第30回UBEビエンナーレ「市民賞」が決定

令和6年10月27日（日曜日）から12月22日（日曜日）まで開催された第30回UBEビエンナーレ（現代日本彫刻展）の会場において、来場者投票（アンケート）を行った結果、「見てくる犬」が市民賞に決定しました。

投票総数

1,717票（うち無回答43票）

「見てくる犬」獲得票

409票

• 市民賞を受賞した野外彫刻「見てくる犬」の模型は宇部市の所蔵作品となります。
• 投票者の中から抽選で10名の方に第30回展の図録を差し上げます。
  （当選者の発表は、図録の発送をもって代えさせていただきます。）

作家

佐藤一明（北海道）

作品コンセプト

おやつが欲しいのか散歩なのか遊んでもらいたいのか。要求が通るまでとにかく見てくる犬を作成しました。
二次曲面による造形なので、作成した展開図から厚紙やブリキでも作ることができます。
家庭犬というのはのんきな生き物で、そんな飼い犬から真っ直ぐに見つめられると、
色々あーだこーだと悩んだりしている自分がバカバカしくなってきます。
自分でつくっておいてこんなことを言うのもなんですが、この大きな犬彫刻は、
不寛容で短気な人間社会をのんきに見つめているような気がしてなりません。