吉部米

吉部の豊かな自然のなかで、愛情を込めて育てられた美味しいお米です。

宇部市の北部に位置する吉部地区は、自然豊かで風光明媚なところです。宇部市の最高峰「荒滝山」をはじめとする山々が連なり、山間に広がるのどかな田園風景は、古き良き時代を思わせる癒やしの空間です。
澄んだ空気に清らかな水、昔とかわらない自然のなかで、地域の農家が力を合わせ、美味しいお米を大切に育てています。

全国で最大規模のお米の品評会である「全国米・食味分析鑑定コンクール：国際大会」において、吉部のお米（ヒノヒカリ）は、平成23年度に都道府県選抜代表部門で山口県代表に選ばれ、特別優秀賞を受賞しました。

吉部地区に古くから伝わる「ゆうれい寿司」。江戸時代中期に発案されたものではないかと伝えられています。
吉部地区は海から遠く、当時は鮮魚類の入手が困難でしたが、お米の味が大変良かったために、たとえ具は無くとも加え酢として柚子を使えば十分に美味しい押し寿司が作れました。
具の姿が見えないことから人々は「ゆうれい寿司」と名付けたということです