コミュニティ・スクール
宇部市では、学校と地域が連携、協働しながら子どもたちの豊かな成長を支えるまちづくりをめざしています。
そのために、「第2期教育振興基本計画」において、重点的取組として「社会教育の推進」と「コミュニティ・スクールの推進」を掲げ、「地域とともにある学校づくり」と家庭・地域も当事者として子どもの教育にかかわる地域学校協働活動を通した「学校を核とした地域づくり」を一体的に進めていきます。
- 令和6年度 リーフレット (PDF 985.2KB)
- CSハンドブック~学校運営協議会の更なる活性化をめざして~ 山口県教委(外部リンク)
- コミュニティ・スクールの在り方等に関する検討会議 最終まとめ(文科省)(外部リンク)
- 地域学校協働活動の推進に向けたガイドライン(文科省)(外部リンク)
- 人口減少時代の新しい地域づくりに向けた社会教育の振興方策について(答申)(文科省)(外部リンク)
- 今後の生涯学習・社会教育の振興方策について(R5.3.8)中教審生涯学習分科会(外部リンク)
- 教師を取り巻く環境整備について緊急的に取り組むべき施策(提言)中教審(外部リンク)
- 次期教育振興基本計画について(答申)中教審(外部リンク)
コミスクホットニュース
11月29日(金曜日) 宇部商業高校とのコラボ授業
厚南小学校
厚南小学校の児童と宇部商業高校の生徒による宇部の特産物を使った商品開発のコラボ授業が行われました。4年生の児童が「宇部らしさのある食べ物」を考え、高校生が商品化するというもので、子どもたちにとっては大変夢のある活動です。子どもたちは、万倉ナスにそっくりな「なすカステラ」やキウイ・小野茶・西岐波みかんを使った「宇部緑パフェ」など、3年生の社会科で習った宇部の特産物を使った商品を一人ひとりがプレゼンし、高校生に感想をもらいました。今後は、高校生が商品化に向け取り組んでいきます。
児童の発想を高校生が練り上げ商品化する活動は、ゴールが明確で希望や期待が膨らみます。高校生にとっても、マーケテイングを実践する機会となり、お互いにWin-Winの関係を築くことのできる有意義な協働活動になっています。
12月21日(土曜日) 継続実施されている門松づくりボランティア
楠中学校
楠中学校では、平成27年度から船木地区の門松づくりボランティアとして中学生が参加しています。今年度も6名の生徒が参加しました。まず、地域の方から門松の由縁などのお話がありました。単に作業をするのではなく、日本の文化を継承したいという地域の思いからです。本来なら竹や松等を切るところから一緒に作業を行う予定でしたが、当日は天候不順のため飾りつけだけとなりました。
中学生が参加すると活気があり、にぎやかで、地域の方々にとって張り合いや元気がもらえてとてもありがたいと好評でした。参加した生徒は活動後に、「自分たちが役に立っていましたか」「もっとこうしてほしいことはありませんか」と世話役の方に問いかけて自分たちの取組を振り返っていました。
この門松づくりは、日本の伝統ある行事を大人から子どもに伝える場になり、世代間の貴重な交流の場にもなっています。
12月19日(木曜日) 地域の方と「あいさつ」について学び合い
原小学校
原小学校2年生の道徳科の学習では、見守り隊や人権教育推進委員、ふれあい活動推進員等地域の方14名をゲストティーチャーに迎え、一緒に「あいさつ」について考えました。グループごとに、「挨拶すると、された人はどんな気持ちになるかな」「実際にどんな挨拶の仕方をしたら、元気で嬉しくなるのかな」などを考え実際にやってみました。
地域の方の感想には、「見守りを楽しく続けようと思える授業でした」「日頃からお互いを認め合うことを大切にされているのが分かりました」「私たちも元気をもらえる授業で参加してよかったです」とありました。
児童と大人が一緒に考え、思いを伝え合い、挨拶について学び合うことは、互いを尊重する心を育む貴重な経験となり、児童にとっても大人にとっても次の日からの挨拶が、さらによりよいものになっていくことでしょう。
11月30日(土曜日) うべKITAまつりに授業日として参加!
