2 まちづくり戦略(地域ブランド)
1 目標
地域資源活用による“宇部ブランド”を創造・発信します。
2 目指すべきまちの姿
- 農・林・漁・商・工連携により地域特産品が生まれ、新たなブランド化、ビジネス化が進んでいます。
- 彫刻や産業観光などの地域資源の活用により宇部市の都市イメージを確立し、交流人口が増えています。
- 高等教育機関が教育・研究・コンベンションなどの活動を通じて、本市のブランド化に貢献しています。
- 障害者の就労促進のような市民の先駆的取組が全国的に知られています。
- 環境問題に関する経験や手法を伝えることにより、国際社会に貢献しています。
3 取組内容
生活環境
- UBEビエンナーレや野外彫刻のPR、彫刻にかかわるボランティア活動などを通じ、宇部市の彫刻の文化を次世代に伝え、継承します。
- 「宇部方式」により環境問題を克服した経験を諸外国に伝えるため、広く世界から研修生を受け入れ、国際環境協力を進めます。
- 地球環境検定の全国展開に向けた支援を行います。
健康福祉
- 障害者就労の先進都市を目指し、先進的な取組を更に発展させます。
教育文化
- 宇部市の歴史や彫刻とふれあうことができる学校教育、社会教育を進めます。
- 常盤公園などの地域資源を、親子の健康づくりとふれあいの場、地域の歴史などを学ぶ場として活用します。
産業振興
- 農・林・漁・商・工の連携により、新たなブランド化、ビジネス化を進めます。
- 第一次産業の振興と内需拡大のため、地産地消を推進し、消費拡大を目指した生産・販売・流通体制づくりを進めます。
- 宇部市の歴史や彫刻、常盤公園、産業観光などの観光資源の情報発信により都市イメージのブランド化を図ります。
- 高等教育機関などと連携し、山口宇部空港を活用したコンベンションの誘致を進めます。
- 高等教育機関や企業の技術力を生かし、産学官連携により新産業を創造します。
- 健康志向が高まる中、宇部市の地域資源や医療施設を活用し、新たな観光ビジネスの創出を図ります。
用語「宇部ブランド」
宇部市が持つ様々な有形・無形の地域資源、資産により、多くの人を引き付ける宇部市というまちの都市イメージをいいます。
宇部ブランドになり得ると考えられる既存の地域資源としては、次のようなものが挙げられます。
- UBEビエンナーレを始めとした「彫刻による街づくり」
- グローバル500賞受賞都市としての「環境への取組」
- 工業都市としての歴史と文化に触れることのできる「産業観光」
- 山口県の空の玄関として市街地近くに立地する「山口宇部空港」
- 理科系を中心に高等教育機関が集積した「学園都市」
- 日本都市公園100選やさくらの名所100選にも選ばれた「常盤公園」など
用語「地球環境検定」
平成21年(2009年)7月に設立された一般社団法人「地球環境検定機構」が全国的に実施しようとしている、環境をテーマにした検定試験で、知識のみならず、環境対策の実践をも検定項目に加え、環境に配慮した生活習慣を身に付けさせることを目的とした新しい検定システムをいいます。
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