コミュニティ・スクール

ウェブ番号1003775  更新日 2025年11月18日

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宇部市では、学校と地域が連携、協働しながら子どもたちの豊かな成長を支えるまちづくりをめざしています。

そのために、「第2期教育振興基本計画」において、重点的取組として「社会教育の推進」と「コミュニティ・スクールの推進」を掲げ、「地域とともにある学校づくり」と家庭・地域も当事者として子どもの教育にかかわる地域学校協働活動を通した「学校を核とした地域づくり」を一体的に進めていきます。

国・県のページ

コミュニティ・スクールの取組

コミスクホットニュース

10月28日(火曜日) 地域ブースも盛り上がったウオークラリー集会!

新川小学校

新川小ウオークラリー

新川小学校では、毎年、全校児童が縦割り班に分かれて、体育館や教室でウオークラリーを実施しています。今年も、子どもたちは各班でスーパーボールすくいやペットボトルのボウリングなど楽しいゲームのブースを作り、班のみんなと学年を超えて仲よく楽しくブースをまわりました。
また、体育館では、集会委員会の考えたゲームに加えて、地域のボランティアの方によるモルックや輪投げなどのブースも用意され、にぎやかな交流になりました。
事前に、地域学校協働活動推進員が中心となって地域ボランティアに声をかけ、昨年度よりも多くの方に協力いただけたことで、ゲーム数も増え大いに盛り上がりました。
10年以上続く恒例の学校行事ですが、常に見直しと改善を行い、地域と学校がともに連携・協働しながら、子どもたちの豊かな体験を生み出しています。

10月21日(火曜日) 1~3年生の学級代表も参加した学校運営協議会

神原中学校

神原中学運協

神原中学校の第2回学校運営協議会には、今年度から生徒会執行部に加えて、1~3年生の学級代表生徒も参加し、総勢24人の生徒が参加しました。また、意見交換のグループ数も8つに増え、教職員9人も参加した活気のある学校運営協議会となりました。
意見交換の内容は、(1)「神原中学校の魅力」 (2)「地域や社会をよりよくするためにできること」 (3)「地域にあってほしい行事等」の3つで、SWOT分析の手法を用いて〝強み″と〝弱み″を付箋に書き出しながら分類し、よいところ(強み)を伸ばし課題(弱み)を解決するための手立てを考えていきました。
その中で、「地域にあってほしい行事」として、オールナイトテニスやお泊り会、ドッジビー大会、防災キャンプ等が候補としてあがり、これらの案を各クラスに持ち帰り改めて生徒たちで検討していくことになりました。
今回、学級代表生徒は各クラスに意見交換の結果を知らせるというミッションが生まれました。こうした工夫により、一部の生徒の意見交換だけで終わることなく結果が全校生徒に伝わることで、全ての生徒が関わるきっかけとなることでしょう。学校や地域の課題を自分事として考えていく生徒が育っていくことを期待しています。

10月11日(土曜日) 学校・地区合同運動会に短大生がボランティア参加!

万倉小学校

万倉小運動会

雲一つない秋空の下、万倉小学校と万倉地区合同の大運動会が開催されました。
大会ボランティアとして参加してくれた山口芸術短期大学の学生7名は、準備や後片付けだけでなく、子どもたちと一緒に走ったり係活動を手伝ったりと、大活躍でした。メンバーの中には教職を志望している学生もおり、子どもたちへの声かけがスムーズで、子どもと接する姿勢がとても前向きなので、ムードメーカーとして、大会を大いに盛り上げてくれました。
今年度、万倉地区コミュニティ推進協議会からの要請で実現したこの山口芸術短期大学の学生ボランティアは、4月のつつじ祭り、8月の楠中校区合同学校運営協議会にも参加しており、万倉小学校と万倉地区の活性化に大きく貢献しています。市内出身の学生もおり、社会貢献の一つとして若い力が地元で大いに発揮されています。

10月7日(火曜日) 伝統文化継承へ、迫力の神楽舞

楠中学校

楠中神楽舞

楠中学校では、全校生徒が岩戸神楽舞保存顕彰会の方による体験授業を受けました。これは、生徒たちに地域の魅力や伝統文化を知ってもらい、その継承への関心を高めることを目的として昨年度から始まったものです。
授業では、神楽舞の歴史や舞の順序を学び、剣・姫・鬼の3種類の舞を鑑賞しました。楽器の音と融合した迫力ある舞を生で見ることができ、貴重な体験となりました。
また、放課後の体験学習では、実際に衣装や採物、太鼓などに手を触れ、舞の基本を学ぶこともできました。
約280年前から伝わるこの岩戸神楽舞は、担い手不足により2008年を最後に奉納が途絶えていましたが、復興委員会が立ち上がり、その後保存顕彰会となって市内外の会員により現在まで継承されています。地域の魅力を若い世代(楠中生)が後継者(担い手)として、引き継いでいってくれることを期待しています。

