コミュニティ・スクール
宇部市では、学校と地域が連携、協働しながら子どもたちの豊かな成長を支えるまちづくりをめざしています。
そのために、「第2期教育振興基本計画」において、重点的取組として「社会教育の推進」と「コミュニティ・スクールの推進」を掲げ、「地域とともにある学校づくり」と家庭・地域も当事者として子どもの教育にかかわる地域学校協働活動を通した「学校を核とした地域づくり」を一体的に進めていきます。
国・県のページ
- CSハンドブック~学校運営協議会の更なる活性化をめざして~ 山口県教委(外部リンク)
- コミュニティ・スクールの在り方等に関する検討会議 最終まとめ(文科省)(外部リンク)
- 地域学校協働活動の推進に向けたガイドライン(文科省)(外部リンク)
- 人口減少時代の新しい地域づくりに向けた社会教育の振興方策について(答申)(文科省)(外部リンク)
- 今後の生涯学習・社会教育の振興方策について(R5.3.8)中教審生涯学習分科会(外部リンク)
- 教師を取り巻く環境整備について緊急的に取り組むべき施策(提言)中教審(外部リンク)
- 次期教育振興基本計画について(答申)中教審(外部リンク)
コミュニティ・スクールの取組
コミスクホットニュース
7月22日(火曜日)~8月22日(金曜日) 夏休みラジオ体操大作戦!
藤山小学校
藤山小学校では、5月の学校運営協議会の「体」部会で話題に上がった「児童と地域の方と一緒にラジオ体操をすること」が、この夏休みに実現されました。会場を昨年までの藤山ふれあいセンターから藤山小学校の体育館横の広場に変えて、7月22日から8月22日までの23日間にわたり、実施されました。
地域学校協働活動推進員が中心に計画を進め、児童もチラシ作り等の広報活動を手伝いました。ラジオ体操開催期間中は、延べ3,206名、毎日およそ140名もの参加があり、毎朝8時30分から、児童はもちろんのこと、保護者、地域の方、中学生も参加して、録音した当日のご当地ラジオ体操を聞きながら、皆で元気よく体を動かしていました。
地域の方からは、「元気な子どもたちと一緒に体操ができて、いろいろな年代の方とも触れ合えて、とてもよかった。」「朝、体を動かすことで一日、元気に過ごせた。また、来年もぜひ開催してほしい。」といった感想が、子どもたちからは、「暑かったけれど、毎日、みんなと体操して、すごく楽しかった。来年もしたい。」「夏休みになっても、生活リズムを乱すことなく生活できた。」といった感想が聞かれました。
地域のおじいちゃん・おばあちゃんから温かい声がかけられると、答える子どもたちもとても柔らかい表情になり、それを見ている周りの大人も嬉しくなるほどだったとのこと。地域の温かさ、すばらしさを感じながら、充実感のある「やってよかった!この夏の取組」となったようです。
7月16日(水曜日) 第1回宇部市コミュニティ・スクール推進協議会
社会教育課
本協議会では、全市的に、地域ぐるみで子どもの育ちや学びを支援する質の高い教育支援体制を整備するために、コミュニティ・スクールに関する教育委員会の施策や各コミスクの取組の充実に向けた協議を行っています。中学校区での連携した取組を推進し、内容を充実させることを目的としているため、中学校区の学校運営協議会の代表者(12名)と、小・中学校の代表者(4名)で組織されています。
第1回は、「学校運営協議会の取組の現状と課題」と、「コミュニティ・スクール周知のためのチラシ(案)」について協議しました。
「学校運営協議会の取組の現状と課題」では、「熟議で子どもが考え、主体的に活動している」「体育館で地域行事のプレゼンをした」「小学校区の規模が違うため、中学校区単位での活動が難しい」「地域連携と教員の働き方改革の両立が課題」「各地区の社教推との連携が課題」等、多くの意見が出されました。
「チラシ(案)」についても、委員ならではの視点で、多くの建設的な意見が出されました。
本協議会委員は、学校と地域が連携・協働する『コミュニティ・スクール運営』が、市内全域で一層充実することを願い、今後も活発な協議を続けていきます。
7月7日(月曜日) 地域の方と一緒に「ごみ出し音頭」
神原小学校
