第8回宇部市楠地域審議会 会議概要

ウェブ番号1009136  更新日 2021年2月10日

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1 開催日時

平成19年4月27日(金曜日)、午後1時30分開会、午後4時10分閉会

2 開催場所

宇部市楠総合センター2階 中小会議室

3 出席委員

13名
藤本光昭、日枝敏夫、山下啓三、畑口百合巳、大田壮助、黒瀬美紀子、矢原久登、千々松妙子、伊藤和子、田坂吉弘、藤野暁夫、池田恵司

4 欠席委員

2名
柏村雅実、西田孝雄

5 出席職員

市長、楠総合支所長、楠総合支所次長、地域振興課長、市民生活課長、経済課長、施設課長、下水道課長、地域振興課長補佐、地域振興係長、総合政策部次長、総合政策課長、総合政策係長、土木建築部次長、道路課長、財務部次長、資産税課長、資産税課長補佐、土地係長、教育委員会次長、楠分局生涯学習課長、ガス水道局楠水道課長

6 会議経過

  1. 開会
  2. 委嘱状交付
  3. 市長挨拶
  4. 審議会委員紹介
  5. 事務局職員紹介
  6. 会長及び副会長の選任、就任あいさつ
    【事務局】
    委員の互選により選出をお願いします。意見等ありませんか。
    【藤本委員】
    会長に藤野委員、副会長に池田委員で留任をお願いしたい。
    ※その他の委員から拍手
    【事務局】
    賛成多数により、会長に藤野委員、副会長に池田委員を選任いたします。では、一言ずつあいさつをお願いします。
    【藤野会長】
    市町合併後2年以上経過し、これからは新市建設計画の実現に向け意見、提言を行うことがこの審議会の役割。真剣かつ積極的な協議をお願いします。
    【池田副会長】
    「合併してよかったと感じられることがあまりない」との地域住民の声をよく聞きます。地域の声に耳を傾け、実りある審議会となるよう、ともに努力をお願いします。
  7. 議事
    1.地域審議会の役割等について
    【藤野会長】
    議事の1.について、説明をお願いします。
    《菊池地域振興課長補佐資料1により説明》
    【藤野会長】
    何か質問はありませんか。ないようですので次に進みます。
    2.新年度予算概要
    3.新市建設計画(過疎計画)進ちょく状況
    【藤野会長】
    議事の2.、3.は関連することが多いと考えますので、まとめて説明をお願いします。
    《仁井地域振興課長資料3及び4により説明》
    《能津道路課長資料3の追加説明》
    《鶴田楠分局生涯学習課長資料3の追加説明》
    《白石総合政策課長資料3の追加説明》
    《森部経済課長資料3の追加説明》
    【藤野会長】
    質疑に入ります。どなたからでも、
    【畑口委員】
    新年度予算概要書の中に、「再掲」という標記で「重点施策」と「少子高齢化社会への対応施策」それぞれに予算掲示(二重掲示)されているものがある。概要書2ページの各施策合計予算額においても、二重掲示分がそのまま加算されているようなので、予算計上の誇張的表現になるのではないでしょうか。
    【福本財務部次長】
    概要書は、見やすさ、分かりやすさを第一にした編集を行っており、実際の予算書とは異なります。各項目ごとの額を分かりやすく掲示するという、編集方法のため、二重掲示になっているものもあるということで、ご理解をお願いします。
    【池田副会長】
    市街地への連絡道路(興産道路)の活用については、前回の審議会でも質疑があり、「県へ継続的に要望しており特に進展はない。」とのことでした。今回、興産道路活用は実現困難との結論が出たようですが、いつそうなったのか、結論が出た時点の当審議会への報告の必要性をどのように考えたのか、また、興産道路活用に変わる連絡道路の整備についてどのように考えているのかお答えください。
    【古松土木建築部次長】
    11月末に県から興産道路活用について協議があり、検討の結果、活用困難となりました。これに変わる連絡道路について、今後、県の助けも借りながら検討していく予定です。
    【藤野会長】
    新市建設計画の見直し(変更)を行う場合、当審議会への協議についてどのようにお考えですか。前出の興産道路の件にしても、市街地への連絡道路は合併時の目玉事業のひとつ、事業主体が県・国であっても、見直し等を行う場合、当審議会への協議があるべきでは、我々が置き去りにされたような感があるのですが。