10月7日(火曜日) 波雁ヶ浜松林保全活動

東岐波小・中学校

東岐波小中松林保全活動

東岐波小学校4年生と東岐波中学校1年生が、地域の方と一緒に岐波の松林を守るために、松の葉を集める清掃活動を行いました。
この活動は、奉仕の心や郷土への愛着を育むことを目的に、総合的な学習の時間の一環として2019年度から小中合同で行っています。
松林を管理・保全している地域の方から、歴史や海水浴でにぎわった昔の様子、松露という珍しいキノコの話などを聞いた後、児童と生徒混成のいくつかのグループに分かれて、落ち葉や枯れ枝を集める活動を行いました。
子どもたちからは、「地元への誇りがもてた」「清掃活動で達成感を味わった」といった嬉しい声も寄せられ、清掃を通じて地域の自然に触れ、故郷の魅力の再発見につながる貴重な体験となったようです。

9月30日(火曜日) 豆腐作り~大豆の味を満喫

恩田小学校

恩田小豆腐作り

恩田小学校では、3年生の国語科「すがたをかえる大豆」の授業の一環で、クラスごとに栄養教諭や恩田地区おひさまクラブの皆さん、愛育会の保護者の皆さんからアドバイスをいただきながら、大豆からお豆腐ができるまでの工程を学びました。
子どもたちは、グループで協力し、手作り豆腐とおからパンケーキを作って味わいました。大豆をミキサーにかけることなど、初めて行うことも多く、とても楽しそうに取り組んでいました。
教科書の説明文で学んだことを実際に体験することで、子どもたちは実感をともなってより深く文章を理解することができたと思います。また、地域や保護者の方々にサポートしていただくことで、より安全で楽しい体験となり、子どもたちの学びが広がりました。

9月27日(土曜日) 朝食レシピ表彰式

厚南小学校

厚南小朝食レシピ表彰式

厚南小学校では、記念すべき10回目となる「我が家の簡単☆朝食コンテスト」を実施。
今回は、10回目を記念して部門賞も10部門に増設。地域学校協働活動推進員が厚南中学校区の厚南中学校や西宇部小学校、宇部商業高校を訪問してコンテストの案内をするなど募集範囲を広げました。宇部商業高校からは90点近くもの応募があり、回収も地域学校協働活動推進員が行いました。
その結果、応募総数は527点にのぼり、その中から受賞者が決定し、9月27日の愛校バザーのオープニングで表彰式が行われました。多くの人々が見守る中、学校運営協議会会長から賞状が授与されました。
「我が家の簡単☆朝食コンテスト」は、「食生活の改善」という課題の解決に向け、学校運営協議会がPTAと連携・協働した形で取り組んできました。その間、社会の状況に応じて、PDCAサイクルを意識しながら、少しずつ形を変えながら継続されてきました。
今回は、4校分のレシピパネルも作成され、それぞれの学校で展示される予定です。これからも、簡単な朝食を作ってみたり、料理を通して家族の会話を弾ませたりと、創意工夫されたこれらのレシピがどんどん日常生活に取り入れられることを期待しています。

9月27日(土曜日) 小野小を語る会

小野小学校

小野小を語る会の写真

小野小学校では、授業参観の後、保護者、中学生、地域の方々等50名ほどが集まり、さまざまなテーマで意見交換をする「小野小を語る会」を初めて開催しました。
例年、地域の方に協力いただいていた除草作業が、今年度から業者委託になり、業務の効率化が図られる一方、地域コミュニティとして地域住民がつながり集い合う機会が失われることを懸念する声が寄せられたことから計画実施されたものです。地域とのつながりをより深める活動について子どもと大人が一緒に語り合うことで、地元住民としての思いや地域の歴史、伝統等を知り、受け継ぎ発展させてくれることが期待されます。
テーマには、「小野地区文化祭への参画」「地域の方と一緒に学習する機会」「小野科(総合的な学習の時間)の学習を深めるために」があり、熱気あふれる会になりました。
当日は、児童が収穫し熟成させた梅ジュースのおもてなしもあり、味覚・嗅覚でも小野のよさを実感することができました。
また、小野小児童と地域企業とが協同で完成させた「小野小ブレンド茶」の販売発表もありました。レモングラスと小野茶のバランスが絶妙なさわやかなお茶で、最後はみんなで乾杯をしました。
地域の方々は笑顔になって帰られ、子どもたちもこれからの学習や地域貢献に対する意欲が高まったそうです。
小野小に関わる人々が一堂に会して、自分たちの学校について語り合う様は、まさに地域を愛する心を育む多世代交流そのものです。子どもたちにとっても、力強い応援団を得て、一層学びに磨きがかかることでしょう。

