感染症対策における障害のある人への配慮等について
障害のある人やその家族の中には、感染防止を心掛けながらも、障害の特性により日常生活に困っている人がいます。
障害のある人やその家族が困っていることを知っていただき、あたたかな声掛けや配慮をお願いします。
視覚障害
知っていただきたいこと
- 人との距離を保つために貼ってある目印が見えないなど、周りの人との距離がわからず、近づいてしまうことがある
- 買い物をするときは、商品を手に取って触れて確かめる必要がある
- 施設の入り口に体温測定が設置されている場合やいつもと違うルートを通る必要があっても、音声での案内がないとわからない
- 歩行時、ガイドヘルパーの肩や肘に触れ、移動する必要がある
配慮をお願いします
- 困っている人を見かけたら、積極的な声掛けや手引きなどのサポートをする
- 体温測定の際には測定結果を言葉で伝える
- いつもと違うルートを通る必要がある場合など、周辺の状況について詳しく説明する
聴覚障害
知っていただきたいこと
- 相手がマスクを着けていると、表情や口の動きが読めず、相手の話していることが分からない、また話しかけられていることも分らない
配慮をお願いします
- 身振り手振りや指さし、筆談、音声情報を文字化するアプリケーションなど音声以外で対応する
- 難聴の方の場合、ゆっくり、大きな声で伝える
- 適切な距離を確保できる場合等には、マスクに代えて口話が読みとれるよう、フェイスシールドや透明間仕切り等を活用する
身体障害
知っていただきたいこと
- 車いすを使用しているが、消毒液が手の届かないところに置かれていることがある
配慮をお願いします
- アルコール消毒などの手助けをする
- アルコール消毒は車いすの方でも手が届く位置に設置する
知的障害や発達障害
知っていただきたいこと
- 感覚過敏等の理由により、マスクの着用が困難な場合がある
- マスクや手洗い、消毒の必要性が理解できない場合がある
- マスクを着けていないことで、周りから厳しい目で見られたり、注意されることにより必要な外出ができないことがある
- 人との距離感をつかめず、距離をとることが難しい
- いつもと違う状況が受け入れられず、混乱することがある
配慮をお願いします
- 障害特性によってマスクが着けられない場合があることを理解し、できる範囲で柔軟な対応をする
- 困っている人がいたら穏やかな口調で声をかける(ゆっくり・はっきり・簡潔に)
ヘルプマークや「マスクをつけられません」などのマークを身につけておられる人をみかけたら
●ヘルプマーク
援助や配慮を必要としていることが外見からは分かりにくい人が、援助が得やすくなるように作成された全国共通のマークです。
●ヘルプカード
障害のある人や高齢者など、支援や配慮を必要としている人が周囲に支援を求めるためのカードです。必要とする支援内容や緊急連絡先などを記入しておき、困ったときに周囲に提示することで手助けをお願いしやすくするものです。
ヘルプマークやヘルプカードを持っている人が困っていたら、思いやりのある行動をお願いします
●「マスクをつけられません」マーク
宇部市ではやむを得ない事情でマスクをつけたくてもつけられないことを周囲に知っていただくためのマークを作成しました。
マスク等の着用が困難な方がいらっしゃることを理解していただき、できる範囲で柔軟な対応をお願いします。
●「マスクをつけられません」缶バッジ・シール
●「マスクをつけられません」カード
このページに関するお問い合わせ
健康福祉部 障害福祉課
〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号
- 障害者手帳、自立支援医療、用具の給付、福祉医療費の助成、特別障害者等の手当、福祉タクシー券、障害者バス優待乗車証、NHK受信料の減免、有料道路の通行料金割引、やまぐち障害者等専用駐車場利用証、バリアフリーに関すること
電話番号:0836-34-8314 ファクス番号:0836-22-6052 - 障害福祉サービス(介護給付及び訓練等給付、障害児通所給付)に関すること
電話番号:0836-34-8523 ファクス番号:0836-22-6052 - コミュニケーション支援・理解の促進、障害者の就労支援、障害者スポーツ・文化の振興に関すること
電話番号:0836-34-8342 ファクス番号:0836-22-6052 - 障害者に対する差別の解消に関すること
電話番号:0836-34-8527 ファクス番号:0836-22-6052