。

ライフステージごとにかかりやすい病気や症状

女性の健康づくり

<参考>厚生労働省 働く女性の心とからだの応援サイト

思春期

初経から月経が安定するまでの期間のことです。思春期はからだが急激に変化し、精神的にも大きく成長するため、こころとからだがアンバランスになりやすい時期です。周囲の人もデリケートな時期であることを理解し気持ちに寄り添うことが大切です。

性成熟期

大きく前期と後期に分けることができ、前期は妊娠、出産に適したからだがつくられます。一方30代半ばからの後期は女性ホルモンの分泌量が減少し、病気やトラブルも増え始めます。結婚や出産、就職など様々なライフイベントに伴い健康状態が大きく変化します。日々の忙しさにより健康管理が後回しにならないように、定期的に健診(検診)を受けたり、気になる症状があれば医療機関を受診しましょう。

更年期

閉経前後の5年(一般的には45~55歳頃)を更年期といいます。更年期では女性ホルモンの分泌が減少するため、ホルモンのバランスが崩れ、月経周期や心身に様々な不調があらわれます。症状には個人差がありますが、更年期の様々な不調を「更年期症状」といい、仕事や家事など日常生活に支障をきたしてしまうものを「更年期障害」といいます。他の病気が隠れている可能性もあるので、気になる症状があれば医療機関を受診しましょう。

老年期

閉経後は女性ホルモンの分泌が乏しくなります。女性ホルモンによって保たれていた骨、皮膚、血管などのトラブルが起こりやすくなります。運動習慣、栄養バランス、睡眠など健康を意識した生活を心がけましょう。

受けよう乳がん検診・子宮がん検診

女性特有のがんには乳がんと子宮がんがあります。乳がんは40・50代以降、子宮がんは30代以降急増します。どちらのがんも早期発見・早期治療で95%以上が治る病気です。定期的な検診を行い、自身のからだを守りましょう。

骨粗しょう症に注意!

女性は男性よりも骨粗しょう症になりやすく、50歳以上の女性の3人に1人は骨粗しょう症になると言われています。50歳を過ぎると骨量は急激に減少しますが、正しい生活習慣で骨量の減少を緩やかにすることができます。日頃からの食事、運動などの生活習慣に気を付け予防していきましょう。

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