5歳児健康診査を拡充

5歳児は、言語の理解能力や社会性が高まり、発達の特性が認知されやすい時期であり、保健・医療・福祉等による対応の有無が、その後の成長・発達に影響を及ぼします。

このため、本市の特徴的な取り組みとして、すべての5歳児を対象とした集団健診と小児科での受診を重ねて実施する2段階方式により、5歳児健康診査を実施することとしました。(7月から実施)

この健診を通じて、就学を控えたこども一人ひとりに対し、適切な保健指導を行いながら、就学後のフォロー体制の構築など切れ目ない子育て支援につなげていきます。

対象者

令和3年4月1日以前に出生し、受診時宇部市に住民票があるもの

（令和7年度対象者　約1,020人）

受診可能期間

5歳以上5歳6か月未満

方法、内容等

集団健診（保健センター）

保健師等による集団での子どもの様子把握、保護者の心配事の相談等

個別健診（小児科医療機関）

小児科医での問診（集団健診結果を参考）、身体計測、診察等

案内

対象月の前月下旬に案内ハガキを送付

二次元コードで集団健診日時を予約及び問診を入力

費用

無料

事後フォロー

健診結果に応じ、事後相談会等の必要な支援につなぎ、園や教育委員会等の関係機関と連携し、子どもや保護者等が安心して就学できるよう支援

〈参考〉これまでの5歳児健康診査

保育園や幼稚園等を通じて保護者へ5歳児健診問診票を配布し、記入された保護者の「気づき」に基づき、支援が必要な場合は、園や教育委員会等と協力し、小児科受診や発達相談会等を勧奨