ハンセン病について
ハンセン病とは
ハンセン病とは、「らい菌」に感染することで起こる病気です。かつては「らい病」と呼ばれていましたが、明治6年(1873年)に「らい菌」を発見したノルウェーの医師・ハンセン氏の名前をとって、現在は「ハンセン病」と呼ばれています。
- 遺伝病ではありません。
- 感染力の極めて弱い細菌による病気です。現在においては感染することも発症することもほぼありません。
- 優れた治療薬により治ります。
- 早期に治療すれば、身体に障害が残ることはありません。
- わが国には感染源となるものはほとんどありません。身体の変形は後遺症にすぎません。
ハンセン病について正しい知識と理解を持つことが大切です。
ハンセン病元患者家族に対する補償金制度
令和元年(2019年)11月15日に、議員立法により「ハンセン病元患者家族に対する補償金の支給等に関する法律」(令和元年法律第55号。以下「法」という。)が成立し、同年11月22日に公布・施行されました。
この法の前文では、ハンセン病の隔離政策の下、ハンセン病元患者家族等が、偏見と差別の中で、ハンセン病元患者との間で望んでいた家族関係を形成することが困難になる等長年にわたり多大の苦痛と苦難を強いられてきたにもかかわらず、その問題の重大性が認識されず、これに対する取組がなされてこなかった、その悲惨な事実を悔悟と反省の念を込めて深刻に受け止め、深くおわびする旨が述べられています。
この法に基づき、対象となるハンセン病元患者の御家族の方々に対し補償金が支給される制度があります。
厚生労働省 (補償金相談窓口)
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住所
〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2 厚生労働省健康局補償金担当宛て
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