厚東川中学校
厚東川中学校は、万倉ふれあいセンターとこもれびの郷を会場に開催された第2回うべKITAまつりの当日を授業日とし、「夢太鼓」演奏やボランティア活動(職場体験を含む)を行いました。
10時からの90分間に、会場内5カ所のブースにて3年生をリーダーとした縦割り班で活動しました。 ブースでは、野菜・北部特産品の販売や、警察・消防等の車両の展示がされており、来場者が見学する際の案内や、小さな子どもが警察や消防の制服を試着して撮影する際のお手伝いをしました。会場では「美味しいですよ」「お弁当はいかがですか」「○○を体験していきませんか」など、生徒はしっかりと声をかけて、任された責任を果たそうと一層張り切っていました。その後、厚東川中「夢太鼓」を披露し、多くの方からたくさんの拍手をいただきました。
当初はまつりでの「夢太鼓」演奏だけを依頼されていましたが、これをボランティア活動とキャリア教育の機会ととらえ地域貢献に取り組んだことで、生徒の地域貢献意識が向上し、自己肯定感も高まりました。
11月23日(土曜日) ご高齢の方に「お元気注入券」(手紙)を届けて交流!
上宇部中学校
上宇部中学校では、学校運営協議会で協議を重ね、生徒会「地域連携部」として、一人暮らしの高齢者に「お元気注入券」(手紙)を届ける活動に取り組みました。校区内には一人暮らしの高齢者の多い地域があるという課題を知り、夏休みに生徒が上宇部と琴芝の各ふれあいセンターに相談して自治会へ呼びかけ、配り物と一緒にクイズやアンケート(困ったことや手伝ってほしいこと)も載せた手紙を届けることにしました。
【ふるさと愛し隊】を募り、1回目は鎌田地区16軒を訪問しました。
「お元気注入券」の手紙の一例です。「私は受験生ですが、~中略~いつでも上宇部中学校の生徒をたよってください。お体に気をつけてすごしてください。何かお役に立てることがあれば、お手伝いしたいです。地域のことなどで困っておられることや、中学生が手伝えること、できることがあれば教えてください。上宇部中学校 【ふるさと愛し隊】3年生」
自治会長さんからのお礼文です。「生徒さんとの同行訪問は、素晴らしい成果があったように思います。~中略~お年寄りの中には、生徒さんの訪問を受けて涙ぐんでいる方もいらっしゃいました。地域にはやはり若い力が必要です。改めて上宇部中学校の【ふるさと愛し隊】の活動に敬意と感謝を述べさせていだたきます。」
また、一人暮らしの高齢者や家族の方からのお礼の手紙も届いています。
「将来の上宇部・琴芝地域を担う人材の育成」「地域と学校を元気にし助け合いの心情を高める」「中学生が地域の人々のつなぎ役」という目的で、自らが志して集まった【ふるさと愛し隊】の活動を通じて、地域を愛し、地域を元気にする生徒たちが着実に増えています。
12月12日(木曜日) まるっと!黒石!~「大人の学び場」~
黒石小学校
黒石小学校では、「大人の学び場」として、保護者や地域の方へ出前授業や英語セミナーの案内をしています。今回は、「まるっと!黒石!」と題して大人を対象とした『英語セミナー』、3年生の出前授業の『石炭学習』、6年生の出前授業の『防災学習』の3つの授業を同じ日に実施し、保護者や地域の方が多数参加しました。
これら「大人の学び場」はsigfy(学校連絡サービス)で案内し、googleフォームで回答を集め名簿を作成して実施しています。この仕組みにより、広く案内することができ受付にかかる時間も短縮されるなど、業務の負担軽減を図りながらより多くの方々の参加を可能にしています。
12月1日(日曜日)、12月7日(土曜日) 住みよい地域づくり「ピカピカ大作戦」
桃山中学校
桃山中学校では、4年前の学校運営協議会の熟議の中で、「桃山中学校区を住みよいきれいな地域にするために、ボランティアで清掃活動を行いたい」という生徒からの意見に委員も賛同され、生徒と環境衛生連合会の方も加わり「ピカピカ大作戦」の実現に至りました。この活動は毎年恒例となっており、年々参加を希望する中学生の数も増えています。12月1日(日曜日)の小羽山地区での活動では、小学生の姿も見られました。12月7日(土曜日)の新川地区の活動では、ごみの分別について地域の方から学ぶ時間を設けるなど環境に関する有意義な学習の場にもなっています。
地域のよりよい環境づくりに向けて地域貢献したいとの中学生の思いから、地域や小学生も巻き込み継続・発展した活動となっています。
11月16日(土曜日) 地域貢献活動~ふるさとをきれいに!
