10-4 大学生等が住みやすく学びやすい生活環境の整備

ウェブ番号1007023  更新日 2021年2月10日

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基本構想の取組内容

地域に愛着を持ち、住みやすく学びやすい教育環境づくりを進めます。

取組の目標

本市で生活を送る学生が、学業を修める一方で、地域社会に溶け込み、積極的にまちづくりに参画できるとともに、第二の故郷として本市に愛着を持ち、就職や定住につながるような生活環境の整備を進めます。

現状と課題

現状

本市が協働連携協定を締結している高等教育機関と定期的に「連携協議会」を開催し、大学側及び学生から行政への要望の把握や関係機関との調整を図るなど、学生が住みやすい環境づくりに取り組んでいます。平成25年5月に実施した学生アンケートによると、宇部市を住みやすいまちと感じている学生の割合、卒業後も宇部市で暮らしたいと感じる学生の割合ともに4年前と同様の結果になっています。

住みやすい理由の最上位には道路環境が整っていることが挙がっていますが、住みにくい理由としては公共交通の不便さが挙げられています。また、卒業後に住み続けるための条件として、買い物や娯楽など余暇が楽しめること、生活環境が整っていること、就職先が豊富なことなどが上位に挙がっています。

本市は県内でも有数の大学生人口を抱えていますが、地域の行事や活動に大学生等の参加がほとんどなく、中心市街地にも若い人の姿は見られず、にぎわいがないことから、学生等と市民との交流は依然乏しい状況にあります。

なお、留学生に対しては、円滑な生活ができるような基礎的な日本語及び生活習慣を習得させるため日本語講座を開催するなど、留学生と市民の交流を促進しています。

課題

学生が住みやすく学びやすいまちづくりを進めるため、学生が利用しやすい公共交通のあり方や学生が参加し余暇を有意義に過ごすことができる仕組み、仕掛けを様々な方向で検討する必要があります。

また、市内大学等と実施している連絡協議会を継続しながら、学生がまちづくりに参画できる機会を増やすとともに、中小企業とのマッチングなど市内での就職機会を増やすことにより、卒業後に定住できる環境を整える必要があります。

留学生については、留学生が年々増加するなか、市民との間に生活習慣や文化の違いが存在しており、相互理解を深めるための交流活動への支援、円滑なコミュニケーションを取る手段としての日本語講座を継続して実施する必要があります。

主要事業

主要事業10-4-1 大学等連携推進事業

具体的な取組

  • 生活環境やまちづくりに対する学生の要望を把握するとともに、それらの要望を取り入れた施策に取り組みます。
  • 学生がまちづくりに参画できる機会を増やすとともに、産学連携を創出することで、市内で学ぶ大学生の本市への定住を図ります。

主要事業10-4-2 留学生支援事業

具体的な取組

  • 留学生と市民の相互理解を深めるために行う交流活動を支援します。
  • 外国人のための日本語講座を実施します。

目標指標

成果指標

前期策定時値

現状値

基準年

中期目標値

「住みやすい」と感じる学生の割合(%) 21.0 22.9 平成25年 30.0
「このまま、ずっと宇部市で暮したい」、「一度は、市外で住むと思うが、いずれは宇部市で暮したい」と感じる学生の割合(%) 9.9 10.1 平成25年 20.0

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