世界の料理を知ろう

ウェブ番号1014464  更新日 2023年2月14日

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世界の料理を知ろう

世界の国々の人たちがどのような暮らしをしているかを料理を通して子供たちに知ってもらおうと、市内7校の給食で外国の料理を提供しました。

今回提供したのは、カナダ料理とフィリピン料理です。宇部市内の小中学校で英語を教えておられるALTの先生方に、それぞれの国の料理についてお話を聞いたり、レシピを教えてもらったりと協力していただきました。

給食で提供した料理をご紹介します。

カナダ料理

献立:パン、メープル&マーガリン、牛乳、トマトチリビーンズスープ、プーティン
 

カナダはとても大きな国で、移民が多く集まっているため、様々な国の料理が食べられています。

そのため、「カナダ料理」というものはあまり多くはありませんが、その中で最も有名なもののひとつが「プーティン」。油で揚げたじゃがいもの上にグレイビーソースという肉汁のソースとチーズをかけていただく料理です。給食では、ひき肉と生クリームでソースを作りました。じゃがいもにコクのあるお肉のソースが染みて、次々と手が伸びてしまうほどおいしい人気料理です。

カナダでは煮込み料理もよく食べられています。「トマトチリビーンズスープ」は、トマトと豆を少しスパイスを効かせてシチューのように煮込んだ料理です。ピリ辛が食欲をそそります。

カナダ料理の写真

カナダ料理

給食の様子

プーティンは、パンにはさんでもおいしいです。

フィリピン料理

献立:ごはん、牛乳、ビーフンスープ、チキンアフリターダ、バナナババロア
 

フィリピンは昔、スペインの植民地でした。そのため、スペイン料理でよく使われるトマトや油を使った料理が多いのが特徴です。「チキンアフリターダ」も植民地時代に広まった料理で、じゃがいもや玉ねぎ、人参などたっぷりの野菜と鶏肉をトマトを加えて煮込んだ料理です。野菜やお肉がたくさん入っているので、シンプルな味付けながら味わい深い料理です。

フィリピンの人たちはお米が大好き。朝昼夕の食事はもちろん、おやつにもお米を食べるそうです。日本のお米を想像するとお腹がいっぱいになりそうな気がしますが、フィリピンのお米は細長くパラパラとしているので、あっさりと食べられるのかもしれません。米粉でできた麺のビーフンもよく食べられているそうで、「ビーフンスープ」も作りました。

フィリピン料理の写真

フィリピン料理

チキンアフリターダを釜で煮込んでいる様子

チキンアフリターダを釜で煮込んでいるところ。彩りも良いです。

普段あまり食べ慣れない外国の料理ですが、子供たちはおかわりも多く、「おいしい!」とよく食べているようでした。中には、プーティンにメープルをかけて食べるという本場の食べ方に挑戦する児童も。興味を持ち、知りたいという気持ちを持ってくれればうれしいです。

今後も、ふるさとの味を受け継ぎつつ、時には他国の料理や文化を知るきっかけになるような給食を提供していきたいと思っています。

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 学校給食課
〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号

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