パクっとうべ給食

パクっとうべ給食

給食を通して宇部の食材に親しみ、地域への理解や郷土愛を育んでもらおうと、1月13日～25日にかけて市内の小中学校で宇部の食材をたくさん使用した「パクっとうべ給食」を実施しました。

献立

献立は、「ごはん、牛乳、小野のお茶すいとん、白身魚の宇部産ねぎソース、ミニトマト、利休さん」。すべての料理に宇部産の食材が使われています。

「ごはん」は宇部産ヒノヒカリ。今回だけでなく、普段から給食のごはんは宇部産米です。

「小野のお茶すいとん」は、宇部市小野地区特産のお茶が団子や汁に入っており、さわやかなお茶の風味が広がります。

「白身魚の宇部産ねぎソース」は、山口県内でとれた白身魚に、小野地区で栽培された白ねぎのソースを絡めたものです。今が旬の、柔らかく甘い白ねぎがたっぷり入った甘酸っぱいソースが魚に絡み、食欲をそそります。付け合わせには東岐波地区や船木地区でとれた新鮮なミニトマトを添えました。

「利休さん」は、一口サイズの小さな蒸しまんじゅうです。皮には吉部地区の米粉が使われており、もちもちとした食感が楽しめます。普段の給食では和菓子が出ることはほとんどありませんが、子供たちはサイズの可愛さや出来立てのおまんじゅうのおいしさに惹かれて残さず食べているようでした。

「白ねぎ」について

今回のパクっとうべ給食では、小野地区の「白ねぎ」にスポットを当て、生産者の方に聞いたお話や、ねぎの成長の過程、育て方、育った場所の風景などを、動画や掲示物、お昼の放送等で子供たちに紹介しました。同じ宇部市内でも、初めて見る景色だったという子供たちもいたのではないでしょうか。

生産者の方からは、「干ばつや台風、大雨の被害を受けたりと大変なことも多いですが、食べた人の“おいしい！”の声を聞くのを楽しみに、毎日野菜を育てています」とメッセージをいただきました。

宇部にはまだまだおいしいものがたくさんあります。これからも「パクっとうべ給食」を通じて、宇部の食の魅力について知ってもらいたいと思っています。