コミュニティ・スクール

ウェブ番号1003775  更新日 2025年11月25日

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リーフレットの表紙写真

宇部市では、学校と地域が連携、協働しながら子どもたちの豊かな成長を支えるまちづくりをめざしています。

そのために、「第2期教育振興基本計画」において、重点的取組として「社会教育の推進」と「コミュニティ・スクールの推進」を掲げ、「地域とともにある学校づくり」と家庭・地域も当事者として子どもの教育にかかわる地域学校協働活動を通した「学校を核とした地域づくり」を一体的に進めていきます。

国・県のページ

コミュニティ・スクールの取組

コミスクホットニュース

10月28日(火曜日) 地域ブースも盛り上がったウオークラリー集会!

新川小学校

新川小ウオークラリー

新川小学校では、毎年、全校児童が縦割り班に分かれて、体育館や教室でウオークラリーを実施しています。今年も、子どもたちは各班でスーパーボールすくいやペットボトルのボウリングなど楽しいゲームのブースを作り、班のみんなと学年を超えて仲よく楽しくブースをまわりました。
また、体育館では、集会委員会の考えたゲームに加えて、地域のボランティアの方によるモルックや輪投げなどのブースも用意され、にぎやかな交流になりました。
事前に、地域学校協働活動推進員が中心となって地域ボランティアに声をかけ、昨年度よりも多くの方に協力いただけたことで、ゲーム数も増え大いに盛り上がりました。
10年以上続く恒例の学校行事ですが、常に見直しと改善を行い、地域と学校がともに連携・協働しながら、子どもたちの豊かな体験を生み出しています。

10月21日(火曜日) 1~3年生の学級代表も参加した学校運営協議会

神原中学校

神原中学運協

神原中学校の第2回学校運営協議会には、今年度から生徒会執行部に加えて、1~3年生の学級代表生徒も参加し、総勢24人の生徒が参加しました。また、意見交換のグループ数も8つに増え、教職員9人も参加した活気のある学校運営協議会となりました。
意見交換の内容は、(1)「神原中学校の魅力」 (2)「地域や社会をよりよくするためにできること」 (3)「地域にあってほしい行事等」の3つで、SWOT分析の手法を用いて〝強み″と〝弱み″を付箋に書き出しながら分類し、よいところ(強み)を伸ばし課題(弱み)を解決するための手立てを考えていきました。
その中で、「地域にあってほしい行事」として、オールナイトテニスやお泊り会、ドッジビー大会、防災キャンプ等が候補としてあがり、これらの案を各クラスに持ち帰り改めて生徒たちで検討していくことになりました。
今回、学級代表生徒は各クラスに意見交換の結果を知らせるというミッションが生まれました。こうした工夫により、一部の生徒の意見交換だけで終わることなく結果が全校生徒に伝わることで、全ての生徒が関わるきっかけとなることでしょう。学校や地域の課題を自分事として考えていく生徒が育っていくことを期待しています。

10月11日(土曜日) 学校・地区合同運動会に短大生がボランティア参加!

万倉小学校

万倉小運動会

雲一つない秋空の下、万倉小学校と万倉地区合同の大運動会が開催されました。
大会ボランティアとして参加してくれた山口芸術短期大学の学生7名は、準備や後片付けだけでなく、子どもたちと一緒に走ったり係活動を手伝ったりと、大活躍でした。メンバーの中には教職を志望している学生もおり、子どもたちへの声かけがスムーズで、子どもと接する姿勢がとても前向きなので、ムードメーカーとして、大会を大いに盛り上げてくれました。
今年度、万倉地区コミュニティ推進協議会からの要請で実現したこの山口芸術短期大学の学生ボランティアは、4月のつつじ祭り、8月の楠中校区合同学校運営協議会にも参加しており、万倉小学校と万倉地区の活性化に大きく貢献しています。市内出身の学生もおり、社会貢献の一つとして若い力が地元で大いに発揮されています。

