平成30年度の実施状況

ウェブ番号1002784  更新日 2024年3月8日

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平成30年度は、昨年度の藤山小学校での取組をベースとして、鵜の島小学校でも環境教育の効果的な実施に取り組んでいます。また、小中一貫教育の導入を視野に入れ、中学校における環境教育のプログラムについても藤山中学校で検証を行っています。

社会見学(鵜ノ島小:6月19日、藤山小6月21日)

今年度も、市のごみ処理施設を見学した後、株式会社アースクリエイティブの食品リサイクル工場を訪れました。昨日まで店頭に並んでいた食品が大量に廃棄されている現実を知っておくことは、後に、日本の食料自給率や世界の食糧問題を考える際にもきっと役立つはずです。

写真:ごみ処理施設うのしま見学1

写真:ごみ処理施設うのしま見学2

ごみに関する出前授業(鵜ノ島小:6月28日、藤山小6月4日)

市廃棄物対策課によるごみ問題のスライド学習、分別ゲーム、パッカー車を使ったごみ収集業務の紹介の三本立てです。大人でも間違えやすい分別については、児童から両親に説明できるようになりました。

写真:藤山出前講座

写真:うのしまごみに関する出前講座1

写真:うのしまごみに関する出前講座2

特別講義「昆虫のくらしと環境」(鵜ノ島小:7月4日)

鵜の島小学校の発案により、児童が大好きな虫と環境のかかわりについての授業を開催しました。講師には地元で自然保護に活躍されている山口むしの会 管哲郎氏をお招きしました。夏休みの自由研究にも役立ちそうです。

写真:「昆虫のくらしと環境」うのしま特別講義1

「昆虫のくらしと環境」写真:うのしま特別講義2

段ボールコンポスト開始(鵜ノ島小:10月4日、藤山小:10月1日)

藤山小では昨年に続いて、鵜の島小では初めて段ボールコンポストに挑戦します。鵜の島小は、4年生と5年生が同時に取り組むことになりました。市廃棄物対策課の説明をしっかり聞いて、11月末まで当番制で家庭から生ごみを持参し、良い堆肥ができるように協力して管理します。

写真:鵜の島段ボールコンポスト

写真:藤山段ボールコンポスト

段ボールコンポストまとめ(鵜ノ島小:1月18日、藤山小:1月21日)

3か月間の撹拌と生ごみ投入を経て、段ボールの中に堆肥が出来上がりました。開始前と現在の重さを比べると微生物の働きがはっきりとわかりました。市廃棄物対策課からは、日常生活の中で自分たちにできる地球環境にやさしい取組を考えてみてくださいとお願いがありました。鵜の島小では、引き続き市職員や先生、参観日で来校された保護者と一緒にコンポストの堆肥を使った鉢植えの作成に取り組みました。

写真:藤山段ボールコンポストまとめ

写真:ごみの量と堆肥の量を記載したホワイトボード

写真:コンポストの堆肥を使った鉢植えを作成する様子

2分の1成人式(鵜ノ島小:2月26日、藤山小:2月27日)

2分の1成人式は、10歳になった子ども達が、できるようになったこと、これからやりたいことを発表するとともに、保護者の方に感謝の気持ちを伝える場です。段ボールコンポストで作った堆肥も鉢植えに使い保護者に贈られました。

写真:うのしま2分の1成人式

写真:藤山2分の1成人式

伝える力、聞く力を養う発表会(鵜ノ島小:2月26日、藤山小:3月19日)

鵜ノ島小では、保護者参観日に4年生がポスター掲示、5年生がグループ発表を行いました。藤山小では、4年生が3クラス同時進行のポスターセッションに挑戦しました。環境問題をテーマにクイズ、紙芝居、寸劇など工夫した方法で、「私たちにできる地球にやさしい行動」を発表しました。

写真:うのしま4年伝える力、聞く力を養う発表会

写真:うのしま5年伝える力、聞く力を養う発表会

写真:藤山伝える力、聞く力を養う発表会

菜種油搾油体験(藤山中:6月21日)

藤山中学校では、敷地内の緑化に力を入れています。その中で育てた菜の花から種を採取すれば、油を搾ることができ、その油は調理実習にも使えるという循環の仕組みを生徒に教えたいというコンセプトで今回の授業が企画されました。講師には万倉で林業を営む田邉厚実氏をお招きしました。

写真:藤中菜種油搾油体験1

写真:藤中菜種油搾油体験2

写真:藤中菜種油搾油体験3