09-4 歩行者と自転車にやさしい都市環境整備

ウェブ番号1007019  更新日 2021年2月10日

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基本構想の取組内容

車に頼らず移動できる街なか空間を創ります。

取組の目標

歩道の段差解消や舗装改良等を実施し、歩行者の安全性を確保するとともに、駅周辺などの自転車駐輪場を整備し、利用者の利便性の向上を図り、歩行者と自転車にやさしい都市環境整備を実現します。

現状と課題

現状

平成18年に「バリアフリー新法」が施行されて以来、バリアフリーに対する市民ニーズが高まっていますが、本市の歩道は、横断歩道など車道との接続部分に段差がある所や、経年変化により舗装の劣化が著しく、自転車や高齢者等の通行に支障を来している所もあります。

全国的に発生した登下校中の子どもたちが被害にあった交通事故を受け、関係機関が連携し、平成24年7月に「宇部市通学路安全対策合同会議」を設置して、通学路の安全確保に取り組んでいます。

低炭素まちづくりのため、公共交通や自転車の利用促進が求められていますが、駅周辺に整備した自転車駐輪場の中には、収容台数が不足している施設や利便性の低い所もあり、必ずしも自転車を利用しやすい環境ではなく、また、駐輪場内に長期放置されている自転車や場外の路上に放置されている自転車も見受けられます。

課題

歩道の段差解消や舗装改良工事の対象となる路線や箇所が多く、中心市街地にあってもバリアフリー化が進んでいない状況も見受けられるため、エリアを選択し集中的に整備する必要があります。また、通学路の安全確保については、関係機関が連携して安全対策を進める必要があります。

自転車駐輪場については、適正な収容台数を確保するため、利用者ニーズの把握とともに、新設や適切な維持管理が必要です。

主要事業

主要事業09-4-1 自転車・歩行者道整備事業

具体的な取組

  • 自転車・歩行者の流れや施設の状況を十分調査し、優先順位を決めて、効率的に事業を推進します。
  • 通学路の安全確保については、関係機関が連携して安全対策に取り組みます。
  • 「あんしん歩行エリア」及びその周辺において、歩道の段差解消を集中的に実施するとともに、自転車と歩行者の通行空間の分離化に取り組みます。

主要事業09-4-2 自転車利用促進事業

具体的な取組

  • 自転車利用者等のニーズを把握し、利用しやすい駅周辺の自転車駐輪場の整備や適切な維持管理を行います。

目標指標

成果指標

前期策定時値

現状値

基準年

中期目標値

「あんしん歩行エリア」及びその周辺の交差点段差解消箇所数(累計) 153 349 平成24年 549
自転車駐輪場収容台数(累計) 1,550 1,800 平成24年 2,000

用語「バリアフリー」

高齢者や障害者等が社会生活に参加する上で支障となるものを取り除くこと

このページに関するお問い合わせ

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  • 市の総合的な政策の企画立案・調整及び進行管理、重要な分野別の計画及び施策の調整に関すること
    電話番号:0836-34-8113 ファクス番号:0836-22-6063

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