神原小学校では、昼休みの時間を使って、神原夏祭りで踊る「ごみ出し音頭」を地域の神原民謡舞踏会の方々と一緒に練習しました。この「ごみ出し音頭」は、正しいごみの分別や処理を啓発するために、昨年の夏祭りから復活したものです。今年の夏祭りでも、たくさんの子どもたちに踊ってほしいという地域の方々の願いから、この事前練習が開催されました。体育館には、有志の児童約60名が集まり、楽しそうに10名の地域の皆さんから踊りを教わっていました。
5月27日に開催した第1回宇部市地域学校協働活動推進員連絡会議で行われたグループ内の情報共有の際、あるグループでは「上宇部音頭を運動会で踊っている」「西岐波音頭は都はるみが歌っている」「ごみ出し音頭を夏祭りで踊っている」という話題で盛り上がり、ぜひ子どもたちにも伝承していきたいという意見になりました。
今回神原地区では、地域の環境衛生連合会神原支部会長が学校へ事前練習のお願いに来られ、指導ができる地域の方々を募り、段取りを整えて実現に至りました。
ぜひ夏祭り当日も多くの子どもたちが保護者を誘って踊りに参加し、地域を盛り上げてほしいと願っています。
なお、神原小学校は、環境衛生改善模範地区団体最優秀賞に選ばれ、8月18日(月曜日)に開催される宇部市環境衛生大会において表彰されます。
特色ある学校の取組
学校の特色ある取組を紹介しています。
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R7.7.1(火曜日) 神原中学校 和服・浴衣着付け体験 (PDF 222.4KB)
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R7.6.18(水曜日) 藤山小学校 読み聞かせ (PDF 217.3KB)
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R7.6.10(火曜日) 上宇部中学校 カローリング教室 (PDF 277.3KB)
- 特色ある学校の取組(令和7年度)
- 特色ある学校の取組(令和6年度)
- 特色ある学校の取組(令和5年度)
- 特色ある学校の取組(藤山中学校の取組)
各学校のホームページ
各学校のホームページでは、
「地域学校協働活動」ページにて、コミスクの取組を紹介しています。
「学校だより」「学校の様子」ページにも、関係する記事が掲載されていますのでご覧ください。
ポータルサイトの下の方に、下の図のような各学校ホームページへのリンク一覧があります。
コミスクだより(宇部市のコミュニティ・スクール)
学校や地域に発信しているコミュニティ・スクールに関する情報紙です。
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コミスクだより No.5(中学校区合同学校運営協議会へ小・中学生が参加) (PDF 271.3KB)
- コミスクだより(令和7年度)
- コミスクだより(令和6年度)
- コミスクだより(令和5年度)
- コミスクだより(令和4年度)
会議・研修
コミュニティ・スクールに関する会議・研修
宇部市コミュニティ・スクール推進協議会
教育委員会の施策の充実や各学校及び地域等の取組の改善に向けた協議を行います。
各中学校区の学校運営協議会の代表で構成されています。
第1回宇部市地域学校協働活動推進員連絡会議:5月27日(火曜日)
県主催の地域連携教育に関する研修会が統合・整理されたことや、宇部市社会教育委員会による提言書『「これからの宇部市の社会教育と私たちの地域づくり」について(令和7年2月)』が提出されたことなどを受けて、社会教育課では、今年度新たな会議を開催することとしました。その一つが、「第1回宇部市地域学校協働活動推進員連絡会議」です。この会議は、地域学校協働活動推進員を対象としたものですが、当日は推進員の推薦を担う、ふれあいセンター館長6名も参加しました。
会議ではまず、本課の社会教育主事による所管説明で推進員の役割を確認しました。推進員は「地域と学校をつなぐコーディネーター」の役割を担い、学校・地域の課題解決に必要な連絡調整や地域・学校の教育活動の企画や支援、その他関係団体等との連携調整といった活動をします。また、県・市が進める「大人の学び」について、実施に向けた共有を図りました。推進員は、単なる支援者、サポーター、ボランティアではなく、子どもたちの学びを支える学校のパートナーであることを再確認し、各自が認識を深めていきました。
