第2章 前期実行計画の検証
前期実行計画(平成22年度~25年度)では、「環境」、「安心」、「健康」、「市民力」、「地域ブランド」の5つのキーワードとそれらを支える「まちづくりの共通基盤」で体系立て、まちづくりを進めてきました。
これらの取組の成果の検証について、計画年度途中となる平成24年度末時点での成果目標の進捗率は、次の表のとおりです。
キーワード・進捗率 |
75%以上 |
75%未満 |
その他(注) |
合計 |
---|---|---|---|---|
環境 | 11 | 5 | 1 | 17 |
安心 | 46 | 9 | 0 | 55 |
健康 | 9 | 5 | 0 | 14 |
市民力 | 14 | 4 | 0 | 18 |
地域ブランド | 14 | 2 | 3 | 19 |
まちづくりの共通基盤 | 8 | 1 | 2 | 11 |
合計 | 102 | 26 | 6 | 134 |
割合 | 76.1% | 19.4% | 4.5% | 100% |
- ※進捗率は平成24年度末の各指標の実績値を目標値で除して算出
- ※上記の進捗状況は、平成24年度末の市民意識調査等の結果を踏まえた実績
注:事業終了等の理由により取組実績がないもの
【環境】 市民との協働により、地域環境力を高めます
成果の検証
公共施設への太陽光発電の設置や学校給食残渣のリサイクルは順調に進んでいるものの、ノーマイカーデーの実施やエコ定期券の販売枚数の実績は、前期実行計画の成果目標に対し進捗が十分ではありません。
1人1日当たりのごみ排出量も目標値を大きく下回っており、公共交通の利用促進による自動車からのCO2排出抑制とともに、ごみの減量化への取組を強化していく必要があります。
また、地域全体の環境負荷を低減するため、低炭素まちづくりの取組や、生物多様性の保全など、新しい課題への対応が必要です。
進捗率の高い取組
成果目標の進捗率が75%以上と見込まれる取組の主なものは、以下のとおりです。
取組名 |
成果指標 |
目標値 |
実績 |
進捗率 |
---|---|---|---|---|
地球温暖化対策 | カーボン・オフセットを実施した事業数(累計) | 20事業 | 16事業 | 80% |
新エネルギー設備の導入 | 公共施設への太陽光発電設置箇所数(累計) | 10箇所 | 13箇所 | 達成 |
廃棄物の発生抑制や再使用、再資源化への取組 | 資源リサイクル率(%/年) | 35% | 31.69% | 91% |
学校給食残渣リサイクル推進 | 学校給食残渣リサイクル率 | 80% | 95.2% | 達成 |
継続する課題と新たな課題
成果目標の進捗率が75%未満と見込まれ、今後もさらなる取組が必要な課題に加え、前期実行計画策定後の社会経済情勢の大きな変化等に伴い、新たに生じてきた課題としては、以下のとおり挙げられます。
さらなる取組が必要な課題
取組名 |
成果指標 |
目標値 |
実績 |
進捗率 |
---|---|---|---|---|
自動車利用の抑制対策 | 一斉ノーマイカーデー実施事業所数(社/年) | 200社 | 140社 | 70% |
自動車利用の抑制対策 | エコ定期券の販売枚数(枚/月) | 2,000枚 | 1,183枚 | 59% |
廃棄物の発生抑制や再使用、再資源化への取組 | 1人1日当たりのごみ排出量(g) (基準値1,125g) |
970g | 1,052g | 47% |
※基準値から数値を低下させることを目標としている場合は、目標値、実績それぞれの基準値に対する差から進捗率を算出しています。
新たな課題
- 低炭素まちづくりへの取組
- 自然環境の保全と生態系の維持
- 繁茂拡大する竹林の整備
中期実行計画への反映
課題 |
取組の方向性 |
施策 |
---|---|---|
自動車利用の抑制対策 | 低炭素まちづくり | 家庭における環境活動の促進 |
自動車利用の抑制対策 | 低炭素まちづくり | 生活交通の活性化・再生 |
自動車利用の抑制対策 | 低炭素まちづくり | 中心市街地のにぎわい創出 |
廃棄物の発生抑制や再使用、再資源化への取組 | 低炭素まちづくり | 家庭における環境活動の促進 |
低炭素まちづくりへの取組 | 低炭素まちづくり | 中心市街地のにぎわい創出 |
