宇部物流サービス株式会社
宇部物流サービス株式会社の障がい者雇用についてご紹介します。
会社紹介
- 所在地:
本社・宇部事業所:山口県宇部市大字小串1978-10
堺事業所:大阪府堺市西区築港新町3-1
千葉事業所:千葉県市原市五井南海岸8-1
- 電話番号:0836-31-3158
- 従業員数:669人(2025年9月現在)
- 障がい者数:17人(身体6人、知的4人、精神7人)(2025年9月現在)
企業の概要
UBE株式会社の化学3工場およびUBEグループを中心に、「生産物流」「製造・加工」「分析」の各業務を担い、その安全管理、業務品質管理を含め、低コストで事業運営を行ない、お客様に卓越したサービスを提供し、安心・信頼して頂けるように取り組んでいます。
また、社員一人ひとりに幸せ・やりがいのある職場を提供し、人財育成に注力しながら、社員が物流サービスのプロとしての自覚を持ち、更なる研鑽ができるように努めております。
障がい者雇用担当者への質問
障がい者を雇用するようになったきっかけは?
きっかけは2度ありました。
1回目は、2018年4月に法定雇用率が引き上げられたことにより、当社の雇用カウントが-6となり、ハローワークから指導連絡を受けたことです。
当時の宇部事業所長から障がい者雇用促進の働きかけがあり、業務切り出しアンケートを実施して業務を抽出し、3~4名の障がい者を雇用しました。しかし、定着率が上がらず退職者が出たり、障がい者雇用への理解はあるものの受け入れを拒否する職場もあり、法定雇用率は未達の状態が続きました。
2回目は、2023年度下期頃、UBEグループで「DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)」が最重要課題として掲げられ、「社長から全事業所へのトップダウンの指示」があったことです。これにより、「障がい者雇用は会社全体で取り組むべき課題である」という意識付けが進みました。
雇用するにあたって、企業の体制をどのように整えられましたか?
<当社の障がい者雇用推進の取り組み>
1.「まずは知ってもらう」ための啓発活動
・社長、役員、所長、各部署長を対象に、「障がい者雇用優良企業」への見学を実施し、実際に障がい者が活躍する現場を見ることで、障がい者雇用に対する固定観念を払拭しました。
・全管理職を対象に「障がい者雇用に関する研修」を実施し、障がいの種類や自社のサポート体制、対応方法などの知識を教育しました。
2.「やってもらえると助かる」業務の切り出し
・障がい者が担えるサポート業務を明確化し、切り出します。
3.業務紹介とマッチング活動
・切り出した業務の動画を撮影・編集し、支援施設への営業活動を実施。業務内容に合った障がい者の紹介を促進します。
4.専門資格取得の推奨
・各事業所の障がい者雇用担当者に対し、企業在籍型職場適応援助者の資格取得を推奨し、配置します。
5.採用から定着までのサポート体制
・障がい者雇用担当者が、見学・実習から採用・定着までを支援
・実習や委託訓練を活用し、企業と障がい者のマッチングを確認
・受け入れ職場の職制やキーマンへの事前教育を実施し、課題解決に協力
・受け入れ部署のキーマンに知識を付与するため、「障がい者職業生活相談員」講座の受講を推奨
6.情報共有と課題解決の場の設置
・全事業所の担当者による会議を2か月に1回開催し、情報共有と課題解決を図ります。
7.専門家による包括的支援
・障がい者雇用コンサルタントによる全事業所への包括的な支援を実施します。
障がい者が仕事を始められた当初の様子はいかがでしたか?
採用前に複数回の実習や数か月間の委託訓練を通じてマッチングを行っているため、採用時にはすでに即戦力として活躍でき、職場にも馴染んでいる方が多くいらっしゃいます。
仕事をする上で、どのような配慮や工夫をされていますか?
一人ひとりの障がい特性に応じて個別の配慮を行っています。また、入社から1年が経過した方については、年度初めに目標を設定し、進捗を確認したうえで評価やフィードバックを行い、本人が達成感や「会社に貢献している」という意識を持てるようにしています。
さらに、本人や受け入れ部署が問題を抱えた場合には、速やかに面談を実施し、外部支援機関にも協力を依頼することで、担当者や受け入れ職場だけで問題を抱え込まないよう努めています。
採用して良かったと思うことは何でしょうか。また、社内にどのような変化がありましたか?
・良かったと思うこと
「やってもらえると助かる」作業を任せることで、他の業務に集中できるようになったこと。
・社内の変化
以前は「障がい者には業務を任せられない」という意識があったが、現在では他部署から「これもやってほしい」と依頼がくるようになったこと。
障がい者雇用を検討されている他の企業へのアドバイスはありますか?
障がい者を雇用することには、少なからず負担が伴います。しかし、私たちが思っている以上にできる作業は多く、助かる場面も多々あります。また、障がい者の純粋な一面や、仕事に真剣に取り組む姿勢を見ることで、自分自身を見つめ直すきっかけにもなっています。これから障がい者雇用に取り組む企業の方々には、外部支援を活用しながら、ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思います。
社員の紹介
Aさん
年齢:20歳代
障害種別:身体障がい
勤続年数:6年
今の会社に入ろうと思った理由は?