    【白石総合政策課長】
    事務局として取り扱いをしっかり検討しなければならないが、当然、大きな変更(事業の廃止、新規追加など)については、審議会への相談、報告をしながら進めていかないといけないと考えています。
    【藤野会長】
    新市建設計画の変更について、原則、当審議会へ協議するということですが、それならば、興産道路活用に変わる市街地への連絡道路について、計画変更(新規)として計画書への掲示を協議していくことが必要ではないでしょうか。
    【小川総合政策部次長】
    新市建設計画には、「地域内連絡道路の整備:既設道路の活用調査研究を行う」と掲載があります。先程の古松次長の回答では、代替の連絡道路検討を行っていくということでした。現状のままで対応が可能と思われますが、計画の変更が必要かどうかについては改めて検討いたします。
    【畑口委員】
    沼田ヶ原から厚東駅および持世寺への連絡道路の整備はどのようになっていますか。
    【能津道路課長】
    県道宇部美祢線(沼田ヶ原~厚東駅)につきましては、現在、旧宇部区域の未改良区間のうち、地元の了解が得られた箇所から局部改良等の整備が進められております。また、歩道整備につきましては、国道2号との交差点改良を含め、現地調査等が進められることとなっております。
    【畑口委員】
    それではこの線(県道宇部美祢線)は、宇部市として整備を進められると思ってよいのですね。
    【古松土木建築部次長】
    新市計画の中でこの路線はあがっていますが、全線全面加工改良は当初から困難としています。ただ、駅前の2号線交差点から200mは道が狭いので、歩道整備をしていこうということで新市計画にあげています。200mを除いた区間は、カーブが急な所などは局部改良ということで、以前からもお願いしています。現在では、地元説明会もされ了解のついたところから改良をしていくと聞いています。
    【池田副会長】
    ふるさと学習館はいつ完成する予定なのか、時期を明確にしてください。
    【斉藤教育次長】
    合併特例債を財源として、できるだけ早い時期の完成を目指しています。その明確な時期は、今、申し上げられませんが、財源と考えている合併特例債の最終期限は平成26年度ですから、それまでのできるだけ早い時期に着工していきたいと考えています。
    【池田副会長】
    ふるさと学習館建設に関して、合併特例債を活用してできるだけ早い時期に完成させたいということですが、地方交付税が年々減少する中、重要性・緊急性などを考慮しながら進めていかなければいけないのでしょうが、全庁的な調整を図って一歩一歩着実に進めて欲しいと思います。
    【千々松委員】
    ソフト事業については、どのような状況になっているのでしょうか。ハード面だけではなく、ソフト面についても重視してもらいたいと思います。
    【仁井地域振興課長】
    これについては、決算額をふまえて報告したいと思いますので、9月の決算委員会後に対応するということでよろしいでしょうか。
    【田坂委員】
    工事等を分けて行う場合、一連の事業として進めコストを低く抑えるべきだと思います。また、「こもれびの郷」について、運用計画がありますか。事業性を見越して計画を考えていくべきだと思います。
    【森部経済課長】
    概要計画、収支計画等の基本計画を立て、実施にむけてより実態に近い計画を立てています。
    【黒瀬委員】
    常盤公園の駐車場について、行事終了後、料金の支払いのとき、ゲートの前で一台一台が並んで支払いをすると時間がかかるので、支払い方法を検討してもらいたいと思います。たとえば主催者側が一括して支払い、ゲートを開けっ放しにするという方法が考えられると思います。これは一例ですが、何をするにしても利用するものの立場を第一に考えて方法を決めていってもらいたいと思います。
    【菊池地域振興課長補佐】
    公園緑地課と協議した上で、次回の審議会で報告させていただきます。
    【畑口委員】
    地域コミュニティの補助金カットについて、減額分に対する各地区の対応を教えてもらいたいと思います。
    【岡田市民生活課長】
    財源確保について、吉部地区は世帯からの負担金徴収はしないということになっています。万倉地区は、負担金徴収という考えは持っていますが、19年度は見合わせるということになっています。船木地区は、一世帯当たり300円を徴収して財源を確保していこうということになっています。