西岐波中学校
西岐波中学校では、毎年全校生徒が地域貢献活動として校区の清掃活動を行っています。今年も地域の環境衛生連合会の方が加わり、生徒が住んでいる西岐波小学校区と常盤小学校区に分かれて、落ち葉や枯れ木などを中心に集めました。
地域と連携して自分の住んでいる地区をきれいにする今回の清掃活動で、今まで以上に地域のことを知るとともに、地域貢献意識を高めることができ、とても有意義なものとなりました。
11月16日(土曜日) 創立150周年記念オータムスクール2024(収穫祭)
厚東小学校
厚東小学校では平成30年度から、毎年オータムスクールを開催しています。この集会は、6月に苗を植え、11月にもち米を収穫したことを祝う「収穫祭」の意味合いもあります。今年度は、創立150周年記念バージョンとなりました。
開会・閉会セレモニーは、運営委員会の児童の司会で進めました。開会セレモニーのあと、餅つきが行われました。前日から、多くの、保護者・地域の方にご協力いただき、当日も、子どもたちは餅つきの順番が来る前からワクワクした様子でており、「よいしょ」のかけ声や地域の方の迫力のあるテンポのよい餅つきの様子も見られ楽しく盛り上がりました。児童からは、「初めての餅つきで、とても楽しかった」「お餅にあんこを包むのが楽しかったのでまた、作りたい」などの感想がありました。
また、各学年の教室で児童が主体となって取り組んだお店市では、来られた方に楽しんでもらおうと「ピンポンゲーム」や「秋の虫のクイズ屋さん」などの企画を考えました。児童は、多くのお客さんが来られたことに驚きながらも、やる気に満ちあふれ、張り切ってお店に取り組んでいました。
そのあとは、竹太鼓演奏、創立150周年記念餅まきと続き、下学年・上学年への餅まきの後には、全校児童から地域の方への感謝メッセージ付きのお餅を大人に向けて6年生児童がまきました。
地域・保護者の支援と協力を得て毎年継続して実施されている収穫祭は、児童を主体にしながら地域との温かい交流を図る大切な活動となっています。
11月10日(日曜日) 神原地区文化祭で小学生ボランティアが地域貢献!
神原小学校
神原小学校では、1年生から6年生までの33名が神原地区の文化祭で小学生ボランティアスタッフとして活躍しました。ゴミの分別をしたり、子ども会ブースの手伝いをしたり、ポケットティッシュを配って「ポイ捨て」防止の呼びかけをしたりと力を発揮していました。
日頃は、地域の方から支援を受けることが多い子どもたちですが、自分たちにもできることを考えて、実際に活動に移しその活動を周囲の人々に認められることで、自信や自己肯定感が高まっていきます。地域行事に参加するだけではなく、小学生ボランティアとして運営などにも取り組むことは、児童にとって地域の一員としての意識をさらに強める経験となることでしょう。
12月3日(火曜日) 「チャレンジ目標について」5・6年で熟議
船木小学校
船木小学校の第3回学校運営協議会では、「チャレンジ目標について」5・6年生と委員とが熟議をしました。まず、今年度6年生が考え取り組んできたチャレンジ目標の振り返りをした後、来年度のチャレンジ目標について5年生から提案がありました。
児童はそれぞれ委員会ごとに、学び(知)・心(徳)・からだ(体)の三部会に分かれ、今年度のチャレンジ目標の(知)『よく聴いて たくさん発表 船木っ子』、(徳)『時計を見て てきぱき動こう 船木っ子』、(体)『外に出て いっぱい遊ぼう 船木っ子』について振り返り、次の新たな目標としてあいさつや食事、健康に関する候補を挙げていました。委員の方からは「自分たちならどうする?」という質問や、「子どもたちが頑張っているから大人も頑張ろうと思う」という意見などがありました。
チャレンジ目標を5・6年生が一緒に考えることで、学校をより良くしようという意識がしっかりと6年生から5年生へと引き継がれています。
特色ある学校の取組
学校の特色ある取組を紹介しています。
コミスクだより(宇部市のコミュニティ・スクール)
学校や地域に発信しているコミュニティ・スクールに関する情報紙です。
宇部市コミュニティ・スクール推進協議会
教育委員会の施策の充実や各学校及び地域等の取組の改善に向けた協議を行います。
各中学校区の学校運営協議会の代表で構成されています。
宇部市地域学校協働活動研修会
コミュニティ・スクールを推進する関係者が一堂に会し、「学校運営協議会の一層の充実」や「地域学校協働活動の推進」について理解を深め、「地域とともにある学校づくり」と「学校を核とした地域づくり」の一体的な推進につながる体制づくりについて考えます。
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このページに関するお問い合わせ
教育委員会事務局 社会教育課
〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号
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