低炭素まちづくりへの取組 | 低炭素まちづくり | 再生可能エネルギー導入促進対策 |
低炭素まちづくりへの取組 | 低炭素まちづくり | 環境ビジネスの創出 |
低炭素まちづくりへの取組 | 低炭素まちづくり | 家庭における環境活動の促進 |
自然環境の保全と生態系の維持 | 低炭素まちづくり | 環境保全対策 |
繁茂拡大する竹林の整備 | 低炭素まちづくり | 協働による環境にやさしいまちづくり |
【安心】 住みよく、安心して暮らせる生活環境を創ります
成果の検証
「あんしん歩行エリア」交差点段差解消等の都市環境整備や保健・医療・福祉の連携による高齢者総合支援センターの拡充、認知症サポーターの養成などの高齢者支援が進んでいます。
また、特別支援教育の推進や病児・病後児保育の充実など、安心して子育てできる環境整備も進んでいます。
一方、北部地域のほ場整備実施地区内の耕作放棄地面積や生活交通の一部であるデマンド交通の利用者などは、前期実行計画の成果目標を大きく下回っています。
市民意識調査でも公共交通が不便であると指摘されており、生活交通の活性化・再生に積極的に取り組む必要があります。
景気や雇用については、宇部管内の有効求人倍率が改善傾向にあるものの、長期間の景気低迷、市内企業の合理化等による大量の離職者の発生など、喫緊の課題に対応するため積極的な対策が求められています。
進捗率の高い取組
成果目標の進捗率が75%以上と見込まれる取組の主なものは、以下のとおりです。
取組名 |
成果指標 |
目標値 |
実績 |
進捗率 |
---|---|---|---|---|
自転車・歩行者道の整備 | 整備 「あんしん歩行エリア」交差点段差解消箇所数(累計) |
349箇所 | 349箇所 | 達成 |
老朽化した市営住宅の建替え・改善 | 西岐波団地建替戸数 | 280戸 | 234戸 | 84% |
老朽化した市営住宅の建替え・改善 | 市営住宅ストック改善進捗率 | 68% | 67% | 99% |
都市環境の整備 | 道路事業進捗率(事業費ベース) | 93% | 78% | 84% |
都市環境の整備 | 下水道人口普及率 | 73% | 74.1% | 達成 |
中心市街地の活性化 | 中心商店街の空き店舗率 (基準値21.8%) |
12.4% | 14.3% | 80% |
災害に強い安全な環境づくり | 自主防災組織 | 100% | 100% | 達成 |
災害に強い安全な環境づくり | 丸尾港高潮防災工事進捗率 | 100% | 81.4% | 81.4% |
災害に強い安全な環境づくり | 配水管耐震化率 | 10.20% | 12.45% | 達成 |
災害に強い安全な環境づくり | 雨水整備率 | 22.2% | 21.8% | 98% |
地域ケアの推進 | 保健・医療・福祉サービス調整会議参加人数(人/年) | 1,880人 | 1,744人 | 93% |
認知症サポーターの養成 | 認知症サポーター人数(累計) | 12,800人 | 11,282人 | 88% |
障害者支援ボランティア等の確保と養成 | ボランティア奉仕員登録者数(累計) | 200人 | 176人 | 88% |
ご近所福祉の実施 | 地域福祉の拠点の立ち上げ数(累計) | 24箇所 | 20箇所 | 83% |
障害者の就労支援 | 民間企業障害者雇用率(宇部管内) | 2.00% | 1.88% | 94% |
安心して子育てできる環境づくり | 子どもが育てやすいまち」と感じる市民の割合 | 20% | 15.1% | 76% |
安心して子育てできる環境づくり | 病児・病後児保育利用児童延べ人数(人/年) | 6,100人 | 6,597人 | 達成 |
発達障害等のある児童生徒への支援 | 特別支援教育推進室での対応件数(件/年) | 115件 | 149件 | 達成 |
学校の耐震化 | 小中学校施設耐震化率 | 55% | 70.3% | 達成 |
産業振興による雇用の確保 | 有効求人倍率(実績は平成25年11月の宇部管内数値) | 1.00倍以上 | 1.00倍 | 達成 |
農業の担い手育成 | 企業の農業参入数(累計) | 10社 | 10社 | 達成 |