複数回の実習を通して、楽しいと感じたことに加え、現場の皆さんがとても優しく接してくださったことが印象的でした。また、作業内容が自分に合っていると感じたため、この仕事に興味を持ちました。
今どのような仕事をされていますか?
約3ミリ程度の粒の選別作業およびフォークリフトを使用した運搬作業を行っています。
そのほか、機器の洗浄作業や簡単なパソコン操作も担当しています。
仕事をしていて楽しいこと、うれしかったことは何でしょうか?
フォークリフトの免許を取得したことです。
入社当初から「いつかフォークリフトの免許を取りたい」と思っていましたが、安全面への配慮から、なかなか許可が下りませんでした。
それでも仕事に慣れてきた入社3年目に、ようやく免許取得の機会を得ることができました。
免許取得後は、職場の上司が数か月にわたり何度も練習に付き合ってくださり、そのおかげで今ではフォークリフト作業が私の一番好きな仕事になっています。
仕事をしていて大変なこと、苦労していることは何でしょうか?
自分から積極的に発言することが苦手なため、周囲とのコミュニケーションが十分に取れていない点です。
仕事をする上で特に気を付けていることは何でしょうか?
業務の中で気づいた点があれば、報告・連絡・相談を徹底し、速やかに共有するよう努めています。
今後はどのような内容の仕事をしてみたいですか?
現在の仕事にやりがいを感じており、引き続きこの仕事を続けていきたいと考えています。
これから就職活動をする人へ応援メッセージをお願いします。
人にはそれぞれ得意なことや苦手なことがあるので、それぞれの特性を活かしていくことが大切だと思います。
Bさん
年齢:30歳代
障がい種別:精神障がい(自閉スペクトラム症)
勤続年数:1年
今の会社に入ろうと思った理由は?
今の会社に入ろうと思った理由は、「ここで働き続けたい」という強い思いがあったからです。
就労移行支援を利用していた際、支援員の方から現在の職場をご紹介いただきました。
職場見学や実習を経て、障害者委託訓練を修了したときには、「ここでさらに成長したい」という気持ちが一層強まり、入社を決意しました。
今どのような仕事をされていますか?
事務補助作業(例:郵便物の配布、PCを使用したデータ入力、社内の清掃など)や分析器具作成業務およびその他関連する作業を行っています。
これらの業務は、最初からすべてできたわけではありません。上司と相談を重ねながら、作業量や内容を少しずつ増やしていきました。
仕事をしていて楽しいこと、うれしかったことは何でしょうか?
一緒に働く皆さんの笑顔を見ることが、私にとって何よりの喜びです。
「ありがとう」「助かりました」といった言葉は、日々の励みとなり、心の支えになっています。
私自身も、障害への配慮などさまざまな場面で助けられており、毎日感謝の気持ちでいっぱいです。
仕事をしていて大変なこと、苦労していることは何でしょうか?
疲れやすさや、集中しすぎる傾向があり、同じ作業を続けているうちに、気づけば1時間以上経過していて、疲労が蓄積していることがよくあります。
そのため、仕事のスケジュールは管理者が管理し、同じ部署内での声かけや、適宜小休憩を挟むなど、疲れを軽減する工夫を取り入れて調整しています。
仕事をする上で特に気を付けていることは何でしょうか?
命令口調になってしまうため、丁寧な表現を心がけています。
例えば「○○してください」という言い方ではなく、「○○していただけませんか?」のように、相手に伺いを立てる表現を意識して使うようにしています。
今後はどのような内容の仕事をしてみたいですか?
私自身の持つ資格が活かせる業務がしたいです。特に簿記の知識が役立つ場面が多いと感じています。
将来的に正社員を目指しており、私の「好きで得意」な分野で力を発揮し、今以上に貢献したいと思っています。
これから就職活動をする人へ応援メッセージをお願いします。
まずは、心と身体の健康を心がけてください。健康は、働くための大切な土台です。
次に、得意なこと・不得意なことをしっかり把握してください。自分自身を深く理解することは、自己アピールを成功させる第一歩になります。
そして、できるだけ多くの会社や仕事を知ってください。思いがけない場所で、あなたの好きな仕事が見つかるかもしれません。
これから就職活動をする方を心から応援しています。
社長からのコメント
当社は「DE&I」を最重要課題と捉え、多様性を尊重し、すべての人が能力を発揮できる職場づくりを目指しています。
障がいの有無にかかわらず、一人ひとりが活躍できる環境を整えることは、企業の成長に不可欠です。
今後も積極的に障がい者雇用を推進し、働く場を創出することで、共に未来を築いていきます。
このページに関するお問い合わせ
健康福祉部 障害福祉課
〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号
- 障害者手帳、自立支援医療、用具の給付、福祉医療費の助成、特別障害者等の手当、福祉タクシー券、障害者バス優待乗車証、NHK受信料の減免、有料道路の通行料金割引、やまぐち障害者等専用駐車場利用証に関すること
電話番号:0836-34-8314 ファクス番号:0836-22-6052 - 障害福祉サービス(介護給付及び訓練等給付、障害児通所給付)に関すること
電話番号:0836-34-8523 ファクス番号:0836-22-6052 - 障害者に対する差別の解消・理解の促進、障害者の社会参加・就労支援、障害者スポーツ・文化の振興、バリアフリーに関すること
電話番号:0836-34-8342 ファクス番号:0836-22-6052
