00-2 市民との協働
基本構想の取組内容
- 信頼される行政と市民等との協働のまちづくりを進めます。
- ボランティア活動や地域活動に参加しやすい仕組みづくりを進めます。
取組の目標
地域社会を構成する市民、市民活動団体、地域コミュニティ、事業者、高等教育機関及び市が、公共サービスを協働して担う仕組みや共に公共を考え実践する場の構築を目指します。
現状と課題
現状
近年、少子高齢化、市民ニーズの多様化・複雑化など、社会情勢が大きく変化してきており、従来のように公共サービス全般を行政が担うことが難しくなってきています。
本市では、平成19年に「宇部市協働のまちづくり条例」を制定し、「自分たちのまちは自分たちで築く。」を合言葉に継続的かつ積極的に推進し、市民一人ひとりが生き生きと暮らせる活力ある地域社会の実現を目指しています。
課題
近年の急激な社会環境の変化の中で、多様化する市民ニーズに的確に対応するためには、市民や市民活動団体のアイデアやノウハウ等を生かしながら、協働でまちづくりに取り組む仕組みづくりが必要になっています。
また、厳しい財政状況の中で、民間の資金や経営能力、技術的能力を活用して行うPFIを活用することが急務となっています。
人材の交流や活動団体のネットワーク化など、つながりを調整する必要があり、市民活動や協働のまちづくり経験者が日常的に分野を越えて相互交流し、まちづくりのリーダーの輪を広げることのできる中間支援拠点施設の充実が求められています。
主要事業
主要事業00-2-1 提案型協働事業
具体的な取組
- 市民提案型及び行政提案型の手法による提案型協働事業を活用し、市民活動団体や民間事業者等のアイデアやノウハウ等を生かしながら市民協働でまちづくりに取り組むとともに、協働によるまちづくりについて市民等への意識啓発に努めます。
- 行政のスリム化とサービスの向上に向けて、民間事業者やNPO等の事業機会の拡大や新たな雇用創出による地域経済の活性化を図る観点から、提案公募型アウトソーシングを推進します。またPFIの導入や民間投資を促進する新たな協働の取組に向けた仕組みづくりに取り組みます。
主要事業00-2-2 市民活動支援拠点事業
具体的な取組
- 協働のまちづくりの推進に重要な役割を担っている市民活動中間支援拠点の支援を行います。
目標指標
成果指標 |
前期策定時値 |
現状値 |
基準年 |
中期目標値 |
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提案型協働事業件数(件/年) | ― | 14 | 平成24年 | 25 |
用語「PFI」
PFI(Privete Finance Initiaive)
公共施設等の設計・建設・維持管理及び運営等に民間の資金や経営能力、技術的能力を活用することにより、より効率的かつ効果的に整備し、低廉で質の高い公共サービスの推進を図る手法
用語「提案公募型アウトソーシング」
市が実施する事務事業について、民間事業者やNPO等から提案されたアイデアやノウハウに基づきアウトソーシング(外部委託)を行うことをいい、民間事業者やNPO等の提案を事務事業に反映させることで、質の高い市民サービスを提供し、新たな雇用機会を創出します。
このページに関するお問い合わせ
総合政策部 政策企画課
〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号
- 市の総合的な政策の企画立案・調整及び進行管理、重要な分野別の計画及び施策の調整に関すること
電話番号:0836-34-8113 ファクス番号:0836-22-6063