農業の担い手育成 | 認定農業者数(累計) | 105経営体 | 81経営体 | 77% |
※基準値から数値を低下させることを目標としている場合は、目標値、実績それぞれの基準値に対する差から進捗率を算出しています。
継続する課題と新たな課題
成果目標の進捗率が75%未満と見込まれ、今後もさらなる取組が必要な課題に加え、前期実行計画策定後の社会経済情勢の大きな変化等に伴い、新たに生じてきた課題としては、以下のとおり挙げられます。
さらなる取組が必要な課題
取組名 |
成果指標 |
目標値 |
実績 |
進捗率 |
---|---|---|---|---|
事故の起こりにくい安全なまちづくり | 人身事故発生件数(件/年) (基準値1,077件) |
800件 | 1,017件 | 22% |
農地の保全 | ほ場整備実施地区内の耕作 放棄地面積 (基準値19ha) |
0ha | 17ha | 11% |
生活交通としてのデマンド交通の運行 | デマンド交通の一地区の利 用者数(人/日) |
7人 | 3人 | 43% |
※基準値から数値を低下させることを目標としている場合は、目標値、実績それぞれの基準値に対する差から進捗率を算出しています。
新たな課題
産業力強化・雇用対策
中期実行計画への反映
課題 |
取組の方向性 |
施策 |
---|---|---|
事故の起こりにくい安全なまちづくり | 防災・都市基盤 | 都市環境の質的整備 |
事故の起こりにくい安全なまちづくり | 防災・都市基盤 | 歩行者と自転車にやさしい都市環境整備 |
農地の保全 | 産業力強化・雇用対策 | 農林業・漁業の担い手の確保・育成 |
生活交通としてのデマンド交通の運行 | 低炭素まちづくり | 生活交通の活性化・再生 |
産業力強化・雇用対策 | 産業力強化・雇用対策 | 産業振興による雇用確保の促進 |
産業力強化・雇用対策 | 産業力強化・雇用対策 | 地域ブランドの創出 |
産業力強化・雇用対策 | 産業力強化・雇用対策 | 新事業・新産業の創造 |
産業力強化・雇用対策 | 産業力強化・雇用対策 | 農林業・漁業の担い手の確保・育成 |
産業力強化・雇用対策 | 産業力強化・雇用対策 | 障害者の就労支援 |
産業力強化・雇用対策 | 産業力強化・雇用対策 | 高齢者・若者等の知識・技能の活用(産業活動) |
【健康】 市民みんなが参加して、健康づくりの輪を広げます
成果の検証
やまぐち食彩店等やエコファーマー認定者数の増加、総合的な食育や地域医療の提供体制の強化など、健康づくりの推進や地産地消への取組は概ね順調に進んでおり、市民意識調査の満足度も向上しています。
一方、40歳代・50歳代の特定健康診査や運動習慣の普及、地元食材を使用した学校給食の充実などの目標に対する進捗が十分でないため、中期実行計画ではさらなる取組の強化が求められます。
なお、軽疾患者の救急車搬送割合が年々増加しており、目標値と大きく乖離しています。救急車の適正な利用に関し、市民への啓発が必要です。
誰もがいつでもスポーツを楽しめる環境づくりや、地域のおいしい食材を市外・県外へとPRし、地域ブランドの創出につなげる地産地消外商への取組が必要です
進捗率の高い取組
成果目標の進捗率が75%以上と見込まれる取組の主なものは、以下のとおりです。
取組名 |
成果指標 |
目標値 |
実績 |
進捗率 |
---|---|---|---|---|
都市公園の整備 | 市民一人当たりの都市公園開設面積 | 14.10平方メートル | 14.14平方メートル | 達成 |
地域医療の充実 | 医療提供体制の強化に対する満足度が高い人の割合 | 70% | 75.3% | 達成 |
地域医療の充実 | 救急移送体制 | 4系統 | 4系統 | 達成 |
小中学校の食育の推進 | 1日1回以上自宅において家族全員で食事をする機会の割合(小学5年生) 【食生活に関するアンケートより(平成25年度実施)】 |
60% | 49.9% | 83% |
小中学校の食育の推進 | 朝ご飯を毎日食べる割合(小学5年生) 【食生活に関するアンケートより(平成25年度実施)】 |
100% | 85.7% | 86% |
地産地消の推進 | 販売協力店、販売協力専門店、やまぐち食彩店の店舗数(累計) | 40店 | 44店 | 達成 |
