07-4 生涯現役社会づくりの推進

基本構想の取組内容

• 高齢者が知識と経験を生かし、生涯現役で生きがいをもって社会参加できる環境を整備します。
• 団塊世代を始めとした高齢者が、役立ち感や居場所を実感できる地域づくりをします。

取組の目標

高齢者の知識と経験を地域社会に生かし、高齢者が地域を支える力として社会参加できる環境を整備します。

現状と課題

現状

急速な高齢化に伴う介護保険等の社会保障費の増大への処方箋として、これまで培った経験・知識・技術・ネットワークを持つ貴重で豊富な資源（人材）である高齢者を、地域社会を維持発展させる原動力とすることが求められています。

課題

第5期高齢者福祉計画策定にあたり実施したアンケート結果から、高齢者には、元気でありたいという願望・意欲は強くあるが、情報や”きっかけ”の不足からこれを実現する行動に結びつかない現状があり、特に男性が、”きっかけ”をつかめないまま地域から孤立する傾向が見られます。

これまで培った経験・知識・技術・ネットワークを持つ貴重で豊富な人材である高齢者に、ボランティア活動・地域活動・生涯学習等に取り組むための“きっかけ”を提供することで、高齢者自らがその能力を活用し能動的に地域での活動や多様な交流を図ることで、自分自身の介護予防や健康増進を図り、あわせて地域課題の解決に寄与する仕組みづくりが必要となっています。

主要事業

主要事業07-4-1 高齢者の本領発揮支援事業【新規】

具体的な取組

• 地域活動、健康維持、介護予防、介護保険制度、市民参加型の市の事業、ボランティア活動等について、実施組織の情報提供と情報交換を行うための事業、イベントを企画・実施する団体の支援を行います。

主要事業07-4-2 高齢者地域社会活動支援事業

具体的な取組

• 宇部市老人クラブ連合会やボランティア団体、地域団体との情報交換、連携を図りながら、各団体が行う社会活動について支援します。

目標指標

成果指標	前期策定時値	現状値	基準年	中期目標値
高齢者の知識と経験を地域社会に生かした活動団体数（累計）	（新規）	―	平成25年	24
社会奉仕活動人数（人/年）	21,588	42,017	平成24年	51,000