9月26日(金曜日) 「地域ブース」も参加!見初まつり大成功!

見初小学校

見初まつりの写真

今年の見初まつりは、保護者の方、地域の方、そして近くの幼稚園の年長さんをお招きしての開催となり、子どもたちもこの日を心待ちにしながら準備に取り組みました。また、より多くの来校者に楽しんでいただくために「地域ブース」を新設したいという意見が教員から出され、その依頼が地域学校協働活動推進員に届けられました。
その結果、地域の方による企画「ワニワニ退治でポン」のブースが誕生しました。見初まつりの会場は、子どもたちの元気な声とたくさんの笑顔であふれ、盛況のうちに終了しました。
子どもたちの感想には、「今回は地域の人も参加していて、楽しかったし、みんなで協力しながら店番をできて、よかったなと思いました」「ぼくが今日よかったなと思ったことは、幼児の人や大人の方に優しく対応できたことです。店番をして、お客さんが笑顔になっていて、ぼくも心があたたかくなりました」とあり、様々な世代や地域の方との交流ができたことの満足感や達成感を得たことが分かります。
教員の側から地域の力を借りたいという声が上がるのは、日頃から学校と地域の信頼関係が構築されている証しです。
幼保小連携と地域連携が同時に実践され、子どもたちの学びがさらに深まり充実したものになりました。

9月18日(木曜日) 第2回宇部市コミュニティ・スクール推進協議会

社会教育課

第2回宇部市コミュニティ・スクール推進協議会の写真

第2回宇部市コミュニティ・スクール推進協議会が、市役所市民交流棟で開催され、広報うべ12月号と一緒に戸別配付を予定している「コミュニティ・スクール等周知のためのチラシ(案)」について協議しました。
委員は、3つのグループに別れて、チラシのタイトルや写真、イラスト等の掲載内容について、熱心に協議しました。
市民の方に、コミュニティ・スクールのことを知っていただくにはどのような内容を取り上げるとよいのか、学校と地域が連携・協働する活動に興味・関心をもっていただくにはどのような写真が効果的か、活動に参加したいと思っていただくにはどのような文言で伝えるべきか等、市民の目線を大切にしながら意見を出し合いました。
市ではこの度のチラシによるコミュニティ・スクールの周知を通して、より多くの市民の方々に「地域とともにある学校づくり」に参画していただきたいと思っています。
また、子どもたちを通じて学校と地域が一体となって取り組んでいる協働活動についても分かりやすく紹介することで、「学校を核とした地域づくり」をさらに進めていけるチラシになればと期待しています。
子どもたちと地域の未来のために、あなたも一歩踏み出してみませんか。

9月12日(金曜日) 「鵜ノ島子ども隊」3・4年生が清掃活動!

鵜ノ島小学校

鵜ノ島子ども隊の写真

鵜ノ島小学校では、今年度3年生と4年生が「鵜ノ島子ども隊」の黄色いビブスを着用して、地域の清掃活動を行いました。総合的な学習の時間の中で、地域の環境について学ぶために行われたものですが、地域を改めてよく知る機会にもつながりました。
鵜の島ふれあいセンターを通じて、地域の方々にも参加・協力いただき、皆が協力して、鵜の島地区をきれいにしようという思いで活動しました。
令和4年度から、5年生と6年生が地域の行事で着用を始めた「鵜ノ島子ども隊」の黄色いビブス。地域を愛する心は、高学年児童から中学年児童へと受け継がれ、年度を重ねるごとに、その活躍の輪が広がりを見せています。
今後、「鵜ノ島子ども隊」での経験が、藤山中学校の「ヤング自治会」や「地域元気応援隊」の活動につながっていくことを期待しています。

9月11日(木曜日) ナップザック作りでミシンボランティア大活躍!

