第7回障害者雇用実践セミナー報告

ウェブ番号1005269  更新日 2022年2月18日

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宇部市障害者就労支援ネットワーク会議では、第7回障害者雇用実践セミナーを開催しました。

宇部市障害者就労支援ネットワーク会議では、このたび、「第7回障害者雇用実践セミナー 安心して雇用ができるために」を開催しました。
当日のセミナーでは、ダイキン工業株式会社の特例子会社として1993年に設立され、機械部品の製造・組立など高度な技術を要する業務に、100名を超える障害者が従事している株式会社ダイキンサンライズ摂津の取締役工場長 後藤金丸氏をお迎えして、「障害者の雇用管理について」と題してご講演いただきました。

また、関係機関からの情報提供として、高齢・障害・求職者雇用支援機構 山口障害者職業センター、山口高齢・障害者雇用支援センター、西部髙等産業技術学校、宇部市障害者就労支援ネットワーク会議「企業部会」 から障害者雇用に関するさまざまなご案内やお知らせがありました。

企業関係者のみならず、福祉施設、支援機関、当事者や家族など、参加者にとって、大変充実した内容のセミナーとなりました。

セミナーの概要

開催日時

平成26年2月5日(水曜日) 13時30分~15時30分

場所

宇部市文化会館 2階 研修ホール(宇部市朝日町8番1号)

内容

  • 講演:「障害者の雇用管理について 」
    講師:株式会社ダイキンサンライズ摂津 取締役工場長 後藤 金丸
  • 関係機関からの情報提供

参加者

81人

セミナーの様子

 

写真:第7回雇用実践セミナー1

写真:第7回雇用実践セミナー2

写真:第7回雇用実践セミナー3

写真:第7回雇用実践セミナー4

写真:第7回雇用実践セミナー5

株式会社ダイキンサンライズ摂津の障害者雇用の現状

  • 雇用開始年度:1994年
  • 雇用人数:現在102名
  • 雇用率:現在2.14%(民間企業の法定雇用率 2.0%)
  • 障害の種別:肢体不自由、視覚障害、聴覚障害、知的障害、精神障害

講演の概要

ダイキン工業の特例子会社「ダイキンサンライズ摂津」(大阪府摂津市)は、障害者が「主役」の会社であり、社会的貢献も目指しています。1994年設立当初は、14人の肢体不自由の障害者雇用から始まり、現在では重度の障害者65人を含む102人の障害者が、14人の健常者とともに働いています。

障害者の採用と雇用管理にあたっては、「心を広く、目線を合わす」ことが大事で、一人ひとりのできないことよりもできることに目を向けて育成するのがポイントで、人の能力とは、知識と知恵と行動の掛け算によって発揮されるというお話がありました。

下肢障害、上肢障害、聴覚障害、知的障害などさまざまな障害種別の社員に対応した職場環境の改善事例を、具体的に紹介されました。職場定着のためには、障害特性を理解し、コミュニケーションをとることが重要で、社員のSOSサインを見抜くこと、相談しやすい職場の雰囲気、相談体制が必要とのお話がありました。

後藤工場長の優しさあふれる語り口の中にも、「配慮はするが、甘やかすことは一切しない」という言葉に、障害者雇用に積極的に取り組み、長期雇用を実現するうえでの強い意思を感じました。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 障害福祉課
〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号

  • 障害者手帳、自立支援医療、用具の給付、福祉医療費の助成、特別障害者等の手当、福祉タクシー券、障害者バス優待乗車証、NHK受信料の減免、有料道路の通行料金割引、やまぐち障害者等専用駐車場利用証、バリアフリーに関すること
    電話番号:0836-34-8314 ファクス番号:0836-22-6052
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  • コミュニケーション支援・理解の促進、障害者の就労支援、障害者スポーツ・文化の振興に関すること
    電話番号:0836-34-8342 ファクス番号:0836-22-6052
  • 障害者に対する差別の解消に関すること
    電話番号:0836-34-8527 ファクス番号:0836-22-6052

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