RSウイルス感染症

ウェブ番号1026035  更新日 2025年9月1日

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RSウイルス感染症とは

RSウイルス感染症は、RSウイルスにより引き起こされる急性呼吸器感染症です。

RSウイルスは、日本を含め世界中に分布しており、生後1歳までに50%以上の人が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が一度は感染すると言われています。

また、RSウイルスは、生涯にわたって何度も再感染を繰り返すことがあるため、どの年齢でも感染する可能性があります。

主な症状

潜伏期間は、2~8日(典型的には4~6日間)を経て症状が出現します。

症状は、発熱、鼻汁、咳などの風邪症状が数日続きます。ほとんどが軽症ですみますが、気管支炎や肺炎など重症化することもあります。

また、成人では、重症化することは少ないとされていますが、慢性呼吸器疾患などの基礎疾患のある高齢者や免疫不全の方は、重症化するリスクがあるため注意が必要です。

感染経路

感染している人が咳やくしゃみ、会話をした際に飛び散るしぶきを吸い込む飛沫感染や、ウイルスがついている手指や物品(ドアノブ、おもちゃなど)を触ったり、なめたりすることによる接触感染で感染します。

治療方法

RSウイルス感染症には特効薬はありません。症状を和らげる対症療法が中心となります。

予防方法

マスクの着用や、手洗い、手指消毒をこまめに行うなど、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症と同様の感染症対策が有効です。また、多くの人が触る場所や物などを定期的に消毒することも有効です。

ワクチン接種(任意接種)

60歳以上を対象としたワクチン及び生まれてくる子の予防を目的に妊婦を対象としたワクチンがありますが、現時点では、定期接種の対象となっていません。

 

このページに関するお問い合わせ

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〒755-0033 宇部市琴芝町二丁目1番10号

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