会議の後半は、グループに分かれ、「(1)各校における地域学校協働活動の現状について」、「(2)児童生徒の意見を生かした地域学校協働活動の推進について」というテーマで情報交換を行いました。
事後のアンケートには、「情報交換はとても刺激的で勉強になりました。参考にしてできることに取り組んでみたいと思います」や、「学校との連絡を更に密にしていきたい」「もっと子どもたちと関わって思いを聞いていきたい」といった積極的な声がたくさんありました。
本会議が、学校と地域との協働活動の一層の充実に向けて、「地域とともにある学校づくり」と「学校を核とした地域づくり」の一体的な推進を図るきっかけとなるよう願っています。
第1回宇部市地域連携教育担当者連絡協議会:6月27日(金曜日)
山口県教育庁地域連携教育推進課と宇部市の地域連携教育担当者との連絡協議会が市役所庁舎で行われました。昨年度まで戦略会議と呼ばれていましたが、市町の地域連携教育の取組を県が伴走支援する形に改められました。
当日は、県から2名、宇部市からは学校教育課、市民活動課、宇部市校長会、社会教育課から13名、そして、アドバイザーとしてCSチーフ(県内6地区に配置された統括的なCS活動推進員)をお招きし、宇部市の重点取組事項の柱の1である「地域学校協働活動の推進」についてグループワークで熟議を行いました。
「地域貢献意識の向上」については、地域の多様な活動と学校が求めているもののマッチングが重要であることや、児童生徒の地域への愛着・愛情を育むには学校地域連携カリキュラムや大人の学び、総合的な学習の時間での探究的な学びを通して地域と関わり、行動につなげることが重要であることを確認しました。
また、「学校づくりと地域づくりの理解浸透」については、保護者世代の関わりや地域学校協働活動推進員の働きに注目し、子ども主体の活動を仕組むことが必要であることを確認しました。
令和6年度の国の調査では、宇部市の約8割の児童生徒が、「地域や社会をよくするために何かしてみたいと思う」と答えています。これが、「何かできる」さらには、「行動する」に変容し、地域の担い手として育ってくれるように、地域連携教育推進課とCSチーフからいただいた助言をもとに、これからも宇部市の地域連携教育を推進していきます。
第1回宇部市社会教育推進委員会連絡会議:7月2日(水曜日)
本会議は、宇部市福祉ふれあいセンターを会場とし、社会教育推進委員会会長及びふれあいセンター館長を対象に、社会教育推進委員会の役割や活動について理解を深めていただき、他地区との情報交換を行うことで、コミュニティ・スクールの取組と地域学校協働活動を一体的に推進することを目的として、今年度新たに実施したものです。
本課からの所管説明のあと、宇部フロンティア大学短期大学部の伊藤一統教授による講話「社会教育推進委員会の役割や活動について」を拝聴しました。具体的には、
「1.地域学校協働活動推進員を支援すること」
「2.現状を把握すること」
「3.社会教育推進のための計画を考え・推進すること」
「4.各所属や関係団体とつなぐこと」
「5.学びの事業を企画・運営すること」の5つをあげられ、それらの取組のポイントを一つ一つ分かりやすくアドバイスしていただきました。その後、グループごとに「社会教育推進委員会の活動事例や悩みごと」について、フリップディスカッションを行いました。参加者からは、地域の特色を生かした活動が展開されている他地区の様子を知ることができ参考になったという声が聞かれました。
今後もこういった学びや交流の機会を設けることとしており、社会教育推進委員会が、各地区の社会教育活動とともに地域学校協働活動を担う地域学校協働本部として、より一層の充実が図られることを期待しています。
宇部市地域学校協働活動研修会
コミュニティ・スクールを推進する関係者が一堂に会し、「学校運営協議会の一層の充実」や「地域学校協働活動の推進」について理解を深め、「地域とともにある学校づくり」と「学校を核とした地域づくり」の一体的な推進につながる体制づくりについて考えます。
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このページに関するお問い合わせ
教育委員会事務局 社会教育課
〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号
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