地産地消の推進 | エコファーマー認定者数(累計) | 135人 | 128人 | 95% |
継続する課題と新たな課題
成果目標の進捗率が75%未満と見込まれ、今後もさらなる取組が必要な課題に加え、前期実行計画策定後の社会経済情勢の大きな変化等に伴い、新たに生じてきた課題としては、以下のとおり挙げられます。
さらなる取組が必要な課題
取組名 |
成果指標 |
目標値 |
実績 |
進捗率 |
---|---|---|---|---|
健康づくりの推進 | 40歳代・50歳代の特定健康診査の受診率 | 15% | 9.9% | 66% |
健康づくりの推進 | がんの年齢調整死亡率(75歳未満全体)(人口10万人当たりの人数) (基準値96.6人) |
86.6人 | 90人 | 66% |
救急移送体制の強化 | 軽症患者の救急車搬送割合 (基準値39%) |
20% | 42% | -16% |
スポーツの振興 | ウォーキングなど運動習慣をもつ市民の割合 | 60% | 30.7% | 51% |
地元食材を使用した学校給食の充実 | 学校給食で使用する地元食材(野菜・果実)の使用率(金額ベース) | 30.0% | 20.1% | 67% |
※基準値から数値を低下させることを目標としている場合は、目標値、実績それぞれの基準値に対する差から進捗率を算出しています。
新たな課題
- スポーツコミッションの推進
- 農林水産業の強化と地産地消外商の推進
中期実行計画への反映
課題 |
取組の方向性 |
施策 |
---|---|---|
健康づくりの推進 | 医療・健康・長寿 | 健康づくりの推進 |
救急移送体制の強化 | 医療・健康・長寿 | 地域医療・救急医療の充実 |
スポーツの振興 | 文化・スポーツ | スポーツの推進 |
スポーツコミッションの推進 | 文化・スポーツ | スポーツの推進 |
地元食材を使用した学校給食の充実 | 産業力強化・雇用対策 | 地域ブランドの創出 |
農林水産業の強化と地産地消外商の推進 | 産業力強化・雇用対策 | 農林業・漁業の担い手の確保・育成 |
農林水産業の強化と地産地消外商の推進 | 産業力強化・雇用対策 | 地域ブランドの創出 |
【市民力】 人ぢからを高め、市民力を伸ばします
成果の検証
学校教育活動支援ボランティアの登録者数や、うべ若者サポートステーションにおいて進路が決定した人数は、目標を上回る成果を挙げています。
人権の擁護をはじめ、学校と地域社会の連携や文化の振興、高齢者・若者等の知識・技能の活用や地域資源とふれあう教育の実施などの市民力に関する取組は順調に進んでいます。
進捗率の高い取組
成果目標の進捗率が75%以上と見込まれる取組の主なものは、以下のとおりです。
取組名 |
成果指標 |
目標値 |
実績 |
進捗率 |
---|---|---|---|---|
人権教育・啓発の推進 | 宇部市市民意識調査の項目「認め合う社会づくりの推進」満足度の割合 | 46.0% | 51.1% | 達成 |
学校と地域社会の連携 | 学校教育活動支援ボランティア登録者数(累計) | 500人 | 1,210人 | 達成 |
文化芸術活動の推進 | 芸術祭出品者数・出演者数 | 2,600人 | 4,072人 | 達成 |
文化芸術活動の推進 | 芸術祭入場者数 | 16,000人 | 15,220人 | 95% |
若年者の労働能力の活用支援 | うべ若者サポートステーションにおいて進路が決定した人数(人/年) | 50人 | 117人 | 達成 |
高年齢者の労働能力の活用 | シルバー人材センター登録者数に対する派遣事業・受託事業就業者数の割合 | 80%以上 | 74.2% | 93% |
地域資源とふれあう教育の実施 | 植物講習会の参加者数(人/年) | 300人 | 330人 | 達成 |
地域資源とふれあう教育の実施 | 「ときわミュージアム」への入館者数(人/年) | 150,000人 | 141,053人 | 94% |
継続する課題と新たな課題
成果目標の進捗率が75%未満と見込まれ、今後もさらなる取組が必要な課題に加え、前期実行計画策定後の社会経済情勢の大きな変化等に伴い、新たに生じてきた課題としては、以下のとおり挙げられます。
さらなる取組が必要な課題
