社会教育推進委員会

ウェブ番号1004615  更新日 2025年6月13日

印刷大きな文字で印刷

公民館運営審議会から社会教育推進委員会への移行

宇部市公民館条例の廃止に伴い、令和2年4月1日から8箇所のふれあいセンター(東岐波、西岐波、厚南、原、厚東、二俣瀬、小野、船木)は、社会教育に係る公民館機能をふれあいセンターに統合しました。
これに伴い、これまでの公民館運営審議会は、社会教育法に基づく活動に加えて、地域の特性を活かした地域づくりを進めるとともに、地域と学校の連携・協働体制を強化していくため、現行から見直しを図った社会教育推進委員会へ移行しました。
なお、既に「社会教育推進委員会」があった地区においては、従来の社会教育活動の企画・実施に関することに加え、地域と学校の連携・協働に関することについても取り組み、管内の教育活動の充実を図ることをめざします。

写真:社会教育推進委員会の会議風景

社会教育推進委員会の職務

  1. 管内の社会教育活動の企画・実施に関すること
  2. 地域と学校の連携・協働に関すること
  3. 前各号に掲げるもののほか、委員会が必要と認めること
    ※2の「地域と学校の連携・協働に関すること」は、平成29年3月の社会教育法の改正により法律に位置付けられた地域学校協働活動につながります。この地域学校協働活動は、地域の高齢者、成人、学生、保護者、PTA、NPO、民間企業、団体機関等の幅広い地域住民の参画を得て、地域全体で子どもたちの学びや成長を支えるとともに、「学校を核とした地域づくり」をめざした活動です。
    本市では、宇部市地域学校協働活動推進員設置要綱を定め、協働活動を推進していきます。本委員会は学校支援の要望調整や学校の地域貢献活動の地域側の総合窓口としての機能を果たすこととしています。
  • 社会教育推進委員会の役割を紹介した本市の「コミスクだより」です。

社会教育推進委員会の取組

社教推ホットニュース

2月26日(水曜日) 厚東小6年生とふれあいセンター清掃【地域学校協働活動】

厚東地区社会教育推進委員会

0226厚東掃除

厚東地区社会教育推進委員会では、厚東小学校6年生から、お世話になった厚東にお礼がしたいという依頼を受けて、児童と委員が一緒に厚東地域のゴミ拾いをすることになりました。しかし、予定した日が天候不良だったため、厚東ふれあいセンターの施設内の清掃活動に変更して行うこととなりました。普段から児童にとって学童や行事等でよく利用しているふれあいセンターの施設内のトイレ、講堂、ホールを、1時間かけて念入りに丁寧に掃除しました。委員からも、6年生がテキパキと掃除をする姿に感心し、児童の入学当初のことを思い出してその成長ぶりを実感した、との嬉しい声を聴きました。
地域の方と協働する地域への恩返し活動は、児童にとっても地域への愛着を生み、大人にとっても地域で子どもを育てることの充実感を味わうことのできる貴重な取組となっています。

3月11日(火曜日) 1年生が船木大橋架け替え工事を見学【地域学校協働活動】

船木地区社会教育推進委員会

0311hunaki

船木地区社会教育推進委員会では、50年に1度のチャンスである「国道2号線茶屋交差点改良工事及び船木大橋架け替え工事」の勉強・見学会を楠中学校1年生を対象に実施しました。この取組は、委員会で技術士の委員から提案され実現しました。
まず、教室で技術士の委員から船木の町の道路と河川の移り変わりやインフラ整備等に関する話を聞きました。次に、国土交通省の中国地方整備局宇部国道維持出張所の所長さんから、事故防止という改良工事の目的やこの6年間の工事過程の様子を聞き、受注業者である大栄建設株式会社の工務部次長さんからは、3D映像を使った作業状況やICT技術活用の説明を聞きました。これまで3日間かかるような測量が、ドローンでは30分でできることも教えてもらいました。
その後、実際に工事現場に行き、教室で見た3D映像を確かめるように地上から10メートル下の橋台の深い底をのぞいたり、測量機器を操作したりVRゴーグルを使って3D映像を見たりしたことで、生徒はその迫力に驚きの声をあげていました。
生徒にとって、土木工事について理解を深めるだけでなく、毎日通学で目にしている橋の架け替え工事に多くの人が関わり、何年もかけて安全かつ計画的に実施されていることに気づく貴重な機会になりました。

2月28日(金曜日) 神原ひなまつりボランティア【地域学校協働活動】

神原地区社会教育推進委員会

0228神原地区

神原地区コミュニティ推進協議会主催の「第12回神原ひなまつり」が2月28日から3月2日まで神原ふれあいセンターで開催されました。神原地区社会教育推進委員会も他団体とともに2月14日に神原小学校を訪れ、1年生に折り紙や紙皿を使ったひな人形作りの指導をしました。それぞれの児童による個性あふれる作品が出来上がり、ひなまつり会場に飾られました。
前日の会場準備には、神原小児童10名と神原中学校の生徒13名、さらに今回新しく慶進高校にも呼びかけたところ生徒12名がボランティアとして参加してくれました。児童生徒は、地域の方々から寄贈されたひな飾りを、地域の大人に教えてもらいながら一つ一つ丁寧に並べていました。また、試験中のため参加できなかった宇部中央高校の生徒からは、手作りのひな祭りカードが届けられ、来場者にプレゼントされました。
中・高校生とともに小学生の時から地域の行事に関わっていくことで、故郷への愛着もより深まっていくことでしょう。

