06-4 学校と地域社会の連携

ウェブ番号1007002  更新日 2021年2月10日

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基本構想の取組内容

学校と地域が連携して、地域コミュニティを育成するとともに、地域の高齢者の豊富な知識や経験を学校教育や社会教育に生かす取組を進めます。

取組の目標

学校のみならず、地域が中心となって地域教育力を向上させるため、地域の人材を活用した学校教育・社会教育の取組を進めます。

現状と課題

現状

学校に対する地域の関心は高く、地域に開かれた学校づくりが求められています。平成25年に国において策定された「第2期教育振興基本計画」において、「全ての学校区において、学校と地域が連携・協働する体制が構築されることを目指し、社会全体で学校や子どもたちの活動を支援する取組や地域とともにある学校づくりを推進する。」としており、子どもたちの健やかな成長や発達を促す取組が求められています。

平成25年度からコミュニティ・スクールを、全市立小中学校において開始し、地域の創意工夫を生かした特色のある学校づくりを進め、地域に開かれた信頼される学校づくりに取り組んでいます。

地域社会の中で子どもたちを見守り育むため、放課後子ども教室の実施や学校教育活動支援ボランティアの募集、うべ協育ネット推進事業による教育支援体制づくりを推進しています。

課題

開かれた学校づくりでは、地域・保護者・学校の共通理解と学校と共に責任を負担する協働体制づくりが必要です。

居場所づくりでは、講師や指導者の養成及び紹介、また福祉部門で実施している学童保育との連携や調整が必要です。

学校教育活動支援ボランティア事業については、開かれた学校づくりを目指すとともに、子どもたちにきめ細やかな支援を行うため、学校の要望に沿ったボランティアの派遣を行う必要があります。

うべ協育ネット事業については、取組み校区の拡大を図るとともに、学校・家庭・地域の連携を促進するためのコーディネート機能を強化していくことが必要です。

主要事業

主要事業06-4-1 学校地域連携事業

具体的な取組

  • 地域の創意工夫を生かした特色ある学校づくりを進めるため、学校施設の開放や地域の人々との交流の場を拡充するなど、地域の双方向による連携を深め、コミュニティ・スクールによる地域に開かれた信頼される学校づくりを推進します。

主要事業06-4-2 放課後子ども教室推進事業

具体的な取組

  • 放課後や週末等においては、公共施設等を活用して、子どもたちの居場所づくりに取り組みます。
  • 地域の方々との連携を図りながら、子どもたちを見守り育んでいく環境づくりに取り組みます。
  • 学童保育との連携を推進します。

主要事業06-4-3 学校教育活動支援ボランティア事業

具体的な取組

  • 各小中学校の要望を把握し、学校教育活動支援ボランティアの募集及び登録を行います。
  • 学校の要望を円滑に支援につなげられるよう、コーディネート機能の充実を図ります。

主要事業06-4-4 うべ協育ネット推進事業【新規】

具体的な取組

  • 学校・家庭・地域が連携して取り組む子どもたちの体験活動などを通して、地域ぐるみで子どもたちの育ちを支援する仕組みづくりを推進します。
  • 地域の様々な組織や地域住民が連携し合えるよう、コーディネート機能を高めます。

目標指標

成果指標

前期策定時値

現状値

基準年

中期目標値

放課後子ども教室への年間参加児童数 (新規) 15,930 平成24年 17,000
学校教育活動支援ボランティア活用回数(累計) 2,156 平成24年 2,300
うべ協育ネット推進協力校区数(中学校校区数) (新規) 2 平成24年 13

用語「コミュニティ・スクール」

保護者や地域の意向やニーズを踏まえて、教育委員会が指定する学校に学校運営に関して協議する機関を設置する制度で、保護者や地域の声を学校運営に直接反映させ、保護者・地域・学校・教育委員会が一体となってよりよい学校を作り上げていくことを目指すもの

このページに関するお問い合わせ

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