小羽山小学校

小羽山小ミシンボランティアの写真

小羽山小学校では、6年生が家庭科の授業で、10月21日~22日の修学旅行に持って行くナップザックを製作しています。地域ボランティア4名の方に支援していただきながら、しつけやミシンかけを行いました。子どもたちは、5年生の時にミシンかけを経験していることもあり、大きく戸惑うことはなかったようですが、縫いすぎてほどく場面もあり、地域の方や友達に助けてもらいながら、目標としていたところまで仕上げることができました。
子どもたちからは、「ミシンの使い方を教えるために地域の人たちが来てくれました。優しく丁寧に教えてくださったので、ミシンかけが早く終わりました」「僕は裁縫が苦手だったけれど、地域の方が上手に教えてくださったから、ミシンかけが上手にできました」と感謝の声が聞かれました。
今回のボランティアは、担任からの要望を受けて、地域学校協働活動推進員が地域に声をかけ人を集めて実現しました。
ボランティアの方々のおかげで、子どもたちは順調にナップザックの製作を進めることができています。子どもたちは、感謝の思いも込めて仕上げ、その思いも背中に背負って修学旅行に向かうことでしょう。

特色ある学校の取組

学校の特色ある取組を紹介しています。

特色ある神原小学校の活動の写真

各学校のホームページ

各学校のホームページでは、
「地域学校協働活動」ページにて、コミスクの取組を紹介しています。
「学校だより」「学校の様子」ページにも、関係する記事が掲載されていますのでご覧ください。
ポータルサイトの下の方に、下の図のような各学校ホームページへのリンク一覧があります。

ホームページの説明画像

コミスクだより(宇部市のコミュニティ・スクール)

コミスク便り番号1の写真

学校や地域に発信しているコミュニティ・スクールに関する情報紙です。

会議・研修

コミュニティ・スクールに関する会議・研修

宇部市コミュニティ・スクール推進協議会

教育委員会の施策の充実や各学校及び地域等の取組の改善に向けた協議を行います。
各中学校区の学校運営協議会の代表で構成されています。

会議の写真

第1回宇部市地域学校協働活動推進員連絡会議:5月27日(火曜日)

 

0527推進員連絡会議

県主催の地域連携教育に関する研修会が統合・整理されたことや、宇部市社会教育委員会による提言書『「これからの宇部市の社会教育と私たちの地域づくり」について(令和7年2月)』が提出されたことなどを受けて、社会教育課では、今年度新たな会議を開催することとしました。その一つが、「第1回宇部市地域学校協働活動推進員連絡会議」です。この会議は、地域学校協働活動推進員を対象としたものですが、当日は推進員の推薦を担う、ふれあいセンター館長6名も参加しました。
会議ではまず、本課の社会教育主事による所管説明で推進員の役割を確認しました。推進員は「地域と学校をつなぐコーディネーター」の役割を担い、学校・地域の課題解決に必要な連絡調整や地域・学校の教育活動の企画や支援、その他関係団体等との連携調整といった活動をします。また、県・市が進める「大人の学び」について、実施に向けた共有を図りました。推進員は、単なる支援者、サポーター、ボランティアではなく、子どもたちの学びを支える学校のパートナーであることを再確認し、各自が認識を深めていきました。
会議の後半は、グループに分かれ、「(1)各校における地域学校協働活動の現状について」、「(2)児童生徒の意見を生かした地域学校協働活動の推進について」というテーマで情報交換を行いました。
事後のアンケートには、「情報交換はとても刺激的で勉強になりました。参考にしてできることに取り組んでみたいと思います」や、「学校との連絡を更に密にしていきたい」「もっと子どもたちと関わって思いを聞いていきたい」といった積極的な声がたくさんありました。
本会議が、学校と地域との協働活動の一層の充実に向けて、「地域とともにある学校づくり」と「学校を核とした地域づくり」の一体的な推進を図るきっかけとなるよう願っています。

第1回宇部市地域連携教育担当者連絡協議会:6月27日(金曜日)

