宇部市DXのさらなる推進へ！～誰もが便利さ、暮らしやすさを実感できるような社会の実現に向けて～

本市は、デジタルを使った変革（トランスフォーメーション）により、市民・事業者・市職員など誰もが“便利さ”や“暮らしやすさ”を実感できるような社会を実現するため、令和5年12月に「宇部市DX推進計画」を策定しました。

行政のデジタル化については、これまでも、「宇部市デジタル市役所推進基本計画」に基づき、市民に身近な窓口サービスでは、「行かない」「待たない」「書かない」窓口の実現を目指し、市役所に行かなくても行政手続が行えるオンラインサービスの拡充や、各種証明書のコンビニ交付サービスの利用を促進してきました。

また、新庁舎移転に伴い、窓口案内システムの導入、ワンストップでライフイベントに伴う手続ができる総合窓口やマイナンバーカード申請オンライン窓口の設置など、来庁者の利便性の向上も図っているところです。

庁内のペーパーレス化についても、ペーパーレスによる会議を推進するとともに、週2回のノープリントデーの実施などにより、令和5年度の紙の使用枚数は令和3年度と比べて約20％の削減を見込んでいます。

このたび策定した宇部市DX推進計画では、これまでの取組に加え、行政・産業・地域など様々な分野のデジタル化に、より一層取り組んでいきます。
現在、個別取組レベルで100以上の取組を検討していくこととしており、将来を見据えたデジタル変革を牽引する“DX推進リーダー”を育成しながら、本市全体のDX推進を図っていきます。

令和 6 年度の主なDX推進事業

令和 6 年度の主なDX推進事業

NO	事業名	事業目的
1	休日・夜間救急診療所受診状況表示システム構築事業	受診者に診療の進捗状況を可視化することで、長時間待機時のストレスの軽減を図る。
2	保育所入所選考 AI システム構築事業	保育所の入所選考における保護者の手続き及び行政事務の効率化・迅速化を図る。
3	電子回覧板導入支援実証事業	電子回覧板アプリの効果について検証を行い、自治会業務の負担軽減につなげる。
4	おでかけマップ(仮称)構築事業	障害者等から外出時に必要な情報を聴取し、スマートフォンで閲覧可能とすることにより、障害者等の外出を支援する。
5	公開型GIS・統合型GIS整備事業	市が保有する様々な情報を、地図を利用してインターネット上に公開することで、市民・事業者の情報取得のための負担を軽減する。
6	河川監視システム整備事業	内水氾濫場所に水位計や河川監視カメラを設置することで、洪水等の情報をリアルタイムに共有し、適切な避難行動へつなげる。