報道発表
令和6年度決算の概要
一般会計 実質収支+16.9億円、市債残高640.5億円(前年度比△12.5億円)
財政調整基金残高44.1億円(前年度比△4.2億円)
一般会計決算
決算規模及び収支状況
- 歳入総額
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810億2610万8千円
令和5年度比 +24億396万1千円、+3.1% - 歳出総額
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787億5127万6千円
令和5年度比 +25億2226万9千円、+3.3% -
令和7年度への繰越財源
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5億8648万1千円
令和5年度比 △685万2千円、△1.2% - 実質収支
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16億8835万1千円
令和5年度比 △1億1145万6千円、△6.2%
歳入総額から歳出総額を差し引き、令和7年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は16億9千万円となっています。
市債残高
- 令和6年度末市債残高
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640億4870万1千円
令和5年度比 △12億5129万7千円、△1.9%
地方交付税の振替となる臨時財政対策債の発行減等により、市債の発行額が元金償還額以下となったことにより、残高は減少しました。
引き続き、施策推進とのバランスに留意しながら、市債残高を適切にコントロールしていきます。
財政調整基金残高
- 令和6年度末財政調整基金残高
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44億848万8千円
令和5年度比 △4億1947万6千円、△8.7%
年度間の財源調整や災害対応など不測の事態に備える市の貯金にあたる財政調整基金残高は、中期財政見通しの目標値(令和6年度末残高:34億1500万円以上)をクリアしています。
財政指標(普通会計)
- 経常収支比率
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96.0%
令和5年度比 +2.1ポイント - 実質公債費比率
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2.5%
令和5年度比 変わらず - 将来負担比率
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47.2%
令和5年度比 +12.4ポイント
- 経常収支比率(96.0%)
財政状況の柔軟性を示す指標で、地方交付税や地方消費税交付金の増等により分母である経常一般財源収入の総額が増加したものの、扶助費の増加や、定年延長に伴う退職手当の隔年支給などによる人件費の増等により分子である経常経費充当一般財源の額がそれ以上に増加したことで、令和5年度比で2.1ポイント上昇しています。 - 実質公債費比率(2.5%)
標準財政規模に対する実質的な公債費相当額の割合(3か年平均)で、国の定める早期健全化基準(25%)を下回っています。 - 将来負担比率(47.2%)
標準財政規模に対する実質的な負債額(将来負担額)の割合で、国の定める早期健全化基準(350%)を下回っています。
決算総括
令和6年度は、第五次宇部市総合計画前期実行計画の4つのプロジェクト※を中心に、本市の将来都市像「ひとが輝き 交流ひろがる わたしたちの宇部(まち)」の実現に向け効果的に施策を推進しました。
また、物価高騰対策や新型コロナワクチン定期接種化に係る費用など、年度途中に発生した行政需要の増加にも適切に対応しました。
財政状況については、いずれの指標も健全性を保っていますが、依然増加傾向にある社会保障経費や近年のインフレに伴う人件費アップにより義務的経費が増加しており、また、燃料費や光熱水費、工事請負に伴う労務単価や資材単価なども上昇してきています。今後、新庁舎建設に伴う市債償還も本格化することから、引き続き、財政の持続性にしっかりと留意し市政を推進していきます。
※4つのプロジェクト
暮らし安心・安全プロジェクト、たくましい産業育成プロジェクト、子ども未来応援プロジェクト、まちの賑わい創出プロジェクト
添付ファイル
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このページに関するお問い合わせ
総合政策部 財政課
〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号
- 予算の編成・執行及び統制、財源調達に関すること
電話番号:0836-34-8173 ファクス番号:0836-22-6083