9月18日(火曜日)~10月10日(火曜日) 1年技術科(木工分野)ボランティア

黒石中学校

黒石中技術科ボランティア

1年生が技術科の木工の授業で、家庭で使える木工作品(本立て等)の制作を行う際、地域の方に作業の補助や安全確保のための支援をしていただきました。生徒は担当教員の指示を受け作業を行いますが、ボランティアの方の見守りにより、スムーズに作業が進み、けがもなく安全に授業を行うことができました。
技術科のように進度に個人差が生まれやすい教科においては、困っている時の適切な支援やアドバイスはとても有効です。
生徒の感想には、「地域の人が手伝ってくれたので、心強かったです」「作業が遅れていたけれど、ボランティアの方がアドバイスをくれたので、時間内に完成しました。とてもありがたかったです」「安全に作業を進めることができました。本立てを家で早く使いたいです」とあり、作品の完成の喜びと相まって、地域の方への感謝の気持ちが一層強くなったようです。

10月7日(火曜日) 伝統文化継承へ、迫力の神楽舞

楠中学校

楠中神楽舞

楠中学校では、全校生徒が岩戸神楽舞保存顕彰会の方による体験授業を受けました。これは、生徒たちに地域の魅力や伝統文化を知ってもらい、その継承への関心を高めることを目的として昨年度から始まったものです。
授業では、神楽舞の歴史や舞の順序を学び、剣・姫・鬼の3種類の舞を鑑賞しました。楽器の音と融合した迫力ある舞を生で見ることができ、貴重な体験となりました。
また、放課後の体験学習では、実際に衣装や採物、太鼓などに手を触れ、舞の基本を学ぶこともできました。
約280年前から伝わるこの岩戸神楽舞は、担い手不足により2008年を最後に奉納が途絶えていましたが、復興委員会が立ち上がり、その後保存顕彰会となって市内外の会員により現在まで継承されています。地域の魅力を若い世代(楠中生)が後継者(担い手)として、引き継いでいってくれることを期待しています。

10月7日(火曜日) 波雁ヶ浜松林保全活動

東岐波小・中学校

東岐波小中松林保全活動

東岐波小学校4年生と東岐波中学校1年生が、地域の方と一緒に岐波の松林を守るために、松の葉を集める清掃活動を行いました。
この活動は、奉仕の心や郷土への愛着を育むことを目的に、総合的な学習の時間の一環として2019年度から小中合同で行っています。
松林を管理・保全している地域の方から、歴史や海水浴でにぎわった昔の様子、松露という珍しいキノコの話などを聞いた後、児童と生徒混成のいくつかのグループに分かれて、落ち葉や枯れ枝を集める活動を行いました。
子どもたちからは、「地元への誇りがもてた」「清掃活動で達成感を味わった」といった嬉しい声も寄せられ、清掃を通じて地域の自然に触れ、故郷の魅力の再発見につながる貴重な体験となったようです。

9月30日(火曜日) 豆腐作り~大豆の味を満喫

恩田小学校

恩田小豆腐作り

恩田小学校では、3年生の国語科「すがたをかえる大豆」の授業の一環で、クラスごとに栄養教諭や恩田地区おひさまクラブの皆さん、愛育会の保護者の皆さんからアドバイスをいただきながら、大豆からお豆腐ができるまでの工程を学びました。
子どもたちは、グループで協力し、手作り豆腐とおからパンケーキを作って味わいました。大豆をミキサーにかけることなど、初めて行うことも多く、とても楽しそうに取り組んでいました。
教科書の説明文で学んだことを実際に体験することで、子どもたちは実感をともなってより深く文章を理解することができたと思います。また、地域や保護者の方々にサポートしていただくことで、より安全で楽しい体験となり、子どもたちの学びが広がりました。

9月26日(金曜日) 「地域ブース」も参加!見初まつり大成功!

見初小学校

見初まつりの写真

今年の見初まつりは、保護者の方、地域の方、そして近くの幼稚園の年長さんをお招きしての開催となり、子どもたちもこの日を心待ちにしながら準備に取り組みました。また、より多くの来校者に楽しんでいただくために「地域ブース」を新設したいという意見が教員から出され、その依頼が地域学校協働活動推進員に届けられました。
その結果、地域の方による企画「ワニワニ退治でポン」のブースが誕生しました。見初まつりの会場は、子どもたちの元気な声とたくさんの笑顔であふれ、盛況のうちに終了しました。
子どもたちの感想には、「今回は地域の人も参加していて、楽しかったし、みんなで協力しながら店番をできて、よかったなと思いました」「ぼくが今日よかったなと思ったことは、幼児の人や大人の方に優しく対応できたことです。店番をして、お客さんが笑顔になっていて、ぼくも心があたたかくなりました」とあり、様々な世代や地域の方との交流ができたことの満足感や達成感を得たことが分かります。
教員の側から地域の力を借りたいという声が上がるのは、日頃から学校と地域の信頼関係が構築されている証しです。
幼保小連携と地域連携が同時に実践され、子どもたちの学びがさらに深まり充実したものになりました。

