公共下水道の概要

ウェブ番号1015090  更新日 2024年6月18日

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宇部市公共下水道の概要

宇部市の下水道は明治の終わりごろ、石炭の積出港として新川地区が市街地を形成し、その人口の急激な増加に伴い衛生上の問題から簡易下水道工事に着手したのが始まりです。

その後、市街地が東西に発展したことから、大正10年の市制施行にあたって、下水道の補充・改築が初めて計画され延長約14,600メートルの排水管工事に取りかかりました。

戦後は戦災復興事業と併せて、市街地の中心部を流れる真締川を境として東西の処理区に分割し、処理場2箇所を含む479ヘクタールの合流式下水道計画を樹立して昭和23年に事業認可を受け事業に着手し、西部処理区は昭和36年5月に、東部処理区は昭和37年9月に供用開始をしました。

その後、分流式による事業に着手し、現在は、全体計画面積3,721ヘクタールとし、そのうち事業計画面積3,664ヘクタールの区域内において整備を進め、令和6年3月31日現在、3,084ヘクタールの整備を終えています。

楠地区については平成7年に旧楠町により楠処理区として下水道計画を樹立しており、全体計画面積を180ヘクタール、事業計画面積180ヘクタールの区域内において整備を進め、令和6年3月31日現在、166ヘクタールの整備を終えています。

そして、平成3年に設立された宇部・阿知須公共下水道組合が平成9年度から整備を進めてきた阿知須処理区については、令和3年3月31日の組合解散に伴い宇部市が承継し、全体計画面積334ヘクタール、事業計画面積334ヘクタールの区域内において整備を進め、令和6年3月31日現在、263ヘクタールの整備を終えています。また、承継に際し、汚水処理事務を山口市に委託するとともに、阿知須処理区一部であった吉田分区については東部処理区に統合しました。

以上のような経緯により、東部、西部、楠、阿知須の4処理区からなる宇部市の公共下水道事業において、下水道処理人口普及率は令和6年3月31日現在で79.4%となっています。

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