  8. その他
    【藤野会長】
    楠地域では、来年度から都市計画の用途区域内に新しくに都市計画税が賦課されます。その住民への周知方法について、地域審議会へ説明があります。それではよろしくお願いします。
    《柴田資産税課長資料5により説明》
    【藤野会長】
    都市計画税について、周知方法の説明がありましたが、何かご質問はありますか。
    【池田副会長】
    都市計画税の使い道は、納税者が住んでいる地域に使うという訳ではなく、市のすべての都市計画事業に当てて実施するということですが、これで納税者にメリットがあるということが説明できますか。今の説明の文章では、よく伝わらないと思います。
    【柴田資産税課長】
    納税者が、都市計画税を納めた地域に対して、都市計画施設ができないという不満は確かにあると思います。ただ、都市計画税の性格として市全部の地域に対して計画を立てて事業を実施していくということで、都市計画税対象区域に対しては、都市計画事業が将来にわたって計画されるということですので、そういったことも記載して市民の方に理解を求めていきたいと思います。
    【藤野会長】
    先程の説明の中で、「地域審議会だより」に掲載するということでしたが、この「地域審議会だより」について詳しく説明をお願いします。
    【菊池地域振興課長補佐】
    「地域だより」は、今年の4月号をもって廃刊となりましたので、名称はまだ決まっていませんが、この会の経過内容等の「たより」を作成して、今後、住民に報告をさせていただきたいと考えています。
    【千々松委員】
    「地域だより」廃刊の経緯を説明願います。
    【菊池地域振興課長補佐】
    「広報うべ」が全戸配布されていますが、合併後間もないということで楠地域の行事や制度の違い等について、より詳しい内容で地域の方々にお知らせできたらという考えで、「地域だより」という形をとって2年と半年くらい残してきたという経緯があります。現段階で周知ができたと判断し、今まで掲載してきた行事等に関しては、担当課をはじめ、「広報うべ」、市ホームページ等からお知らせしていくということになっています。
    【山下委員】
    楠地域の都市計画税の課税範囲が、どのような経緯で決められたのか説明してください。
    【柴田資産税課長】
    都市計画税の課税区域は、都市計画の用途区域に対して課税していくことになっています。当初、山陽都市計画区域が決められたときに用途区域が決められていますが、これに拘束されます。例えば、一筆の中に都市計画区域の線が引かれている場合があり、課税技術上、難しい面もありますが、用途区域の線が引いてある以上、ここに課税しなくてはなりません。ご理解をいただきたいと思います。
    【池田副会長】
    話は変わりますが、審議会の今後の進め方について、提案したいんですが、今後の地域審議会の役割を考えてみると、市長さんに対して要望・提言をしていくという責務があると思います。そういった意味で、合併してまだ進んでいない事業とか、ひとつのテーマを決めて議論・意見交換をしていくことが重要と考えますがいかがでしょうか。
    【藤野会長】
    私も、このことは以前から気になっていたんですが、今の副会長さんの意見について何かございませんか。
    【矢原委員】
    急にテーマを絞るといっても、15名の委員がいてそれぞれの立場から出ているわけです。重要なテーマもそれぞれにあると思うので、みんなで持ち寄って、その中から優先順位を決めて議論していったらどうでしょうか。
    【藤野会長】
    今ここでテーマを絞るのは無理と思います。事務局には迷惑をかけますが、各委員さんからテーマを出してもらいその中から整理していきたいと思います。私自身の気持ちとしては、8月ごろまでにテーマの取りまとめを行い、3回目の審議会である11月には、それについて最後のまとめと整理をする。このスケジュールでどうでしょうか。
    それでは、後日、課題について事務局から皆さんへ調査していただき、それをまとめていただいて今後の対応をしていくことにします。
    以上で、今日の審議の案件はすべて終了しました。みなさんご協力ありがとうございました。
  9. 伊藤楠総合支所長あいさつ
  10. 閉会

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