取組名 |
成果指標 |
目標値 |
実績 |
進捗率 |
---|---|---|---|---|
男女共同参画社会の実現 | 育児休業代替要員紹介件数(件/年) | 10件 | 4件 | 40% |
高等教育機関と連携した教育の推進 | 研究連携事業成果報告会の参加人数(人) | 150人 | 49人 | 33% |
高等教育機関と連携した教育の推進 | 大学等と連携した出前授業参加者数(人/年) | 600人 | 281人 | 47% |
新たな課題
- 学習や文化活動、地域資源とふれあう教育・交流の場としての「宇部市学びの森くすのき」の効果的な活用
中期実行計画への反映
課題 |
取組の方向性 |
施策 |
---|---|---|
男女共同参画社会の実現 | 地域・安心・人権 | 人権の擁護 |
高等教育機関と連携した教育の推進 | 子育て・教育 | 高等教育機関と連携した教育の推進 |
「宇部市学びの森くすのき」の効果的な活用 | 文化・スポーツ | 文化の振興 |
【地域ブランド】 地域資源活用による“宇部ブランド”を創造・発信します
成果の検証
うべ元気ブランドの認証件数や産業団地への企業誘致の取組成果は目標を大きく上回っており、うべふるさとツーリズムや産業観光バスツアーなどとともに、地域ブランドの創出に向けた取組は大きく前進しています。
また、ときわ公園の入園者数やUBEビエンナーレの来場者数が目標値を達成するなど、本市独自の観光資源は、徐々に認知度が高まっていると考えられます。
一方で、産学公連携による研究成果の実用化、事業化、起業化件数は目標値に対する進捗が十分でないため、さらなる取組の強化が求められます。
彫刻とふれあい、興味や関心を深めるために実施している彫刻清掃への参加者の増加など引き続き取り組むべき課題への対応や、リニューアル中の常盤公園動物園ゾーンをはじめ、地域の新たな魅力を生かしたブランド力の強化が必要です。
進捗率の高い取組
成果目標の進捗率が75%以上と見込まれる取組の主なものは、以下のとおりです。
取組名 |
成果指標 |
目標値 |
実績 |
進捗率 |
---|---|---|---|---|
UBEビエンナーレの開催 | UBEビエンナーレ来場者数 【平成25年度実績】 |
50,000人 | 51,800人 | 達成 |
彫刻とふれあい、親しむ学習機会の提供 | 彫刻教育普及事業への参加者数(人/年) | 600人 | 1,111人 | 達成 |
「うべ元気ブランド」認証制度の実施 | うべ元気ブランド認証件数(累計) | 20件 | 29件 | 達成 |
市長のトップセールスやイノベーション大賞の創設による企業誘致 | 産業団地企業立地件数(累計) | 48件 | 52件 | 達成 |
常盤公園での様々なイベント開催 | 常盤公園入園者数(万人/年) | 42.0万人 | 42.2万人 | 達成 |
産業観光バスツアーの企画・実施 | 産業観光バスツアー参加者数(人/年) | 1,500人 | 1,668人 | 達成 |
「うべ探検博覧会」や都市と農村をつなぐ「グリーンツーリズム」などの「ふるさとツーリズム」の実施 | うべふるさとツーリズムへの参加者数(人/年) | 1,000人 | 1,335人 | 達成 |
継続する課題と新たな課題
成果目標の進捗率が75%未満と見込まれ、今後もさらなる取組が必要な課題に加え、前期実行計画策定後の社会経済情勢の大きな変化等に伴い、新たに生じてきた課題としては、以下のとおり挙げられます。
さらなる取組が必要な課題
取組名 | 成果指標 | 目標値 | 実績 | 進捗率 |
---|---|---|---|---|
産学公連携による新産業の創造 | 産学公連携による研究成果の実用化、事業化、起業化件数(累計) | 80件 | 40件 | 50% |
市民活動団体の彫刻清掃活動への支援 | 彫刻清掃延べ参加者数(人/年) | 800人 | 247人 | 31% |
新たな課題
- リニューアルされる常盤公園動物園ゾーンなど新しい魅力を生かしたブランド力の強化中期実行計画への反映
- 豊かな自然など地域の魅力を生かしたブランド力の強化
中期実行計画への反映
課題 |
取組の方向性 |
施策 |
---|---|---|