特色ある学校の取組

学校の特色ある取組を紹介しています。

特色ある藤山中学校の活動の写真

各学校のホームページ

各学校のホームページでは、
「地域学校協働活動」ページにて、コミスクの取組を紹介しています。
「学校だより」「学校の様子」ページにも、関係する記事が掲載されていますのでご覧ください。
ポータルサイトの下の方に、下の図のような各学校ホームページへのリンク一覧があります。

ホームページの説明画像

コミスクだより(宇部市のコミュニティ・スクール)

コミスク便りの写真

学校や地域に発信しているコミュニティ・スクールに関する情報紙です。

会議・研修

コミュニティ・スクールに関する会議・研修

宇部市コミュニティ・スクール推進協議会

教育委員会の施策の充実や各学校及び地域等の取組の改善に向けた協議を行います。
各中学校区の学校運営協議会の代表で構成されています。

会議の写真

第1回宇部市地域学校協働活動推進員連絡会議:5月27日(火曜日)

 

0527推進員連絡会議

県主催の地域連携教育に関する研修会が統合・整理されたことや、宇部市社会教育委員会による提言書『「これからの宇部市の社会教育と私たちの地域づくり」について(令和7年2月)』が提出されたことなどを受けて、社会教育課では、今年度新たな会議を開催することとしました。その一つが、「第1回宇部市地域学校協働活動推進員連絡会議」です。この会議は、地域学校協働活動推進員を対象としたものですが、当日は推進員の推薦を担う、ふれあいセンター館長6名も参加しました。
会議ではまず、本課の社会教育主事による所管説明で推進員の役割を確認しました。推進員は「地域と学校をつなぐコーディネーター」の役割を担い、学校・地域の課題解決に必要な連絡調整や地域・学校の教育活動の企画や支援、その他関係団体等との連携調整といった活動をします。また、県・市が進める「大人の学び」について、実施に向けた共有を図りました。推進員は、単なる支援者、サポーター、ボランティアではなく、子どもたちの学びを支える学校のパートナーであることを再確認し、各自が認識を深めていきました。
会議の後半は、グループに分かれ、「(1)各校における地域学校協働活動の現状について」、「(2)児童生徒の意見を生かした地域学校協働活動の推進について」というテーマで情報交換を行いました。
事後のアンケートには、「情報交換はとても刺激的で勉強になりました。参考にしてできることに取り組んでみたいと思います」や、「学校との連絡を更に密にしていきたい」「もっと子どもたちと関わって思いを聞いていきたい」といった積極的な声がたくさんありました。
本会議が、学校と地域との協働活動の一層の充実に向けて、「地域とともにある学校づくり」と「学校を核とした地域づくり」の一体的な推進を図るきっかけとなるよう願っています。

第1回宇部市地域連携教育担当者連絡協議会:6月27日(金曜日)

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山口県教育庁地域連携教育推進課と宇部市の地域連携教育担当者との連絡協議会が市役所庁舎で行われました。昨年度まで戦略会議と呼ばれていましたが、市町の地域連携教育の取組を県が伴走支援する形に改められました。
当日は、県から2名、宇部市からは学校教育課、市民活動課、宇部市校長会、社会教育課から13名、そして、アドバイザーとしてCSチーフ(県内6地区に配置された統括的なCS活動推進員)をお招きし、宇部市の重点取組事項の柱の1である「地域学校協働活動の推進」についてグループワークで熟議を行いました。
「地域貢献意識の向上」については、地域の多様な活動と学校が求めているもののマッチングが重要であることや、児童生徒の地域への愛着・愛情を育むには学校地域連携カリキュラムや大人の学び、総合的な学習の時間での探究的な学びを通して地域と関わり、行動につなげることが重要であることを確認しました。
また、「学校づくりと地域づくりの理解浸透」については、保護者世代の関わりや地域学校協働活動推進員の働きに注目し、子ども主体の活動を仕組むことが必要であることを確認しました。
令和6年度の国の調査では、宇部市の約8割の児童生徒が、「地域や社会をよくするために何かしてみたいと思う」と答えています。これが、「何かできる」さらには、「行動する」に変容し、地域の担い手として育ってくれるように、地域連携教育推進課とCSチーフからいただいた助言をもとに、これからも宇部市の地域連携教育を推進していきます。