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山口県教育庁地域連携教育推進課と宇部市の地域連携教育担当者との連絡協議会が市役所庁舎で行われました。昨年度まで戦略会議と呼ばれていましたが、市町の地域連携教育の取組を県が伴走支援する形に改められました。
当日は、県から2名、宇部市からは学校教育課、市民活動課、宇部市校長会、社会教育課から13名、そして、アドバイザーとしてCSチーフ(県内6地区に配置された統括的なCS活動推進員)をお招きし、宇部市の重点取組事項の柱の1である「地域学校協働活動の推進」についてグループワークで熟議を行いました。
「地域貢献意識の向上」については、地域の多様な活動と学校が求めているもののマッチングが重要であることや、児童生徒の地域への愛着・愛情を育むには学校地域連携カリキュラムや大人の学び、総合的な学習の時間での探究的な学びを通して地域と関わり、行動につなげることが重要であることを確認しました。
また、「学校づくりと地域づくりの理解浸透」については、保護者世代の関わりや地域学校協働活動推進員の働きに注目し、子ども主体の活動を仕組むことが必要であることを確認しました。
令和6年度の国の調査では、宇部市の約8割の児童生徒が、「地域や社会をよくするために何かしてみたいと思う」と答えています。これが、「何かできる」さらには、「行動する」に変容し、地域の担い手として育ってくれるように、地域連携教育推進課とCSチーフからいただいた助言をもとに、これからも宇部市の地域連携教育を推進していきます。

第1回宇部市社会教育推進委員会連絡会議:7月2日(水曜日)

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本会議は、宇部市福祉ふれあいセンターを会場とし、社会教育推進委員会会長及びふれあいセンター館長を対象に、社会教育推進委員会の役割や活動について理解を深めていただき、他地区との情報交換を行うことで、コミュニティ・スクールの取組と地域学校協働活動を一体的に推進することを目的として、今年度新たに実施したものです。
本課からの所管説明のあと、宇部フロンティア大学短期大学部の伊藤一統教授による講話「社会教育推進委員会の役割や活動について」を拝聴しました。具体的には、
「1.地域学校協働活動推進員を支援すること」
「2.現状を把握すること」
「3.社会教育推進のための計画を考え・推進すること」
「4.各所属や関係団体とつなぐこと」
「5.学びの事業を企画・運営すること」の5つをあげられ、それらの取組のポイントを一つ一つ分かりやすくアドバイスしていただきました。その後、グループごとに「社会教育推進委員会の活動事例や悩みごと」について、フリップディスカッションを行いました。参加者からは、地域の特色を生かした活動が展開されている他地区の様子を知ることができ参考になったという声が聞かれました。
今後もこういった学びや交流の機会を設けることとしており、社会教育推進委員会が、各地区の社会教育活動とともに地域学校協働活動を担う地域学校協働本部として、より一層の充実が図られることを期待しています。

10月7日(火曜日) 宇部市地域連携教育担当者研修会

地域連携教育を推進する関係者が一堂に会し、「学校運営協議会の一層の充実」や「地域学校協働活動の推進」について理解を深め、「地域とともにある学校づくり」と「学校を核とした地域づくり」の一体的な推進につながる体制づくりについて考えます。

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ときわ湖水ホールにおいて、学校づくりと地域づくりの関係者が一堂に会する「地域連携教育担当者研修会」を、県教委と合同で(新たに)実施しました。
これは、昨年度まで実施していた「宇部市地域学校協働活動研修会」と、今年度新設した「宇部市地域学校協働活動推進員連絡会議」「宇部市社会教育推進委員会連絡会議」を兼ねて行ったものです。
前半は、4団体に各2回発表していただき、参加者はその中から2つを選んで聴講しました。内容は、
・船木地区社会教育推進委員会「船木地区社会教育推進委員会/R6年度活動実績」
・二俣瀬小学校学校運営協議会「小規模校を強みに変え、学校・地域の課題を解決する地域連携活動」
・恩田地区社会教育推進委員会「仲間とともに、子どもたちと楽しみ育ちあった、四半世紀を振り返る」
・厚南中学校学校運営協議会「生徒会を主体とした地域貢献活動」
の4つです。それぞれのブースでは、発表者の熱意あふれる発表内容を参加者が熱心に聴講し、質疑応答も行われました。
後半に行われたグループディスカッションでは、「未来へつなげよう!地域・社会のために私たちができること」をテーマに、どのグループも活発な情報交換や協議が進められ、会場が熱気に包まれました。
また、実施後のアンケートには、「5年先、10年先を見越した未来志向の体制構築に向けて多様な立場の方々と意見を交換しながら進めていきたい」「どの地区でも、高齢者と若い人(子ども)とのつながり、そして伝統を継承していくことが大切であると感じていた」「社教推の立場を明確にして、子どもと地域をつなぐ活動を考案していきたい」といった感想が寄せられていました。
これらの貴重な感想や意見を参考に、来年度に向けてさらに充実した研修会にしていきたいと思います。

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このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 社会教育課
〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号

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    電話番号:0836-37-2780 ファクス番号:0836-22-6066

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