産学公連携による新産業の創造 | 産業力強化・雇用対策 | 新事業・新産業の創造 |
市民活動団体の彫刻清掃活動への支援 | 文化・スポーツ | 彫刻の文化の継承 |
ときわ公園のブランド力強化 | ときわ公園全国ブランド化 | 常盤公園の整備・活性化 |
地域の魅力を生かしたブランド力の強化 | 産業力強化・雇用対策 | 地域ブランドの創出 |
地域の魅力を生かしたブランド力の強化 | 観光・にぎわい | 観光資源・観光ビジネスの創出・活用 |
地域の魅力を生かしたブランド力の強化 | 観光・にぎわい | シティセールスの推進 |
【まちづくりの共通基盤】 元気なまちづくりを推進するために
成果の検証
行財政改革をはじめとする効率的・効果的な行政経営により、目標値を上回る財源を創出しました。
また、ビッグプロジェクトに対する各種「市民委員会」の設置や提案型協働事業など、市民との協働についても積極的に取り組んできました。
市民意識調査における「自治会など地域コミュニティ活動への支援」や「市民と行政が協働して行うまちづくりの推進」に対する満足度も目標値と大きな差はなく、地域コミュニティ充実への取組が進んでいると考えられます。
今後の人口減少、少子高齢化のさらなる進行に伴い、市の自主財源の確保はますます厳しくなることが予測されることから、さらなる行財政改革の推進と市民をはじめ民間との協働によるまちづくりへの取組が求められます。
進捗率の高い取組
成果目標の進捗率が75%以上と見込まれる取組の主なものは、以下のとおりです。
取組名 |
成果指標 |
目標値 |
実績 |
進捗率 |
---|---|---|---|---|
市民との情報共有 | ホームページのアクセス件数(件/月) | 80,000件 | 62,000件 | 78% |
市民協働システムの推進 | 市民協働によるビッグプロジェクトへの取組数(累計) | 2件 | 5件 | 達成 |
市民協働システムの推進 | 提案型協働事業数 | 20事業 | 17事業 | 85% |
行財政運営改革 | 4年間の財源創出額 | 40億円 | 59億円 | 達成 |
行財政運営改革 | 普通会計建設地方債の残高 (基準値601億円) |
500億円 | 444億円 | 達成 |
自主的な地域運営の支援 | 市民意識調査における「自治会など地域コミュニティ活動への支援」の満足度 | 40.0% | 36.9% | 92% |
自主的な地域運営の支援 | 市民意識調査における「市民と行政が協働して行うまちづくりの推進」の満足度 | 35.0% | 41.1% | 達成 |
消防広域化の推進 | 消防広域化の取組進捗率 | 100% | 100% | 達成 |
※基準値から数値を低下させることを目標としている場合は、目標値、実績それぞれの基準値に対する差から進捗率を算出しています。
継続する課題と新たな課題
成果目標の進捗率が75%未満と見込まれ、今後もさらなる取組が必要な課題に加え、前期実行計画策定後の社会経済情勢の大きな変化等に伴い、新たに生じてきた課題としては、以下のとおり挙げられます。
さらなる取組が必要な課題
取組名 |
成果指標 |
目標値 |
実績 |
進捗率 |
---|---|---|---|---|
広域連携の推進 | 定住自立圏に関する連携事業数 | 3件 | 0件 | 0% |
新たな課題
- 公共施設等のあり方の検証
- 協働のまちづくりを推進するため、市民から多くの意見や提案を聴取する仕組みづくり
中期実行計画への反映
課題 |
取組の方向性 |
施策 |
---|---|---|
広域連携の推進 | まちづくりの共通基盤 | 広域的な行政経営 |
公共施設等のあり方の検証 | まちづくりの共通基盤 | 効率的・効果的な行政経営 |
市民との協働のまちづくり | まちづくりの共通基盤 | 市民との情報共有 |
市民との協働のまちづくり | まちづくりの共通基盤 | 市民との協働 |
関連情報
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〒755-8601 宇部市常盤町一丁目7番1号
- 市の総合的な政策の企画立案・調整及び進行管理、重要な分野別の計画及び施策の調整に関すること
電話番号:0836-34-8113 ファクス番号:0836-22-6063