2 まちづくり戦略（環境）

1 目標

市民との協働により、地域環境力を高めます

2 目指すべきまちの姿

• 環境保全・美化活動や省エネ活動、公共交通の利用など、市民一人ひとりのエコに対する意識が高まり、低炭素社会の形成に向け、まちの環境負荷が低減されています。
• 自然環境の保全や市街地の緑化、親水空間の創出により、緑豊かな街並みが形成されています。
• これまでの環境対策へ取組が継承され、産官学民の連携による環境共生都市が実現しています。

3 取組内容

生活環境

• 産官学民が連携した「宇部方式」により大気や水質などの環境改善を図ります。
• 環境負荷の低減効果を市民と共有し、家庭での環境活動を進めます。
• 市街地の緑化や親水空間の創出を図り、宇部市独自の景観形成を進めます。
• エコカー、公共交通、自転車の利用を促進し、温室効果ガスを削減します。
• 太陽光発電などクリーンエネルギーの利用環境を整備します。
• ボランティア団体と連携し、協働による環境にやさしいまちづくりを進めます。

教育文化

• 環境の取組と学校が連携して、実践的な環境教育を推進します。

産業振興

• 産官学民の連携により環境ビジネスを創造し、産業の活性化を図ります。
• 環境に関する技術開発の成果を、環境に配慮したまちづくりに生かします。

用語「地域環境力」

「平成15年版環境白書（環境省）」において使用された言葉で、地域全体で望ましい目標を共有しながら、より良い環境を創造しようと取り組む意識や能力のことをいい、この「地域環境力」があって、地域全体として環境保全の取組を効果的に進めていくことが可能となるものです。

用語「環境共生都市」

地球温暖化対策や循環型社会の形成、自然環境の保護など総合的な環境対策に取り組み、豊かな自然に囲まれた環境と共生できる都市をいいます。