第1回宇部市社会教育推進委員会連絡会議:7月2日(水曜日)

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本会議は、宇部市福祉ふれあいセンターを会場とし、社会教育推進委員会会長及びふれあいセンター館長を対象に、社会教育推進委員会の役割や活動について理解を深めていただき、他地区との情報交換を行うことで、コミュニティ・スクールの取組と地域学校協働活動を一体的に推進することを目的として、今年度新たに実施したものです。
本課からの所管説明のあと、宇部フロンティア大学短期大学部の伊藤一統教授による講話「社会教育推進委員会の役割や活動について」を拝聴しました。具体的には、
「1.地域学校協働活動推進員を支援すること」
「2.現状を把握すること」
「3.社会教育推進のための計画を考え・推進すること」
「4.各所属や関係団体とつなぐこと」
「5.学びの事業を企画・運営すること」の5つをあげられ、それらの取組のポイントを一つ一つ分かりやすくアドバイスしていただきました。その後、グループごとに「社会教育推進委員会の活動事例や悩みごと」について、フリップディスカッションを行いました。参加者からは、地域の特色を生かした活動が展開されている他地区の様子を知ることができ参考になったという声が聞かれました。
今後もこういった学びや交流の機会を設けることとしており、社会教育推進委員会が、各地区の社会教育活動とともに地域学校協働活動を担う地域学校協働本部として、より一層の充実が図られることを期待しています。

10月7日(火曜日) 宇部市地域連携教育担当者研修会

地域連携教育を推進する関係者が一堂に会し、「学校運営協議会の一層の充実」や「地域学校協働活動の推進」について理解を深め、「地域とともにある学校づくり」と「学校を核とした地域づくり」の一体的な推進につながる体制づくりについて考えます。

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ときわ湖水ホールにおいて、学校づくりと地域づくりの関係者が一堂に会する「地域連携教育担当者研修会」を、県教委と合同で(新たに)実施しました。
これは、昨年度まで実施していた「宇部市地域学校協働活動研修会」と、今年度新設した「宇部市地域学校協働活動推進員連絡会議」「宇部市社会教育推進委員会連絡会議」を兼ねて行ったものです。
前半は、4団体に各2回発表していただき、参加者はその中から2つを選んで聴講しました。内容は、
・船木地区社会教育推進委員会「船木地区社会教育推進委員会/R6年度活動実績」
・二俣瀬小学校学校運営協議会「小規模校を強みに変え、学校・地域の課題を解決する地域連携活動」
・恩田地区社会教育推進委員会「仲間とともに、子どもたちと楽しみ育ちあった、四半世紀を振り返る」
・厚南中学校学校運営協議会「生徒会を主体とした地域貢献活動」
の4つです。それぞれのブースでは、発表者の熱意あふれる発表内容を参加者が熱心に聴講し、質疑応答も行われました。
後半に行われたグループディスカッションでは、「未来へつなげよう!地域・社会のために私たちができること」をテーマに、どのグループも活発な情報交換や協議が進められ、会場が熱気に包まれました。
また、実施後のアンケートには、「5年先、10年先を見越した未来志向の体制構築に向けて多様な立場の方々と意見を交換しながら進めていきたい」「どの地区でも、高齢者と若い人(子ども)とのつながり、そして伝統を継承していくことが大切であると感じていた」「社教推の立場を明確にして、子どもと地域をつなぐ活動を考案していきたい」といった感想が寄せられていました。
これらの貴重な感想や意見を参考に、来年度に向けてさらに充実した研修会にしていきたいと思います。

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このページに関するお問い合わせ

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