2月 18日(火曜日) 大人と児童の探鳥会【地域学校協働活動】

西宇部地区社会教育推進委員会

0208西宇部探鳥会

西宇部地区では、地区コミュニティ推進協議会の主催で社会教育推進委員会が協力した探鳥会に、地域住民13名と西宇部小学校2年生児童25名が参加しました。
当日、地域の参加者は西宇部ふれあいセンターに集合し、地区在住で日本野鳥の会山口県支部の崖登司之氏から、時節の野鳥や観察時の注意点等について説明を聞いた後、西宇部小近くの岩瀬田堤をめざして出発し、途中道路沿いの木の枝や田畑で羽を休めるシロハラやジョウビタキなどを観察し、約1時間かけ岩瀬田堤に到着し、西宇部小2年生児童も合流しました。児童は、野鳥や観察する際の注意点について説明を聞いた後、双眼鏡で水面を泳ぐマガモやアオサギ、カワウなどを観察し、「野鳥がいた、見えた」と歓声をあげていました。初めて野鳥観察をした児童がほとんどで、児童にとって貴重な経験ができるよい学習機会となりました。
この探鳥会は、身近にある豊かな自然という西宇部地区のよさを生かした活動で、今後もより内容を充実させ継続していくことで、大人と児童の交流、学びの場として大切な協働活動となることを期待しています。

2月18日(火曜日) 全校児童で麦踏み体験【地域学校協働活動】

吉部地区社会教育推進委員会

0218吉部小麦踏み

地域団体の「夢ゆめクラブ吉部の郷」が栽培・管理している『夢ガーデン』の畑で、吉部小学校の全校児童が麦踏みを体験しました。12月に地域団体が開催する夢ゆめ会議で麦踏みについて協議された際、〝ぜひ子どもたちに体験させたい″という校長からの申し出により実現し、10年ぶりの復活となりました。
吉部地区社会教育推進委員会会長(地域学校協働活動推進員を兼務)の呼びかけで、地域学校協働活動として社教推も一緒になって取り組もうと、当日は社教推委員4名も参加しました。
「夢ゆめクラブ吉部の郷」の方から、麦踏みの効果ややり方を教えていただいた後、児童は各グループに分かれて、吉部小の校歌に合わせてリズミカルに足場を移動しながら、3~5センチに伸びた麦の若芽を踏みます。麦踏みによって、麦は根の張りがよくなり、根元の土が踏み固められ倒れるのを防ぐ効果があるそうです。

成長した麦は、夏に開催される「ほたるまつり」の蛍かごの材料として使われます。栽培の過程に関わったことで、今年は蛍かごを見ても昨年までとは違いより一の層愛着を感じることでしょう。

2月8日(土曜日) 地域の大人も子どもも「彫刻カルタ」【地域学校協働活動】【社会教育活動】

見初地区社会教育推進委員会

0208見初地区彫刻かるた

見初ふれあいセンターで、見初地区社会教育研修会が行われました。講師の宇部市文化振興課学芸員から、宇部市が彫刻のまちとなった経緯の話のあと、子どもと大人が一緒にグループに分かれて、「彫刻カルタ」をしました。読み上げられたカルタを取るたびに、講師がその彫刻について解説したり、参加者から感想を聞いたりすることで、彫刻が身近で親しみのあるものとなり、カルタ競技がより一層面白く感じられました。子どもたちからも、「宇部空港にあったよ」「市役所の近くで見たよ」といった声が上がっていました。
最後に、参加者は取ったカルタを並べて、それぞれ自分が好きな彫刻を紹介しました。子どもたちの中では、見初小学校内にある彫刻「プラントロニカ宇部」が好きだという声が多く、日常的に目にすることで親しみを感じていることが伝わってきました。
カルタ取りの最中は、大人も子どもも真剣な表情の中にも笑顔があふれ、一緒に楽しみ学ぶ姿が見られました。彫刻のまちとして「彫刻」を通した取組により、地区の交流が広がることを期待しています。

特色ある社会教育推進委員会の取組

社会教育推進委員会の特色ある取組を紹介しています。

過去の取組事例

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 社会教育課
〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号

  • コミュニティ・スクールの推進、社会教育、社会教育委員会、社会教育関係団体の指導及び連絡調整、ユネスコ活動、家庭教育、宇宙教育の推進、放課後子ども教室に関すること
    電話番号:0836-37-2780 ファクス番号:0836-22-6066

教育委員会事務局 社会教育課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。