厚東川ダム(小野湖)
厚東川ダムは秋吉台を源流にもつ厚東川の本流にあり、下流地域の洪水被害の軽減と宇部市、山陽小野田市の工業用水、上水道の確保を目的としたダムで、宇部・山陽小野田両市の貴重な水がめです。湖畔は森林に囲まれ、様々な動植物が生息する豊かな自然を有しています。
また、近年の水需要の増加に伴い、厚東川ダムを丸山ダムと連絡水路でつなぎ、水の効率的運用を行っています。
厚東川ダム(小野湖)概要
- 水系・河川名 厚東川水系厚東川
- 位置 山口県宇部市木田
- 目的 治水・かんがい・上水道・工業用水・発電
- 形式 重力式コンクリートダム
- 完成年月日 昭和25年(1950年)3月
- 堤高 38.8m
- 堤頂長 162.0m
- 堤体積 62,160立方メートル
- 総貯水容量 23,788千立方メートル
見どころ
豊かな木々に囲まれた小野湖は、その穏やかな湖面を活かしカヌー体験が盛んで、また、毎年Eボートによる小野湖交流ボート大会も開催され、自然豊かな水辺を多くの方が楽しんでいます。
また、小野湖は冬季、日本有数のオシドリの飛来地で、湖畔の水辺に豊かに茂るシイやカシなどのドングリは、オシドリの格好のえさとなっています。オシドリの他に絶滅危惧Ⅱ類のトモエガモが多く、マガモ、カルガモ、コガモなどの数種類のカモに加え、カワセミやヤマセミ、カイツブリ、ミサゴなども観察できます。探鳥コースとしては、小野湖上流の下小野橋から渡瀬橋までの西岸を歩くのがお勧めで、湖水面が観察に適しており、また、道沿いの林ではホオジロ、アオジ、クロジをはじめ、シロハラ、ツグミ、アオバト、ベニマシコなど、多くの野鳥を観察できます。
そして、小野湖の中心部の湖畔には体験学習施設「アクトビレッジおの」があり、環境教育と交流の拠点施設として利用されています。
小野地区 秋~冬の見どころ紹介
小野地区の秋・冬は、北部地域ならではの美しさが広がります。
寒さが気にならなくなるほどの素敵な風景を見に来てください。
秋の風景
冬の風景
写真撮影:中村隆夫
小野湖交流ボート大会
カヌー体験
競技ボートの練習
小野湖の野鳥(オシドリなど)
小野湖下小野上空
冬の厚東川(小野湖北部)
アクトビレッジおの
アクトビレッジおのでは、キャンプ、宿泊研修もできます。
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