もったいない!「食品ロス」を減らしましょう!
食品ロスとその現状
食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。
日本では、年間472万トンの食品ロスが発生しています。
これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量(2022年で年間480万トン)とほぼ同等に相当します。
また、国民一人当たりに換算すると、毎日「お茶碗約1杯分(約103g)の食べもの」が捨てられていることになります。
食品ロス量の推移
令和4年度の食品ロス量は472万トン(前年度比▲51万トン)、このうち食品関連事業者から発生する事業系食品ロス量は236万トン(前年比▲43万トン)、家庭から発生する家庭系食品ロス量は236万トン(前年比▲8万トン)となりました。
長年にわたり食品事業者の食品ロス削減の取組が着実に進められてきた成果として、2030年度までに2000年度比で半減(547万トン→273万トン)するという事業系食品ロス削減目標が達成されましたが、引き続き事業者、消費者及び行政が連携し、より一層の食品ロス削減のための取組みが求められています。
SDGsとの関わり
平成27年9月に国際連合で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で定められている「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals:SDGs)のターゲットの1つに、2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食品廃棄物を半減させることが盛り込まれるなど、国際的な食品ロス削減の機運が近年高まっています。
わたしたちにできること
- 買い物前には冷蔵庫の中を確認してあらかじめ庫内に残っているものや買うものをチェックしましょう。不必要なものを買ってしまうのを防止することができます。
- 料理を作る際に必要以上の量を作りすぎないことも食品ロス削減につながります。親戚等の帰省や来客によりいつもより多めに料理を作る機会があると思いますが、過剰な料理の作りすぎにはご注意ください。また、お店で注文する際は適量を心がけましょう。
- 自分の席で出された料理をしっかり味わい、できるだけ残さず料理を食べ切りましょう。宴会等ではついつい会話に夢中になり食事をすることを忘れてしまいがちです。一人ひとりの意識が大切です。
各種施策
- まだ食べられる食品はフードバンクへ寄贈できます
- すぐに食べるなら「てまえどり」
- はじめましょう!エコクッキング(レシピ紹介ほか)
- 30・10(さんまる・いちまる)運動
- やまぐち食べきっちょる運動
- やまぐち3きっちょる運動|山口県(外部リンク)
- 2019年食品ロス削減啓発イベント「食べきりスタンプラリーinUBE」
それでも余った食べ残し(生ごみ)はたい肥に変えよう!
学校での取組
令和3年度、県立宇部高等学校の生徒さんが食品ロスについて研究してくれました。
食品ロスの実態から、家庭でできる食品ロス対策まで記載されています。
エコな料理のレシピの紹介もありますので、ご家庭での食品ロス削減の参考にされてください。
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『宇部高校版 COOK PAD』山口県立宇部高等学校2年 2班 (PDF 1022.8KB)
※作成者の許可を得て、一部内容を変更しています。
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このページに関するお問い合わせ
市民環境部 廃棄物対策課
〒755-0001 宇部市大字沖宇部字沖ノ山5272番地6
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